失業して一番困ること・・・・。

失業して一番困ること。

当然収入がなくなること･･････じゃないんです。もちろん定期収入がなくなるのが後々響いてくるのは確かですが・・・・。なぜ定期収入がないと困るのかが困るんです。ってなに言ってるんだか。

実は失業すると支出が増えるのです。しかも逃れることのできない支出が・・・。

 

 

２１年度の市県民税の通知が来ました。

今年の収入は０円なのに、高額の税金を払えという通知が。

サラリーマンを続けていると分割で払っていたのでなかなか実感できませんでしたが、税金や年金は、前年の収入で決まり、まとめると結構な金額になるんです。そして前年は困ったことに結構残業や休日出勤（そういえば冬もＧＷも夏も休みなかったなあ）をしていて、割と年収があったんです。

仕事をやめた時点で年金の請求が２１年度分、１８万円来てまして、これはすでに払っております。で、これを払ったことですっかり安心しきっておりました。

そう市県民税があったんです。

１年分２６万円。私の場合、独身で、少なくてもある程度の貯金があったから何とか払うことができますが、貯金のないカツカツの生活している人はどうやって失業期間を生きていけばいいのやら。

以下、失業して払うお金（払った金額）を羅列いたします。

５０歳で前年の年収４５０万円ぐらいの場合

健康保険＞＞毎月２７０００円（これが大問題で失業前、半分は会社が負担してますので失業したとたん会社員時代の２倍の請求が来ます。保険証要らんといっても通用しません）

国民年金＞＞年間１８００００円

市県民税（豊田市の場合）＞＞年間２６１１００円

計７６５１００円／１年分

車買えるやん・・・。ひょっとして年貢並み？

もちろんこれ以外に食費や光熱費、ガソリン代などがかかるわけです。

しかも、これらは２１年の５月から２２年の４月までの分ですので、私の場合失業した今年の２月から４月までの分も払いました。

つまり、失業した時点でおよそ１００万円がお上の手中へ行っちゃったんです。

 

まあ、ほっとくと怖い方々が差し押さえにいらっしゃるので、明日払ってきまーす。

タグ：市県民税 国民年金 健康保険

コメント 2

確かに転職でなく、退職したままになると思わぬ失費がわき出てきますよね。私は健康保険は国保に切り替えずに２年間は延長しましたので、恐ろしく高額な国保の保険料は避けられましたし、その後のマイナス申告のおかげでかなり少額で国保に加入できました。

それにしても収入がなくて、租税の支払いが次々舞い込んでくると、収入があったときにはもっと高額な年貢を納めていたことを実感します。　欧米のようにサラリーマンであっても各自が申告して各種租税を支払うカタチにすれば税金の負担をもっと身に染みると思います。天引きだと実感が薄いですよね。実感が薄いがために選挙投票率が下がって、民意とズレた結果が生まれ、一部の政治家と高級官吏のやりたい放題になってしまっていると感じます。

by kanchi (2009-06-16 22:42) 

こういう税金の話って、学生>社会人一直線だと、一生無関心のままかもしれませんねえ。失業して初めて税金の無駄使いに真剣に腹が立つようになりました。卒業してから就職する前に「社会人になったらこうこうの税金がかかってこれだけ払わなくてはいけませんよー。」って授業が必要だと思います。あと、税金の使い道に国民の賛否を問うシステムが必要だと感じています。
by MHR (2009-06-17 10:25)