やっちゃいましたねヤマハさん・・・じゃなくてー。新型V-MAX参上。 [車、バイク]
今日は久しぶりの雨のない土曜日です。
先ほどスクーターのリコール対象部品の交換が済んだ旨の電話があり、弟がビーノに乗って行きました。
しばらくすると「ドロドロドロ」いう音が家の前に止まりました。
あれ、もう帰ってきた?
燃料ポンプ換えたら、えらくでかくなって帰ってきたなあ。
(タンクの上にはモニターが。その前のダイヤルみたいなのがキーだよん。)
顔つきまで変わってるー。
フロントブレーキもダブルディスクに。キャリパーなんかラジアルマウントの6ポッドにしてもらっちゃった。よく止まりまっせー。
マフラーなんか4本に増えちゃって。
おおっ。シリンダーも4つになってる。
元がスクーターだとはとても思えない大改造。
チューニングしたら200馬力になっちゃって。
ホイールベースなんか1700㎜に引き伸ばして。(ツアラーのBMWR100RSより、20センチも後ろに後輪がついてる)
って、うそぴょーん。((とっくにばればれ)
というわけでご近所のおっちゃんがGL1800を売ってこれに乗り換えました。
新型V-MAX。
それもわざわざ逆輸入の200馬力バージョンを赤男爵で。
GLにのっているぐらいですから、基本ツアラーな人なのに。
「死ぬまでに一度乗ってみたかった」って。あんた俺より10歳以上若いじゃん。
「いやあ乗り易いわー。」そりゃGL1800の400㎏からすりゃ(それでも300㎏あるらしい)軽いわな。
「3速までしか使えん。5速しかないのが不満だったけど、こりゃいらんわ。」そりゃ200馬力だもんね。
「今から慣らし行って来るねー」がんばれー、今ならサービスエリアのスターだ!
というわけで今から高速道路をぐるっと1周してくるそうです。
すごくきれいなバイクです。チタンやステンレスやマグネシウムなどの軽量素材がふんだんに使われてます。(基本、茶色い部分はマグネシウムの地色だとか)
なにより塗装がきれー。フレームのシボ塗装もとっても素敵でした。
シートもまるで高級家具のよう。さすがピアノ屋さんです。
この仕上げなら、存在感なら250万円も安いよこれ。
相変わらず15リッターしか入らないシート下のタンクがネックみたいです。
実測リッター9㎞の燃費も。
*どうもマフラーがおちょぼ口の国内仕様のよう。そういえば日本の規制を通らないと輸入できなくなったんですよねー。赤バロンのやつだからあやしいなあ。どなたかわかる方いらっしゃいますかー。
某所に入荷したフルパワー車のマフラーの写真。明らかに径が違います。赤バロンのやつはマフラーで対応したらしいので当然フルパワーはでないよなあ。フルパワーとして売っていいものでしょうか(本人に言うべきか悩むところです。)
追伸 2011年、あまりの故障の多さに辟易して、売っぱらわれてしまいました。あまり機械としての信頼性は高くないようです。結局トライアンフのロケット3の2300に化けてしまいましたとさ。ちゃんちゃん。
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超ビックなバイクですね~。 私は2ストのKH,RDやRZを乗り継いでGL500で二輪を降りちゃった口なので、縁がないバイクです。
ろころで記事で記載されていましたが、GL1800なんてのもあったんですね。私が乗っていた頃はアマゾネスが一番大きかったかと記憶しています。
10年前くらいにドゥカの900SSを預かった事がありますが、ビビって乗ることはありませんでした。預けた人はクルマ関係のブローカで、一度ホンダの楕円ピストンのNS(でしたっけ?)バイクを買わないかと打診してきた人なのです。楕円ピストンのバイクはまともに市販されたんでしょうかねぇ?
by kanchi (2009-07-04 17:27)
kanchiさまありがとうございます。
GL500懐かしいです。当時免許がなく、GL400>CX400と乗り継ぎ、CX400で練習して大型をとりました。
今でもCX400とGL400カスタムを持っています。
アマゾネスはワーゲンエンジンの1600CCでしたが、今2輪の最大排気量はトライアンフの2300CC、それも3気筒です。
このV-マックスも1600CCあります。
楕円ピストンはNR750ですね。ちゃんと市販されました。確か500台限定だったかな。当時で520万円の手作りのゴージャスバイクでした。(NSXと同じ工場で作っていたと記憶しております。)
GPに出ていたNR500はまったくいいところなしで終わりましたが、その後750CCに排気量を拡大してルマン24時間で活躍したこともありましたねー。それのレプリカとして限定発売したのがNR750でした。(もっともレーサーのレプリカじゃなくスーパースポーツとして発売されたのですが。当時楕円ピストンの250CC2気筒も発売されるってうわさがありましたが、バブルの崩壊とともに消滅しました。)
by MHR (2009-07-04 19:31)
こんがんは! だんだん思い出しました。アマゾネスはワーゲンからミッション付でキャリーオーバーしたのでバックギア付きだったんですよね。
WGPでのNRはアレックス・クリビーレの頃でしたか?(この辺の記憶が怪しいんです)。 成績が芳しくなくて並行して別のモデルも出走していたと記憶しています。
私の乗っていたGL500はシャフトのガタに悩まされました。クルマのバックラッシュみたいな微妙ながたつきです。
それにしても2300ccとか1800ccとか大型バイクの排気量は大きくなっていたんですね。
乗らなくなった頃、事故多発でドイツ国内でのリッタ以上の排気量を持つバイクの原則販売禁止が出て、あまり排気量拡大はないだろうと思っていたので浦島太郎の気分です。
自分にとってはKHのガソリンタンクにカストロールを足してオイルスモーク吐きまくりで走っていた頃が一番楽しかったですね。
by kanchi (2009-07-05 00:47)
GL1800からV-MAXですか。
まさに180度転換ですねえ・・(笑)
それにしても、15Lで燃費9キロとは・・・
モトクロッサー並みの航続距離ですかねえ。
by 二兎を追う男 (2009-07-06 22:51)
NRはスペンサーと片山高済が乗って、結局どうにもならずにNS500の3気筒にバトンタッチして、NS500はスペンサーをチャンピオンに押し上げましたよねー。V8エンジンを無理やり4気筒化(レギュレーションで4気筒までの制限あり、この後楕円ピストンも禁止。これは4輪F1のレギュレーションにも楕円ピストンは禁止する旨を追加させてしまう事態となりました。)したようなエンジンもですが、アルミのカウリング型モノコックフレームや、スプリングが外にある倒立のサスペンション、初期のやつなんかマフラーがエンジン上を通るなど、ほとんど走る実験室でした。
GL系はシャフトのがたは故障ではありません。エンジンのトルクの脈動を均すため、およそシャフト半回転のバックラッシュをとってあるそうです。ですからアクセルを開けている限り、あれほどスムーズなんですね。(重量のせいもありますが)
私も20歳まで2スト単気筒専門で、SR400にノルマではDTやハスラーばっかり半年ごとに乗り換えてました。オイルにカストロール足すのも同じですねー。
二兎を追う男さまありがとうございます。
リザーブを考えると100km弱しか走れない計算になります。どうしてこれがアメリカで受け入れられるのか不思議です。(チョッパー扱い?)
by MHR (2009-07-09 00:07)
片山高済>片山敬済でした。
あと、ミックグラント、ロンハスラムが乗りました。
天才スペンサーをもってしても表彰台もおぼつかず。
でもあの技術が今のMOTOGPマシンに生きている(と思いたい)のです。
by MHR (2009-07-09 21:30)
>どうしてこれがアメリカで受け入れられるのか不思議です。
ドラッグレーサーのイメージなので、街乗りして信号で見せびらかすのがメインなんですかねえ・・・
こちらは個人がバイクで集まって見せびらかすショーも多いようなので、そういうのに出るのか。
カウルなしで高速巡航は大変でしょうし、長距離はトレーラーに乗せて車で引っ張る。
昔の英車でも、米国仕様はヨーロッパよりタンク小さいんですよね。国土が大きいのに、何考えてるんだ、と思います。
by 二兎を追う男 (2009-07-09 23:18)
そういえばGSX-R1100もアメリカ19リッターに対してヨーロッパ21リッターとか、VF1000Rもヨーロッパ24リッターに対して確か20リッターぐらいのベターっとした、かっこ悪いタンクでしたよねー。タンクが小さいのがかっこいいのでしょうか。あんなだだっぴろいところ走るんだからパリダカールのような35リッターぐらいのタンクが似合うと思うんですけどねー。
でも、イージーライダーのキャプテンアメリカは文句なしにかっこよかった!
by MHR (2009-07-11 14:07)