SSブログ

2009年8月4日 BMWR100RSで行く7年ぶりの北海道 その5 道内2日目 留萌黄金岬>稚内 [北海道ツーリング]

2009年8月4日 曇り 北海道上陸2日目。

CA3C0057.jpg

朝7時起床。気温が25度あり、ちと暑い。1時間かけて片付けて黄金岬を8時出発。オド48844km。

CA3C0060.jpg

8時25分留萌線留萌(るもい)駅に到着。増毛(ましけ)駅の入場券を購入します。観光客用4枚で640円です。これで終点駅の入場券コレクションが増えました。(北海道最東端の根室本線根室駅、最南端の函館本線函館駅の入場券は前回ゲット済み)

ここからはR232の海岸線をひたすら北上し宗谷岬を目指します。

CA3C0061.jpg

昨日撮り損なった留萌の看板。引き返して撮ったため、ほんとうは向こうから来ています。

CA3C0064.jpg

上の「るもい」と同じ場所に立つ「おびら」の看板。町の入り口で看板を撮り損なっても、町の境には当然このように両方の看板が立っているので大丈夫です。上の場所と同じなので、これも目的地は向こうになります。

CA3C0069.jpg

CA3C0070.jpg

小平の重要文化財「花田家の鰊番屋」。

CA3C0067.jpg

隣に道の駅が立ってますが写真撮り忘れたー。 (上の写真の真ん中が道の駅)

CA3C0071.jpg

「とままえ」左は灰色の日本海。一日中こんな天気で、北に行くほど気温が下がってきました。

CA3C0065.jpg

CA3C0066.jpg

苫前町上川グリーンヒルウィンドファーム。道からは数基しか見えませんが、右奥に全部で39基の巨大な風力発電機が回っているそうです。それを知ってたら見に行ったのに。

CA3C0076.jpgCA3C0077.jpg

10時、苫前の道の駅「ふわっと苫前」でお風呂を発見するも、お役所仕事で10時半から。泣く泣く見送りました。

CA3C0078.jpg

羽幌(はぼろ)町に入ります。

CA3C0081.jpg

なんか町のシンボルらしい鳥。名前を忘れてしまいました。オロロン鳥だっけ?

CA3C0080.jpg

羽幌町の街灯。 

CA3C0082.jpg

羽幌町の廃屋。 

CA3C0083.jpg

「しょさんべつ」ここには天文台があり星の町として有名です。

CA3C0085.jpg

10時45分、道の駅「ロマン街道しょさんべつ」で、再び温泉発見。11時からとこちらもお役所仕事ですが、今度は待ちました。500円を支払います。

CA340064.jpg

結構広く満足。他に客がいないので防水携帯W42CAの出番です。

CA340066.jpg

露天風呂もあります。

CA340068.jpg

すぐ日本海。絶景です。

CA3C0087.jpg

少し早いけどお昼。地元産の粉を使ったざるそば520円。と、

CA3C0086.jpg

CA3C0088.jpg

これまた地元産の「ふぐの照り焼きどんぶり」980円。おいしゅうございました。

CA3C0096.jpg

CA3C0097.jpg

12時出発。さてこれは何の写真でしょう。

CA3C0091.jpg 

足元を見るとバラスが撒いてあります。そうです。1987年に廃線となった羽幌線の跡です。道路に併走してずっと続いてました。穴沢という地名でした

CA3C0092.jpg

ずっと歩くと鉄橋がありましたが、ここに来るまでに、大量のなにかのう*こが落ちてました。ひょっとしてあれが熊さんの?早々に退散。

CA3C0100.jpg

しばらく旧国鉄羽幌線跡と並走。  

CA3C0098.jpg

遠別町から国道をはずれ海岸線の「開拓農道町道浜更岸線」へ左折。一直線の牧草地を走る絶品の道です。

CA3C0103.jpg

視界をさえぎるものが何もありません。パースの消失点というものを初めてこの目で見ました。

CA3C0106.jpg

有名なサロベツ原野の少し手前の無名の道でしたがすばらしい景色でした。

CA3C0110.jpg

みんな大好き牧草ロール

CA3C0111.jpg

1時15分、R232にもどり道の駅「てしお」で休憩。ここで今回最大の悲劇の序章が幕をあけたのです。

トイレから戻ってセルを回すと今回最初の「かちん」。それっきりうんともすんともいいません。幸い数分したら復活したので、とりあえずこれからはエンジンを止めないようにしようと決心したのでした。

なぜこんなことが起こるかというと、このBMWR100RS(このエンジンを積んだRシリーズ全般に)はセルに致命的な欠陥(造ったほうはそう思っていないようですが)を持っているのです。モーター内のマグネットが接着剤のみで貼り付けてあり、50000キロぐらいでそれがはがれて、壊れてしまうのです。もちろんセルの使用頻度にもよりますし、壊れない個体もあるようですが。出発前は調子よく回っていたので、このツーリングは持つだろうと希望的判断をしたのですが、どうやらそれが間違っていたようです。

ともかく稚内まで行けば全国チェーンのバイク屋さんのレッドバロンがありますし、エンジンは絶好調なのでとにかくとめなければ何とかなりそう。

1時半、どきどきしながらも出発。すぐに左折すると目の前にこんな景色が広がります。

CA3C0113.jpg

これが有名なオロロンライン。

CA3C0116.jpg

オトンルイ風力発電所。28基の巨大な発電機が並びます。

CA3C0114.jpg

数機プロペラを下ろして修理してました。近くに専用のクレーンがあります。

CA3C0118.jpg

分かる人にはわかるサロベツ原野にぽつんと佇むスノーシェルター。 

CA3C0122.jpg

幌延町(ほろのべ)を通り。

CA3C0130.jpg

サロベツからの利尻富士。  

CA3C0120.jpg

豊富町。電柱も照明もありません。

北はあいかわらず曇ってます。そして北に行くにつれ、気温はますます下がっていきます。

CA3C0123.jpg

後ろを振り向くと晴れ。

CA3C0133.jpg

オロロンラインの清明付近でで50000㎞を突破。2㎞過ぎてから気づき、ちょうどの写真を撮りそこないました。悔しかったです。

CA3C0136.jpg

CA3C0134.jpg

夢はいつか終わります。30分後、道が唐突に終わり、とうとう最果ての町稚内へ。

続く

1280px-Roadside_Station_Obira_Nishinbanya_01.jpg 

*ウィキペディアから当時の「道の駅おびら鰊番屋」の駅の写真をお借りしました。1996年開駅。2019年現在では近代的な巨大な建物に建て代わってます。 (2015年のハイゼットでのドライブ参照)こっちの方が風情があっていいじゃんと思いましたが、確か2階がトイレじゃなかったっけ。多少の不便を感じたような記憶が。

wikipedia「道の駅おびら鰊番屋」

Mugu-shisai - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンク<撮影者のリンクです。

道の駅公式ホームページ「道の駅おびら鰊番屋」・・・建て替え後の写真はこちら 

 


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 3

コメント 2

二兎を追う男

手塩から稚内までの海沿いの道、25年前はダートでしたが、流石に舗装されていますね。
豊富町、懐かしいです。
あのあたりの稚咲内というところの砂浜で野宿して、豊富温泉に入りに行ったのが思い出されます。


by 二兎を追う男 (2009-08-10 01:40) 

MHR

二兎を追う男さまありがとうございます。
私が最初に行った93年には半分舗装されていたそうです。(実際走った弟談)。
そのころ走ってみたかったあ。
そういえば93年時点では道東の昆布森の海岸線はダートでしたが今回行ったら舗装済。三国峠もそうでした。
北海道も全線舗装になってしまうのでしょうね。
未開(失礼!)の北海道を走った二兎を追う男さんがうらやましいです。
by MHR (2009-08-10 13:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

にほんブログ村 バイクブログ バイクいじりへ
にほんブログ村
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村