BMWR100RS-タペット調整の威力。新城市の四谷千枚田へ試走。 [バイクでツーリング]
R100RSのタペット調整までしながら、日没時間切れでやってなかった試走をしました。
いままで始動直後はアイドリングが安定するまで時間がかかりましたが、調整後は1分ぐらいでこのとおり。恐ろしく安定しています。その代わりカチャカチャとえらくにぎやかです。これについている丸いロッカーカバーは肉厚が薄いためよく響きます。ノーマルの角ばったやつだと肉が厚いので、もっと静かになるんでしょうね。
あと、ガスケットを交換していないため、カバーの継ぎ目からオイルがたれてます。ただ、ここは圧がかかるわけではないので、どれぐらい漏れるか確かめたいと思います。一応ウェスでふき取ってから出発しました。
走り出してすぐタペット調整の効果が現れました。トップギア1500回転、およそ時速40kmが実用範囲になりました。この速度で流 していて、アクセルを開けても今までのように息つきしません。ぐいぐい引っ張っていきます。減速時のアフターファイヤもなくなりました。エンジンブレーキ が今まで以上に効くのがわかります。遅い車の後についていくのもぜんぜんストレスを感じません。もっと早くやっとけばよかった。(北海道行く前に!)キャ ブのオーバーホールと点火コイルの交換はとりあえず延期できそうです。
まずはいつもの道の 駅「作手手作り村」へ。猛烈な風と低気温にも負けずバイクが一杯来てます。
手前は生産中止となったビューエル。乗ってみたかったなあ。
そ の向こうは
ホンダの横エンジン グループ。モンキー、ゴリラ、ダックスの軍団です。お金かかってました。
おおっ、マメタ ン!。
レーサーレプリカ全 盛期を飾ったVFR400RとアプリリアRS250。たしかガンマのエンジンでしたね。
新旧SRX。400 かなあ。
ここの常連さん。 CB750K4ぐらいか。
相変わらず止まらな い、オイルプレッシャースイッチからのお漏らし。
R301を少し戻っ て、R420へ。そこからR257にでて右折するとこんな標識が。
ツーリングマップルにもでてませんでした。仏坂トンネルは載ってますので ここを目標にします。
村おこしのかんば ん。
まったく観光化され ていませんが、ささやかな駐車場が作ってありました。奥に連なる茶色い部分がすべて階段状の田んぼです。
下からの景観。千枚 田は上から見るほうがきれいなので、奥に見えている白いガードレールのあたりまで行ってみました。
上から見下ろしたと ころ。
右側のガードレール が見えていたものです。棚田は奥の山のすそまでずっと続いてます。
このアングルがベス ト?
これもいいねえ。
水 が入る6月か、稲穂の実る10月にもう一度こよっと。
バイクも入れてっ と。逆光なので色がいまいちです。根性があれば鞍掛山の上まで登って、もっとすばらしい景観を見ることができそうです。
帰りはR420に のって、新段戸トンネルを抜けます。この道は元は林道レベルの道で、細いくねくね道でした。このトンネルの開通ですばらしい快走ロードとなったのです。久 しぶりに旧道を見たくなったのですが。
なんと元国道が、林 道に格下げ。しかもゲート付きに。
ふたたびトンネル入 り口に戻ると温度表示がありました。ソーラーで表示しているのですが、実はソーラーの電力だけでは、これだけの数のLEDを常時点灯させることはできませ ん。(6Vのバイク用のテールライトだとバッテリーでの点灯は5個同時が限界でした)そこである工夫がしてありました。この写真では上の文字も温度表示も 点灯しているようには見えませんが、肉眼でははっきりと文字が光って見えています。
もう一枚とって見ま す。赤い部分が点灯している部分です。文字も変な表示になっていますが、これまた上の文字も含めて肉眼では全部点灯しているように見えます。
じ つはこれカメラのモニターで見るとわかるのですが、文字がぐるぐる順番に点灯していくのです。それを目で見ると全部いっせいに点灯しているように見えるわ け。つまり一度に点灯させるのは数個だけ。それを高速で順次点灯させることによって、すべての文字が点灯しているように見せているのです。たぶん。(以上 推測です。間違ってないとは思いますが)
表示されている温度は6度。風がバイクを流すほど強烈なこともあいまって、非常に寒いツーリングと なりました。
それでもこのR100RS。つま先はシリンダーからの熱でホカホカと暖かく何とかがんばれます。風にさらされないためグローブ も夏用でOK。すごいすごい。(頭は冷え切ってましたが)
ここではたと気づきました。なにをって?R100RSで時々話題になる左右ステッ プの位置のなぞです。
真上から見るとス テップ位置が左右違うのがわかるでしょうか。水平対向エンジンですのでコンロッド幅分だけ右のシリンダーが後ろにあります。それにあわせて右のステップも 後退しているのです。
おかしいと思いませんか?国産車なら左のステップを右ステップの位置にあわせて下げるはず。
たぶん、た ぶんですが、もし左のステップを下げてしまうと、左足とシリンダーとの距離が離れてしまい暖かさが逃げてしまうのではないかと。つまりステップ位置がこう なっているのは左右の足の温度を同じ温度に保つためではないかと。
右ステップ。よく見 るとカウリングも左より後ろまで延びています。
左側。ステップ (足)とシリンダーとの距離が右と同じです。カウリングは当然右より前になります。
たぶんこれが正解だと思います。夏は地獄ですが。
こ れってやっぱり冬のバイクなんですねー。
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流石は日本、やはりバイクはいろいろありますねえ・・・
マメタン、懐かしいです。
ありましたね~
山里の景色もいいですね。
by 二兎を追う男 (2009-12-09 11:22)
小電力のためなのかは?ですけれど、目で見たとおり撮影するならば、カメラのシャッタースピードを低く設定すれば良いのではないかと思います。 任意に設定できなければ、夜景モードといったスロー・シャッターにたる撮影モードを選択すれば良いかと。
バスや電車の LED 方向幕を撮影している方達は、東急車輌はいくつ以下で、川崎はいくつでも大丈夫ととか情報交換しているようです。 概ね 1/125 ばらば確実の様ですけれど方向幕の撮影ないのでヨタ情報だったらごめんなさい。
by kanchi (2009-12-09 17:08)
電源周波数を周波数変換によってアップ・コンバートして高率を上げているのかもしれませんね。 それで高周波点滅して点滅間隔を調整することによって見かけの明度を変化させているのかもしれません。
専門的に勉強したはずなのですが、アタマにのこっておらず、研究したFFTぐらいしか専門知識が残っておらず、もしかしたら今回のコメントも的はずれかもしれません、悪しからず。
by kanchi (2009-12-09 18:25)
二兎を追う男さまありがとうございます。
こういう学生御用達の入門用バイクが今はないような気がします。
ここにも若い人は非常に少なくなってます。ほとんどが40-50歳のリターンライダーみたいですねえ。
by MHR (2009-12-09 19:00)
kannchiさまアドバイスありがとうございます。
こういういい加減な憶測で書いた記事にもきちんとコメントしてくださる方がいて心強いです。
携帯のカメラなのでスローシャッターはありませんね。まあ、記事用の写真なので役目は果たしてると思います。
唯一のコンパクトデジカメファインピックスF700が壊れてますので、最新のやつが欲しい今日この頃ですが、複雑すぎて面倒くさくなってしまっているので、使い勝手で携帯のカメラに負けないで欲しいです。
by MHR (2009-12-09 19:09)