アニメ「風立ちぬ」への若い技術屋さんからの非難。 [ドラマやらアニメやら]
「風立ちぬ 計算尺」でググってたら、若い技術やさんのアニメに対する非難が出てましたー。
曰く「人殺しのための兵器を作っているというのにその葛藤が描かれてない」そうです。
私の母は戦時中女学生だった世代ですが、一億総玉砕といって、国中がアメリカを叩き潰すつもりで頑張っていたそうです。今の朝鮮と同じで誰もが日本は世界一の強国だと疑ってなかった。
学徒動員と言って女学生までも駆りだされて鉄砲の弾を作っていたのです。
堀越技師が零戦を作った頃は日本が負けるとは誰も思っていなかった時代。
特攻隊の人たちは本気で日本を守るために死んでいったわけで。
そんな中で「人殺しのための兵器」を作ることに葛藤していた人がいたのか。(いたら思想犯として捕まっていた)
きっと堀越技師の中では「人殺しのための兵器」ではなく「戦争に勝つための兵器」だったんだと思います。
実際そんな葛藤があったなら零戦は生まれてなかっただろうなあ。
その若い技師さんは松本零士氏の「ザ・コックピット」みたいなのを期待してたんだろうね。
母曰く「そういう時代だったからね。しょうがなかった。」だそうです。
というわけで「風立ちぬ」
ファンタジーですからね。実話じゃありませんよー。
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映画を観て来ました。
その中でちゃんと、技術屋としての視点を説明していたと思いますけど・・・・・・???
その若い技術屋さんには、「point of view」によって見方が大きく変わることを実感してほしものです。
ちょっとずれるけど、「人生は、trade off の連続だ」とも。
P.S.
家の母親は校庭を畑にして耕していたそうです。
お芋、大好き。
by かある (2013-07-28 20:10)
かあるさんありがとうございます。
視点の相違ですね。
視野が狭くなってる?
trade offは鋼の錬金術師で言っていた「等価交換」ですかね。
あるいはholicで言っていた「世の中に偶然はない、すべてが必然」
あ、それてきた。
母も芋作っていたようです。
「ひもじかったけどそれなりに楽しんでいたよ」とも言ってました。。
by MHR (2013-07-29 01:53)
こんにちは。
ウチの親戚にも、戦争に行ったり、海軍の主計局とかにいたりした大叔父が居たりして、色々話は聞いてます。
若い技術屋さん?の非難は、今の時代だから…という気がしますね。
歴史や時代背景とかを知らないで、(何処かの国みたいに、自分の都合の良い様に捏造&解釈したり)言っているだけじゃ??
by HIRO (2013-07-30 21:14)
HIROさんありがとうございます。
私も戦争を知らない世代ですが父母たちが青春時代に戦争を体験したことは話を聞けるだけ幸せなことだと思います。
by MHR (2013-08-01 01:04)