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S110Vハイゼットバン エアコンプーリーの修理 その1 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

はた、と気づいたらもう2月も中盤。

あまりの寒さに体が言うことを効かず、やらなきゃいけないことが山積みなのにやる気が起こらず困ってます。

さて前回、音が出始めてなんとかしなくちゃならない状態になったハイゼットのエアコンプーリー。

なんやかんやで結局注文しといた中華製ベアリングが、AMAZONへの発注から2週間がかりで北京から届きました。

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中華製発注するといつも思うけど、この梱包はなあ。クッション無しのビニール袋。

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当然箱は潰れてます。まあベアリングだから無問題ですが。

送料稼ぎで同じ会社製のもう一点も同梱。

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もういかにもNSKのパクリと思われる箱。何処にも「MADE IN CHINA」の文字は無し。

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これが品番。安直に内径X外径X厚さのスリーサイズを並べただけです。

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が以外や中身はちゃんとしていて、グリスが硬いのか回転は重いけどスムーズ。

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こいつはコンプレッサー用。ホムセンコンプレッサーはグラスサイトが樹脂なので外すとき粉々になっちゃいました。 だってこれがドレンボルトになってるんだもん。

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今までホームセンターでは純正品が手に入らなかったので水道管を組み合わせたこんなので栓してました。九龍城みたいになったのはあり物を使ったからです。

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ちょこっと掃除して

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おおっ、ぴったり。アルミ製なので耐久性もありそう。ただネジ山がガリガリなので(そのせいで緩めようとした樹脂製のサイトが割れたんでした)次に緩めるときにネジが潰れそう。26mmのタップなんてあるのか?(今回最初に出てきたやつを適当に選んだらぴったりだったんですが、実は何種類もサイズが有るようです。こいつは25.5mmらしい。23mmとかもあるのによく運良く合ってたもんです)

さて本題のコンプレッサープーリーのベアリングですが・・・。

 まず車体からプーリーを外さんといかんのですが。 

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運転席のシート下。 

もうね。これ見ただけで萎えてしまいまして。

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なぜこういう設計をする?プーリーの真ん前をコンプレッサーのアルミパイプがまたいでます。

つまりクーラーガスのラインを切らないとプーリーが抜けません。

そしてじっと手を見る。

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そうだ、アルミのパイプは本体に刺さってるから、矢印の固定ボルトを外して、パイプが抜けないように押さえながらプーリーが抜ける位置まで回せばいいじゃん。

早速この前のジャンクコンプレッサーで構造を見てみます。

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このボルトを外してぐるっと回して・・・・・。ぐるっと!!!!!!。ぐぐぐるるるっとおおおお。

回りません。

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抜いてみたら思った通り、Oリングがはいってるので回してもガスは抜けない構造。

しかーし、こんなとこに回りどめのピンが。パイプとボルトで位置決めされているから、こんなんいらないじゃん!。

というわけで座礁しました。ガス抜けは諦めて一度ホースを外すしか無いようです。

とりあえずできることをやろうと新品ベアリングに給脂。

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FACEBOOKでおすすめされたスズキ機工のスプレーオイルのベルハンマー。キャンペーンで送料無料だったので買っちゃいました。金属同士の摺動部の抵抗を限りなく減らせるそうです。

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両面シールの片側を外して

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隙間にベルハンマーをプシュ~と吹き込みます。

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あれ?これベアリングリテーナーも樹脂じゃん。初めて見たけど大丈夫なのか?熱に弱そう。

ともかくこれでかなり軽く回るように。すげーぞベルハンマー。 

CRCみたいなシャビシャビの液体かと思いきや、グリス状に固まるのでこういう使い方もOK。ゴムを侵さないのでOリング入りチェーンの給脂にも使えるそうで。 ワイヤーにも使ってみましょう。

さて、プーリーが外れた仮定して次はプーリーから古いベアリングを外す算段を。

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こっちから押し出すのでこの内径に合う工具を探さないと。 

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裏返してこっちへ押し出すんですがよく見ると。

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カシメてあるやん。これを削ってからかあ。

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さあ、果たしてクラッチがパイプまでの隙間で抜けるか?そしてその後ろに控えるプーリーが同じく抜けるか。

ああ、やりたくないなあー。 

 


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コメント 2

二兎を追う男

大変そうですねえ・・・
もっと暖かくなるまで待機ですかね。(笑)

by 二兎を追う男 (2017-02-17 22:52) 

MHR

二兎を追う男さんありがとうございます。
とりあえずエアコンのベルト外せば音はでないので、春まで放っちゃう可能性有りです。
by MHR (2017-02-18 02:09) 

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