ポンコツエスティマで行く 戸隠、白馬八方尾根。1日目。 [車でドライブ]
2017年10月4日 水曜日。曇り15度。
8時、エスティマで母、弟の3人乗りで出発。オド144064km。
まず長野より安い豊田でガソリンを入れときます。多分10円ぐらい高いので。
オド144067km 133km
126円X16.82リッター=2119円 リッター7.9km
いつものルートで一旦山を降りて国道153号線を北上。長野県飯田市を目指します。
最初の休憩地、道の駅どんぐりの里いなぶ。日曜日にはいっぱいになるバイク置き場はガラガラ。
平谷の道の駅ひまわりの湯で2回めのトイレ休憩をし、飯田から先は走るのがつまらない国道153号線を避け
飯田駅の前を抜け長野県道15号線で駒ヶ根方面へ。
飯田の駅前通りにこんな痛タクシーが。おさひめって何?
この道路は両側にりんご園が続きます。
11時15分、松川の関農園というりんご園で色々試食してなぜか南水という梨を購入。
その場で包丁を借り皮をむこうとしたら試食用のを別に1個くれました。これは最高に甘くてジューシーでした。
でもあとで考えてみると、十分に熟れた試食用より今買ったやつがまずかったら文句言われるから、十分に熟した美味しいやつくれたのかも。(実際帰宅後買ったやつ食べたら試食品ほど甘くなかった・・・)
11時45分、県道沿いにある道の駅「花の里いいじま」で休憩。ここは縦に長い伊那谷に2件だけしか無い道の駅の一つです。(去年まではここ1件だけでしたがもう一件新設されました)
去年はなかった水車小屋が米をついてました。えらくスムーズに回ってるので電動かな?と疑って軸受見ると大きなシールドベアリングで4箇所ほど支えていて意外と近代的。動力はちゃんと水力でした。お店で玄米買うと無料でこれ使って精米してくれます。当然精米機より時間はかかるでしょうけどね。
去年はここを左折して権兵衛トンネルで木曽の方へ行きましたねえ。今日は直進します。
12時50分、伊那ICを越えたところの広域農道で見つけたトラック相手のドライブイン「めしや」。
なんとこんな山の中で海鮮食堂。
うをー、うまそう。ウニ丼~。イクラ丼~。
でも注文したのは伊那谷名物ソースカツ丼。だって高速のサービスエリアでしか食ったこと無いから。一度本物食ってみたかったんですよー。
調理場からはいい匂いが。
でも20分たっても丼が出てこない。
結局30分近く、待って待って出てきたものを見てびっくりです。
うわー、ソースのいい匂い。ご飯は無料で大盛りにできますが普通を選択。普通でよかった。肉のボリュームが凄いのよ。
うわー、こりゃ揚げるのに時間がかかるはずだわー。厚さが2センチぐらいあるヒレ肉じゃん。
で、さらに凄いのはソース。りんごのすりおろしベースだと思うけど猛烈に酸っぱくて甘くて美味しいの。当然テーブルにおいてあるかけ放題のソースも同じもの。
丼に対して肉が小さく見えますが、丼が大きいだけです。年寄りにはきつい量でした。が、88歳の母も含め完食。
これで950円はリーズナブルだと思える絶品でした。
結局店に入ってから1時間以上経って出発。
岡谷、塩尻、松本の街中を避けたいので、伊北ICから中央道に乗り、岡谷JCTから長野自動車道へ。
梓川SAで休憩し、安曇野ICで高速を降りて国道19号線で長野方面へ。
国道19号線上にある道の駅「長野市大岡特産センター」「信州新町」と2個のスタンプをゲットして
長野市街で国道18号線に載り、16時40分、今夜の宿泊地、国道沿いの第二ルートイン長野へ到着。
オド144353km(144064km)本日の走行289km。
えー、なぜ第二かというと当然第一があるんですが、ナビで見ると同じ場所にあるようです。なぜ同じ場所に別棟の建物が?
実際来てみると確かに隣に七階建ての第一があるんですが、なぜか道路を挟んで全部で三棟のビルがあるんです。ということは第三がある?
でも予約サイトには8000円ぐらいの料金の第一と6500円で泊まれる第二しかありません。
これにはチェックインして初めて分かる仕掛けがありました。
ここでチェックインしたら、お部屋は別館ですと言われ
道路を挟んで建っている五階建ての別館へ行くよう指示されました。
第二には玄関にスロープもあり自動ドアもありましたが、こっちは階段のみの手動ドア。階段に手摺もありません。しかも普通はホテルの一階はロビーと大抵トイレが有るんですが、この別館、フロント以外一階すべてがお部屋で全体にオンボロ臭が漂ってます。
しまった、第一が高い理由がこれだったのか。あっちは外観もきれいで、多分身障者にも配慮がありそう。どうやら別々の経営だった新旧三棟のホテルをまとめて買収したようですねー。
まあ今さら第一に移動するわけにもいかず、脚の悪い母を車に乗せて道路を渡って第二の駐車場へ移動しました。
ところが、四階の部屋に上がってみるとこれが広い。通路幅は普通のビジネスの二倍近くあります。ベッドや枕も申し分ない品質。オートバイや自転車旅だったら荷物を広げられるので最高かも。
ただオートロックではなくいちいち自分で鍵を掛けないといけませんし、通常キーホルダーを壁のスロットに差し込むと電気がつくんですがここのは
キーを刺して回すって。初めてみたわ。
あれ?冷蔵庫がないよ?
え?ここ?
混合水栓は苦手な独立型。
しかも浴槽の床が部屋の床から30センチ近く高いのも難点です。身障者や高齢者には辛い段差です。
一番困ったのが、謳い文句に全室Wifi完備ってあるのに、電波が弱すぎて全く繋がらなかったこと。多分この旧館、道の向こうの第二からWifi飛ばしてるのかも。有線LANはあるけどいまどきのタブレットに有線LANポートなんてねーよ。
色々不満もありますが、健常な方だったら駐車場は無料で広いし、車の出入り自由だし、長野駅まで2kmぐらいですのでいいかも。ただ周りに4軒あるはずのコンビニが何処も500m以上離れてるので買い物は不便です。ホテルの廻りには何もありません。
景色はいいです。あっちは横手山の方かな?
別館の四階の部屋の窓から七階建ての第二を望む。近いと行ってもこれだけ離れてます。
配置はこう。コートヤードが男子用の無料で入れる大浴場。なぜか女子用はありません。敷地内にはレストランがあります。
着くのがちと早かったので晩御飯は19時ということで解散。弟はいつもどおり駅前のパチンコ屋へ行ったみたいで30分ほどしたら電話。「かかっちゃったので夕食は20時からな!」。三人分のホテル代ぐらい稼いだようです。
結果時間ができたので、風呂に入ってゆっくりしたあと晩御飯はここにしました。ルートインが経営する海鮮ダイニング「はなの夢まぐろや」
突き出し
ホテルは目の前だから普段は運転手なので飲まないみかんサワーを。
まず蕎麦を頼みましたが茹で過ぎ・・・。
これはうまかった、野沢菜チャーハン。
餃子は普通。
子持ちししゃも。これは美味しかった。
刺し身七種盛り。普通の刺し身の倍の厚さ。2900円もしたけど文句なし。特に店の名前にもあるマグロは絶品でした。
あと、フライドポテトや焼き鳥、日本酒など頼んで三人で11210円でした。満足満足。
部屋へ戻り、眠くてしょうがないのになぜか一睡もできず翌朝へ。
実は昨晩も寝られなかったので、二日間寝ないまま三日目へ突入です。
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