XLR250Rバハ レストア71日目。キャブレターセッティング変更。 [88’HONDA XLR250R MD22]
あっという間に酷暑の夏がどっかに行ってしまい、先週との気温差10度以上。体がついて行かず心も体も風邪気味です。
何かをするでもなく、前回の記事から1ヶ月半もバハに触ってないことに気づき、とりあえずキャブをいじってみました。エンジン始動不良の原因は前に書いた電気だけじゃなくスロー系が薄いんじゃないかと。なぜならパイロットスクリューの戻し回転数が正規の1回転と3/4では足らずに2回転を超えてるから。パイロットスクリューは、2スト用のキャブに付いている空気量だけを調整するエアスクリューとは違い、スロージェットで計量した燃料とエアジェットで計量した空気とで作られた混合気の量を増減するからです。今現在は混合気の量を正規より増やさないとアイドリングしない、つまりアイドリング近辺の混合気の燃料の量が足らないのではという判断。(なんか間違ってるような気がするけど・・・。)
そこでスロージェットを1段(5番)大きくしてみました。(標準38番から43番へ:じつはこれ前の型のXLR250R=MD16の標準なんです。メインジェットもMD16:122番、バハ:118番と小さくなってます)
その前にプラグを見て現状確認。
まずプラグホールの周りをエアブローしてプラグを外します。
標準はDP8Zだけど、いつも行ってる店では手に入らなかったので後期型の標準プラグである抵抗入りのDPR8Zを付けてました。ひょっとしたらこれがいけない?抵抗分電流が足りずに点火が弱いのか?
焼け具合は素晴らしいの一言。もういじらないほうがいいかも。(昔の本で見ると、縁の焼けがスロー系、電極の焼けがメイン系、碍子の焼けがクリップ段数だそうです。)
それでも何かにとりつかれたかのようにキャブをバラします。
30分もかかってやっとキャブが外れました。コンパクトに収めたため整備性最悪。
XL500Sでは圧入されていて変更不可だったスロージェットもなぜかXLRでは交換できます。
標準の38番から
キースターのキャブセッティングセットから取り出した43番へ。始動性が良くなるように祈りましょう。もうキャブ外すの嫌。
結局アマゾンさんで手に入れたXLR250R前期型の標準プラグDP8Zをねじ込んでセッティング変更終了。
せっかくキャブを外したので燃料ホースも新調。(標準は内径5.5mmらしいけどなかったので内径6mm)
最後にキャブ脱着に邪魔なので外しておいたレゾネーターを装着して終わろうかなと思ったら。
入らない。
相手の取付部(2枚上の写真のパイプ:ゴム製)が腰砕けになって、シリコンスプレーを吹いたり横からドライバーでつついたり、何をやっても入らない。
イライラして雄叫びを上げながらあーだこーだとやってると「買い物行きたいんだけど」と母が。
今日はここまで。このままの精神状態で続けると多分壊すから。
明日はブラストしてウレタンクリア塗っておいたキャリアを組んで、ヘッドライト上のスクリーンをステーで固定して完成させます。
本日の作業時間2時間。作業時間累計223時間/71日。
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おお~、プラグ綺麗に焼けてますねえ。
この3か所の焼け具合、私もどこかで読みましたが、私のプラグはどれもこんなにはっきりと境界が出ません。
何でだろう・・
全体に濃過ぎるんですかねえ。
by 二兎を追う男 (2018-08-22 00:29)
二兎を追う男さんありがとうございます。
多分濃いんだとと思います。薄い方からセッティングしてるとあるところで急に真っ黒にくすぶるんですよねー。でもセッティング決まってきれいに焼けても、2ストはきつね色になるけど4ストは灰色です。きつね色に焼けることあるんでしょうか。
by MHR (2018-08-23 02:37)