秋祭り 準備編 [日々の生活あれこれ]
私の住んでいる地域では年に4回お祭りがあります。
春:祈年祭(豊作と産業繁栄を祈願する)・・・2月末か3月初頭
夏:社口祭(村の入口にあるお社で村の安全を祈願する)・・・8月末頃。田舎道で道路の上にしめ縄が横断するように張ってあることがあります。そこが社口です。
秋:例祭(毎年それぞれの地区で行うのが例祭で、我が村には5組の地域があり、持ち回りで5年に一度全部の区域の組長を招いて行う例祭を例大祭といいます)・・・神社の創立を記念するお祭り。10月
冬:新嘗祭(にいなめさい:豊作と産業繁栄に感謝する)と大祓(おおはらい:一年のケガレを落とす)・・・年末に行う。
今年は我が組が例大祭の担当でした。4年間はお祭りと言っても通常は集会レベルで、いわゆる縁日のようなものは無いのですが、5年に一度、1組から5組までの代表や子どもたちを招く大祭りが開かれ、担当になった組は小さな「縁日」も開かないといけません。
今回私の班は「餅投げ」担当となりました。(以前の記事でお菓子を買いに行ったのはこの日のため)
(神社のお社へのアプローチは石段か幅1mほどの坂道のみで車道はありません。必要な道具やお供えなどは人力で運びます。若いときは石段を使いましたが、今ではほとんどの人が坂道を登ります。)
例年の「例祭」だと当日朝、神社の清掃をして10時からお祭り、昼には解散なのですが今回は「例大祭」、1ヶ月ぐらい前からしめ縄を作ったり、神社の補修をしたり(今回、神社へのアプローチを坂道から丸太を埋め込み階段へグレードアップしました。もちろんこれも自分たちで行います。)屋根に溜まった落ち葉を落としたり。
さてお祭りの前日の10月20日土曜日、朝8時から神社側と、縁日の舞台となる集会所側の二手に分かれ、テーブルやテントなどをあちこちから借りてきて、明日朝からの会場設置の準備を済ませます。
今年取れた藁(わら)で作ったしめ縄でお社を囲い、小さなのぼりを立ててお社の方は前日準備完了。
下に降りていき、大しめ縄を鳥居に設置。
最後に全員で幟(のぼり)を立てます。幟立てはゴルフ場へ行く道を塞いで行わなければならず、時間との勝負です。
おおっと、途中、長老からクレームです。しめ縄は頭を下げてやっとくぐれる高さじゃないとだめだそうです。早速締め直し。こういうルールは文書にしてきちんと後世に伝えないといけませんねえ。(この記事もそのために書いてます)
きれいに清掃された石段。でも高齢化が進み、これを登るのは子どもたちだけとなりました。
我々は横にある坂道を登ります。今年8月に住民総出で丸太を植え込み階段を作りました。
このあと集会所に集まり、明日の最終確認をして解散。明日に臨みます。
(以下お祭り当日へ)
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