1996年8月16日-17日 BMWR100GSで行く4度めの北海道ツーリング 多和平牧場キャンプ場>日高沙流川キャンプ場>室蘭 [北海道ツーリング]
1996年8月16日。台風一過の清々しい朝。無事一晩過ごせました。驚いたのはこんなふきっさらしの、防ぐものがなにもない牧場のキャンプ場に、台風の中薄っぺらいテント一丁で一晩過ごそうなんてお仲間が一杯いたこと。馬鹿だなあバイク乗りって。
一昨日越えた日勝峠を反対から越えて、日が暮れる直前に日高沙流川キャンプ場着。
実はこの日の写真はこれ2枚だけ。なのでこの日何をしていたのか全く不明です。記憶もありません。記録はメモ帳にある今夜の宿「日高沙流川キャンプ場」のみ。唯一つ、トイレが汚かったのだけ覚えてます。
なので16日の記録は書くことがないためこれで打ち止めです。
本日の走行距離 地図からの推定 280Km。
1996年8月17日。なんだかもう走るのに疲れたので室蘭に帰ることにしました。多分リアブレーキが効かないことが原因の一つで間違いないでしょう。走っていても楽しくありません。このツーリングで4年連続で北海道に来たことになりますが、オヤジの家を起点にする限りどうしても前後2日は同じコースにならざるを得ないため飽きたのかもしれません。(なのでこのツーリングで連続記録は打ち止めとなりました。次に渡るのは1999年です)
さて、途中で飽きても走り続けないといけません。国道274号線をちょっと外れて道道169号線で夕張へ。「石炭の歴史村」の看板。
あ、ナビが写ってます。これが当時の最新のCDナビ、サンヨーの初代ゴリラです。でけーなあ。熱や振動に弱くてほぼ全行程で死んでました。・・・いや、前に紹介したやつと違うぞこれ。確かこっちが95年発売のゴリラの初代、NV-P1だわ。箱だけ残ってたNV-350は2002年の保証書が入っていたので2代目以降です。(定価7万5千円)
これです。写真はここから借用>カーナビの歴史 定価14万8千円ですと・・・いったいいくらで買ったんだ。
これらは廃墟ではなく人が住んでました。(23年前ですがすごい廃れっぷりです。)
国道237号線で富川から国道235号線へ。苫小牧から国道36号線へ。
みんな大好き、熊と鮭が屋根に乗っかってるかに御殿。マルヨシ水産です。
2017年9月の台風で壊れたため撤去されて、現在では見ることができなくなったカニさん。
途中の駅の跨線橋で撮った室蘭本線。白老<>沼ノ端間は日本一の直線を誇ります。
あ、電車来た。ヘッドマークはすずらん?
登別の旧室蘭本線トンネル。右2本が旧線です
親父んち行く前に歴史ある室蘭駅へ。明治45年の建築です。
ん?
みどりの窓口!時刻表!次の列車は!
キオスクもあるじゃん。
そうです。2019年の今は歴史遺構の旧室蘭駅(有形文化財指定)。何回か訪れましたが1996年時点でもまだ現役の鉄道駅でした。翌年1997年の10月の新駅への業務移転に伴い役目を終えています。
函館どつく造船所
奥が日本製鉄室蘭かな。
東室蘭方面の石油貯蔵所。
室蘭岳と白鳥大橋。
1998年に完成する室蘭湾を渡る白鳥大橋。年々寂れていく盲腸線である室蘭支線の終点駅(でも終着駅ではないという不思議な室蘭本線の中間駅)である室蘭駅周辺と、室蘭湾を挟んで反対側、道央自動車道の室蘭ICを直接橋で結んで室蘭駅周辺の凋落を止めようと作られましたが時すでに遅し。日本最北にかかる巨大吊橋ということで冬期の膨大な維持費に四苦八苦しているようです。
結局フェリーの予約日まで2日を残してツーリングは取りやめ、明日1日オヤジと一緒にドライブすることにしました。
本日の走行距離 地図からの推定で220Km。
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