ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし14日目 床の錆止めとエンジンマウント取り付け [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
早いもので車検が切れてあと1週間で1ヶ月経ちます。ということで作業終了目標を1ヶ月目の2月12日に設定。
今日は時速40km以上出さずに病院へ行ったあと、ミッションを収めるスペースの上に当たる床裏の錆止めをします。(ミッションを積んじゃうと手が入らない部分のみ)しかし今日は強風で大荒れでした。寒い。
作業の前に、購入した工具のテスト。フライホイールのリングギアを固定する、アストロプロダクツのフライホイールロックツールです。エンジンフロントのクランクプーリーのロックナットを緩めるためや、ドライブプレートとトルクコンバーターを締結する3本のボルトを締めるため、エンジンリアエンドのリングギアでクランクをロックするために買いました。送料ともで1010円でした。
ところがこいつはマニュアルミッション用でした。
MTの場合はリングギアがクランクエンドに締め付けられたフライホイール外周にあるため、ミッションさえなければ何も邪魔するものがないのでこの工具でクランクを固定できるのですが、ATの場合、リングギアがミッション側のトルクコンバーターの後ろに溶接してあるため、開口部からはこの工具が入らずリングギアの固定そのものが不可能なのでした。マニュアルミッションをばらす日が来たら使うことにして工具箱の奥底へ。
昨日錆止めしてシャーシーブラックを塗っておいた、ミッションマウントのベースをトランスファに19Nmで締め付け。
マウントゴムをセットしておきます。こいつは車体に固定してから本締めします。強風でウェスとか段ボール箱とか吹っ飛んでいくのを追いかけてもう大変。
ミッションがなくなった床下に潜り、溶接部分などのサビにサビ転換剤を施していきます。それにしてもこの辺の年式(H9年)だと、下回りには防錆鉄板を使用しているのでほとんどサビがないのに驚きます。ここがミッション真上。右がフロント側。
ミッションマウント部。防錆鋼板も流石に切断面や穴までは亜鉛が回ってないのでエッジにサビが出てます。あとブラケットのスポット溶接部にも。
車体真ん中のメンバー。上に見えてるケーブルが出ている箱がバッテリーボックス。大抵の車のバッテリー周りはサビでぼろぼろになるんですが、こいつはほとんどサビがなくびっくり。
燃料タンクの上下合わせ面にサビが。ただ本体の塗装は浮きもなく完璧です。
サビ転換剤を刷毛で塗っていきます。地味な作業なうえ、上向きで液体塗るって拷問かよ。塗る場所の真下からできるだけ体を避けて、手を横に伸ばして塗らないといけないのが辛いです。
燃料タンクの車両内側になる合わせ面にも流し込みます。とりあえず後で塗れるとこはパス。あくまでもミッションを積んだら手が入らなくなる部分だけね。
猛烈に冷たい強風が吹き荒れ始め、バラバラバラという音が。
うーん写真にはうまく写らんかったか。雹(ひょう)が降ってきました(白い粒)。床下も猛烈に冷えてきたので今日はこれで転換剤塗り終了。明日、錆止め塗装しましょう。
昨日カーマで買ってきたDCMブランドの14mmショートギアレンチ。
いやあこれすぐれものです。狭いスペースであっという間にエンジンマウントの締付け完了。
がトルクレンチのヘッドが入らず、とりあえずメガネレンチで力いっぱい締めときました。家にトルクアダプター(トルクレンチに取り付ける50mmのメガネレンチ)があるはずなのでこいつも明日本締めしましょう。
下へ潜ってエンジンマウントブラケットをフレームに本締めします。
トルクは41.7Nm。これでエンジンが固定されました。
さあこれでジャッキの役目も終わりだ、と外したらどんどんエンジンが下がってきました。やっぱり左右をつなぐブレースつけないとゴムマウントが負けちゃうのね。
明日は最低気温が氷点下の予想。作業できるでしょうか。風さえ吹かなきゃいいんだけどなあ。
本日の作業時間1.5時間、累計作業時間34.5時間
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント 0