ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし19日目 ミッション搭載・・・に至らず。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は明日から天気が悪くなるということで、母のお買い物のドライバーを務めたあと、今日中にミッションを載せてしまおうと2時から作業にかかりました。風もなく温かいです。
まず、トルクコンバーターからフルードを抜いて抜けた分の新油を補充。
ところがほとんど抜けませんでした。構造的に全部は抜けないのです。なので補充はなしで。
スプラインはこのように二重になっています。細いほうがトルコン本体に嵌合し、周りの太いほうがトルコン内部で回っている羽根車に嵌合します。つまり真ん中をエンジンが回し、外はフルードで回されてAT内部に動力を入力するわけです。
当然トルコン内部も二重になってますね。ただ太いほうがはまるスプラインは固定されてません。中でガチャガチャ動きます。シャフトにはまって初めて位置決めされますので簡単には入りません。
差し込む前にオイルシールとスプラインにATフルードをまぶします。
トルコンを差し込んでいくと最終的に差し込み度合いが3段階あることがわかりました。1段目が外の太い方のスプラインに入ったとき、2段めが細い方のスプラインに入ったとき、3段目が両方きちんと入ったときです。
端面からの寸法が最終的に28mm以上無いとドライブプレートが入らないのですが、今回の実測で1段目が13mm、2段めが25mm、3段目が31mm。つまり最低寸法+3mm入ったのでOKですね。
これでミッション搭載のすべての準備が整ったのでいよいよ積み込みです。
台車をATフルードの点検口の下に持っていき、ラチェットベルトでミッションのフロントを、ガレージジャッキでリアを持ち上げていき、台車を抜いて一旦風呂いすに載せます。
ベルトを掛け直して昇降可能なスタンドへ載せ替え。
スタンドを上げていきエンジンと高さを合わせます。ところがここまであげちゃうとリア周りの配線取り付けができません。
泣く泣く一度リアを下げていき、まずスピードメーターケーブル取り付け。できるだけ抵抗のない角度になるようにケーブルの取り回しを変えて締め付けました。
トランスファ真上の4WD切り替え表示用インジケーターのコネクターを差し込み
ケーブル抑え金具をM6ボルトで締め付け。真上にあるため直視できないので手探り状態での作業で、コネクター接続とボルト締めだけで30分かかりました。あ、スイッチからのケーブル、ブラケットに留め忘れてるやん。(ジャバラと一緒に固定する)やり直しかよー。
再び水平になるようにミッションを持ち上げて後ろから押すんですがこれが難しいこと。
外すときは引っ張りゃ抜けましたが、入れるときは0.5mmずれるだけで入りませんからねえ。
頑張りましたが時間切れ。続きは今度晴れてから。オイルパンに負荷がかからないようにジャッキを掛けます。
天井にあるボルト穴とミッションマウントの穴のズレが、前へずらさないといけない分です。水平を保ったまま前に押し出せるミッションジャッキが欲しいよう。
本日の作業時間3.0時間、累計作業時間45.0時間
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