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2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始3日目 はずれないクランクスプロケット [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

母が、「トイレットペーパーがない、お米もない」というので朝からスーパー巡りです。コロナ騒ぎで出回らないお米は地元のコンビニヤマザキで普通に売っていたので5kg購入。トイレットペーパーも、1件目の生協にはなかったけど2軒めのスギヤマで買えました。あいかわらずマスクはないけど。


さてハイゼットですが、先日タイミングベルトを外してオイル漏れ箇所を特定できたので、オイルシールの打ち込みジグを作ってみました。(正確には見つけてきて加工しただけ)


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カム側。オイルシール寸法が内径38x外径52mmだったので家中探していいのを見つけました。


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割れてしまって廃棄した湯たんぽの、内径が40mmx外径が58mmの蓋です。マニュアルでは純正の圧入ジグにはM10X1.25x50mmのボルトを使えと書いてあったので11mmの穴を開けてます。


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こいつでオイルシールを圧入しようとしたんですが。


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位置決め用のノックピンに内側のリブがあたって入りません。


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カム側はちょっと置いといて、クランク側は内径32mmx外径46mm。


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こいつがぴったりでした。内径30mmの塩ビパイプ用の蓋です。内径38mmx48mmx53mm。こいつにも11mmの穴を空けてボルトで圧入。の予定だったのですが。


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試しにカム側に当ててみるとこっちにもぴったし。というよりこっちの方に誂えたようにサイズが完全に一致してます。


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よしこれでカムシールはOKだっ!とボルトを挿してみたら入りません。調べたらM10じゃなくてM12じゃねーか。この現場には12mmの穴をあける道具もないので、こいつで叩き込むことにしました、


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今日はクランクスプロケットを外すところから。クランクを回すために挿してあったボルトを抜きます。結構きつく締まっていたのでベルトを掛けてレンチをハンマーで一発殴って緩めました。


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カム側のようにスプロケットが手で抜けないので嫌な予感はあったのですよ。


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だってほら、半月キーを舐めてる。(クランクプーリーのキー溝も舐めてましたよねえ。)結局何をやっても抜けなかったのでクランクシールの交換は漏れていないこともあり今回は諦めました。(後で写真を見て抜く方法があることを知ることになりましたが、このときはパニックになってたので今日のスプロケット外しは諦めました)


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なので多分問題なく交換できるカム側へ。

再び登場、シャフト用のオイルシール抜き。今回のように真ん中にシャフトが刺さったままのオイルシールを抜くことができます。シャフトとオイルシールのリップの間に爪を差し込んでぐいっとひねります。カムの前方にスペースがないので、爪の向きを反対に付け替えたり、かなり時間がかかりました。


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無理矢理こじって抜いたので変形してます。


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新しいオイルシールは純正ではなくピットワーク製。AY770-DA001。純正品番90043-11277。


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サイズはOK。


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なんとピットワークの自社製品。


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寸法は38x52x9mmの規格品「タイプT:回転軸用ダストリップ付き」です。


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グリス付きなのでこのまま打ち込めます。


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オイルシールを定位置に当てて


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塩ビキャップを当ててハンマーで小刻みに打ち込んでいきます。エンジン前方に振るスペースがないのでハンマーの横で。


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均等に入ったことを確認して終了。これでオイル漏れの原因の一つを潰しました。漏れたオイルもパーツクリーナーで流してます。カムカバーも外すつもりでしたが、いつでもできるので今回はパスします。


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カムプーリーを取り付けますが、その前に取り付けボルトをダイスでお掃除。実はこのM12X1.25のボルト、カムシャフト内のオイルラインの蓋でもあるのでシール剤が塗られてます。


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シール剤を塗って


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カムプーリーを取り付けます。締め付けはベルトを付けてから。とりあえず合わせマークをベルトとプーリーで一致させます。


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カバーの変形の原因だと思われる、ウォーターポンプとカバーの取付面のはみ出したゴムパッキンをカッターで面一にカットしておきます。


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クランクスプロケットを外すのを諦めたのでタイミングベルトを取り付けます。写真を取り込んで加工しているときに気づいたんですが、サビで埋まっていた、クランクスプロケットの穴だと思ってたところが2箇所ねじになってます。つまりここにプーラーをねじ込んで抜くんですねー。ということでアマゾンでプーラー発注しました。なのでプーラーが来たらスプロケット抜きに再挑戦してクランクシール交換しましょう。今回はとりあえず組んじゃいます。


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もう一度クランクボルトを取り付けてタイミングを合わせておきます。あとで抜きやすいようにダブルナットで。


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とここでベルトが一コマずれていたので外して入れ直そうとしたんですが、テンショナーが効いててベルトがうまくはまりません。なのでテンショナーを一旦外してベルトを付けてから取り付け直すことに。あとでマニュアルを見たら、テンショナーは緩めるのではなく外すとなってました。


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左にあるのがテンショナーね。


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ボルトを抜くだけで外れました。なんとこのテンショナー、スプリングなんぞ無くて人力でベルトに押し付けてボルトを締めテンションを掛けるのです。つまり時々張ってやる必要があるという構造。ボルトが緩むとベルトもたるむよなあ。こういうのって普通、自動で張るんじゃないのか?それともタイミングベルトは伸びないのかなあ。


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テンショナーの取り付けは、この黄色矢印のピンにテンショナーの台座にある穴を挿して、オレンジの穴にボルトで止めるだけ。なのにどうやってもボルトが入りません。ともかく肉眼で直視できないので(カメラも無理やり押し込んでるのでシャッターが押せない)イライラします。こりゃオイルシールも抜けないかも。実はこの背景の部分、オイルシールがはまっている相手はオイルポンプなので、エンジンから外しちゃったほうがいいのかもね。オイルパンはずさないと取れないけど。(後で気づきましたが、スプロケットが抜けないとオイルポンプも抜けません。だめじゃん)


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もっとプーリーを持ち上げないといかんのか。(すべてカメラをフロントデフとエンジン前方の隙間に無理やり押し込んで写していて、被写体が近すぎるのでピントが合いません。半分見えてるのがボルト穴。これもあとから写真見てもっと上にあるということに気づきました。作業している上からは絶対見えない位置にあります)


結局20分掛けてもボルトが入らずテンショナーの取り付けは中断。明日仕切り直しです。明日は変形したカバーをプーリーに当たらないようにヒートガンで整形しましょう。


本日の作業時間2時間、累計作業時間78.5時間


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