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2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始5日目 タイミングベルトクランクプーリーはずせず クランクシール交換は次の機会へ [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

本日は快晴でした。というか18度もあって暑かったです。


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アマゾンで購入したプーラーが届いたのでタイミングベルトの駆動プーリー外しに挑戦です。


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まず、この前見つけた、鉄粉でふさがっているプーリーのボルト穴2個(オレンジ矢印横の穴と対角の2個)にタップを通します。M6X1.0でした。


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ところがもっと小さいかと思ったプーラーが意外とでかくて、2本の引き抜きボルトのピッチがプーリーのボルトピッチより10mmほど広くて使えませんでした。リューターでプーラーの穴を削って広げようとも思いましたが、今回はクランクオイルシール交換は諦めて次の機会にします。そうしないとこのまま完成せずに廃車への道を突き進みそうな予感がしたので。それぐらい、やることなすことがうまく行かず、メンタルがぐずぐずになっています。


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なのでまず形にするためベルトカバーを取り付けます。その前にクランクシャフト端に忘れずに、右に載っているプーリーのベルト抑えを入れます。


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カバーの純正品番11302-87212と11321ー37213。なんで2品番なんだろうか。


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上から入れようとしましたが頭が引っかかってエンジンルームに入りません。そういえば下から抜いたなあ。


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下から押し上げてエンジンフロントへはめ込みます。


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3種類の長さのM6ボルトを締めていきます。


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ウォーターポンプの横の手の入りにくいボルトから5.5Nmで締め付け。こことカム側の2本だけが50mmぐらいのロングボルトです。(上下の合わせ部分が30mm、あと3本が20mm)


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カバーが付いたらクランクプーリーをちぎれた短いキーに合わせて(5mmぐらい残ってたので位置決めはできました)差し込みます。左右に回して空回りしないことを確認。


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舐めてる分だけ動いちゃうので、どんづきまで刺さったプーリーを時計回りに回して、舐めてない側(写真の右側の壁)をキーに当てます。


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プーリー固定ボルトにネジロック塗って手でいっぱいまで締め込み、プーリーに廻り止めのプーリーレンチを掛けます。


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トルクレンチで98Nmで締め込みます。ラチェットの次の爪までのストロークが確保できず苦労しました。


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締めた証拠にペイント。これでオイルシールを封印しました。

オイルシールの交換ができなかったのですげー後味が悪いです。まあ、ここを開けるのは一度経験した今となっては簡単なので、プーラーを加工して使えるようにしてオイル漏れするのを待ちましょう。


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お次はこれ。ヒビだらけだったオルターネーターベルトの取り付け。


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ところが、何を勘違いしたのか、ここにベルトを通さないといけないと思い込み、一生懸命押し込みましたが隙間が小さく入らない。(出っ張りはベルトカバーから突き出している、上死点とか点火時期の合わせマークです)


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グリグリ押し込んでやっと入りましたが、おかしい。奥にあるウォーターポンプのプーリーを付けたらそいつにもリブがある。このプーリー、オルターネーターベルトの背面で駆動するもんだと思ってしまっていたのです。背面で駆動するならプーリーにはリブはなくツルツルのはずです。


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つまり背面駆動ではなく三角形になるよう配置されているということで。最近こんなのばかりです。認知症かも。

入れるのに苦労したということは抜けないということで、リカバリーに結構時間がかかってしまいました。


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ベルトが付いたのでベルトを張ります。ハンマーの柄でオルターネーターを持ち上げて


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上側のボルトを29Nmで締め付け。


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下側のボルトを39Nmで締め付けて・・・・・・。

備忘録:ウォーターポンプのプーリーボルト4本の本締めしてないぞー。・・・って、プーリーが固定できないのでボルトを締められないからベルト張ったんじゃんか。今度締めなくっちゃ。

頭が無事なうちに完成させないと、どこまでやったのか誰にもわからずスクラップってことに。

ということで、あとエアコンベルト組み付けたらエンジンフロント周りの作業完了です。

車検整備はあとリアブレーキと冷却水入れ替え、プラグ交換ぐらいですが、先日のチョンボのリカバリーも待ってます。ヒント:圧縮圧力測定。これがアウトだったらエンジン腰上のオーバーホールです。


本日の作業時間3.5時間、累計作業時間86時間

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コメント 2

TK

バルブとピストンはケンカしないエンジンだと思います多分 エンジン型式で検索したら出てくると思います
17ミリ位のコンビネーションレンチに3か所穴をあけて
真ん中は頭14か17位でシャフト側にナットをいれてナット固定で回して行けば狭い場所でもスプロケ抜けます
市販のSPTOOLは役に立たない工具が多いので作るのです
すごく固い場合はドリルでもんで割る形で抜きます
経験上ベルトの再使用は非常に難しく温感で張力が強くなる為に張りすぎると切れたりプーリーがロックしたりロクなことはありません 
by TK (2020-03-10 19:29) 

MHR

TKさんありがとうございます。あっさりバレてびっくりしてます。まずリークダウンやってみて、大丈夫そうだったらコンプレッションゲージで圧縮見てみようと思います。
プーリーの外し方、ご教授ありがたく試させていただきます。プーリーの土台、強度のある適当な金属棒無いかなあとは思ってたんですが、スパナは思いつきませんでした。一度やってみます。
タイミングベルトやっぱり換えたほうがいいですよね。とりあえず車検とってからもう一度ばらしてみます。
by MHR (2020-03-10 20:04) 

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