2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 車検整備完了といったけどガソリン漏れ発覚。

車検に向けてハイゼットの車内に満載の工具やパーツを片付ける前に、エンジンを掛けて起伏のある住宅内を一周してみました。シューズドクターで固めたインチキエンジンマウントのせいか走行中の振動がやや多いと感じましたが、整備前より静かにアイドリングするようになりました。左エンジンマウントの切れと、右のエンジンマウントブラケットとミッションとの締結部にボルトが1本入ってなかったのがアイドリングでの騒音と振動の原因だったようです。

とここでフューエルフィルターのバンジョーからガソリンが滲んでいるのに気づきました。パッキンを新品に換えたのに。

あーあ、またエアクリーナーダクトを外す羽目になりました。そしてパッキンを交換。しかしエンジンをかけるとブワッと漏れてきます。どうやら使った銅パッキン（12x20x1mm）の面積が広すぎて面圧が足らないようです。オイルのような粘度のある液体だとこのパッキンで漏れは止まりますが、ガソリンのような粘度のない液体には効かないみたい。

なぜ、純正の銅パッキンがこんなに細いのかやっと納得しました。これなら面圧が高いのできれいに潰れて食い込むのです。ただこんな細いパッキンは通常売ってないので再利用することに。

オイルストーンで面だし。

しかし交換して規定トルクの10Nmで締めてもだだ漏れです。なんでー？、バンジョーが変形してるのか？フューエルフィルターの取り付け面の傷か？

いえ、15Nmまで増し締めしたら完全に漏れは止まりました。よかったー。今度純正パッキン頼んどこう。それにしてもよく漏れに気づいたもんです。上から見えるとこで良かったわあ。

ダクトを取り付けて

しばらくアイドリングして漏れないかチェック。完璧！（エド・チャイナ風に）

走行して十分に内部循環したATフルードの量もチェックします。

見にくいですがHOTの下側ぐらい。入れたときは多すぎたかと思いましたが、とりあえずこれで大丈夫そう。

前回の車検で引っかかった球切れ（球が原因じゃなくスイッチの接続不良でしたが）をチェック。エンジンをかける前の全点灯状態。前回右下の左端のサイドブレーキランプが点かず再検査となりました。

シフトインジケーターチェック。

エンジン始動でシートベルト警告灯とサイドブレーキ以外消灯。OKです。

これでもう大丈夫だよな？