国道153号線のネック、高さ制限3.5mの伊勢神トンネル。セローで新トンネルの工事現場を見に行く。 [巨大建造物、土木工事萌え]
2015年の霧ヶ峰ドライブの帰り、国道153号線を長野県飯田市から愛知県豊田市へ向かう途中にある伊勢神トンネルの真ん中あたりで、前を走ってたトラックが停まってしまいました。
原因はトンネルの高さ制限3.5m。トラックのパネルの高さは最大3.8mあります。古い規格のトンネルの断面は丸いため、トラックの左上の部分が天井にあたってしまうのです。もちろんど真ん中は十分な高さがあるのですが、センターラインをまたいで走らないとアウト。対向で大型トラックが来ると、上の動画のようにぶつかるくらいお互いを寄せないとすれ違えないのです。
そこで新規格のトンネルを今のトンネルの下に掘ることになりました。ただ、豊田市側にはトンネルの入口を作る場所がありますが、飯田側は深い谷になっており山の斜面に入り口を掘らないといけません。
そのため数年かけて新トンネルの出口予定地と、谷の反対側のほぼ同じ高さを走る現行の国道との間に橋を建設していました。この橋を使って山の斜面の途中にトンネルを掘っていくわけです。
で、先日この道を通勤している知人が、FACEBOOKに「橋が完成したよ」という記事を載せていたので、セロー225で見に行ってきました。
スタート時オド5283.9km
天気は曇天。雨が降りそうだけど行っちゃえー。
我が家から県道362号線>県道337号線>広域農道>国道420号線>広域農道>国道153号線とつないで約1時間。
伊勢神トンネルを抜けて谷底に降りる直前を左折。県道484号線の奥に見えてるのが目的の橋です。
こちらは橋の下をくぐり抜けた先、県道が国道へ戻る前の谷底の村落から、上の橋の反対側を見たところ。矢印の橋です。
望遠で。矢印の部分が山の斜面のトンネル入口と思われます。
橋の真下。奥が国道側。多分一番奥に見えるのは現国道の向こう側の法面ではないでしょうか。
橋脚の根本は土砂崩れ防止の為か、明石海峡大橋のような、筒を埋め込んでその中に橋脚を固定するケーソン構造になってました。
こっちが山側。残念ながらあそこに行く道はなく、奥を見るには完成を待つしかありません。
最後に記念撮影。
右にパンすると川を挟んで奥に現国道が左上がりで上っていってます。正面の建物が喫茶店シルクロードです(現在は閉店)。この部分はトンネル完成後は県道になると思われます。
さてこちら側(飯田市側)のルートはわかりましたが、トンネルの反対側である豊田市足助町側はどこにトンネルの入り口が作られるんでしょうか。
トンネルを抜けて豊田市側へ戻り、ヘアピンコーナーを下り、上下線が分離してる部分からUターンして
チェーン脱着場の少し先の
この場所。
左を見上げるとこんな看板が。「国道153号線 伊勢神改良 中心線」。どうやらここがトンネル入口となるようですが。今のところ全くの手つかずでした。
ただ、トンネルの向きから想像するとこの壁に穴をあけるのはピンときません。
私は矢印の上下線の分かれる股のところが怪しいとふんでるんですが。(奥が豊田市側、手前が現トンネル方面)
上の地図のトンネル右側へ出たあとの左ターンのUカーブの左上のちょっとだけ飛び出したカーブが橋の起点です。新トンネルバイパスはそこから現トンネル左の二股まで直線的に掘られるはず。
と勝手に想像してたらありました、豊田市市議の鈴木アキラ氏のブログに計画書の写真が。やっぱり標識の場所に開口するみたい。見切れてるけど右に今のヘアピンカーブがあるので間違いなく写真の場所です。
満足したので同じ道を走って帰宅。その前に給油します。
オド5365.1km(前回5233.5km)131.6km 137円X3.91リッター=535円 リッター33.7km。
本日の走行 83.9km
プラグはこんな感じ。メインはバッチリだけどニードルとスローが薄いか?。スローを35番に戻してニードルを4段目にすればいいかも。(アイドリングが続かないのでアイドル回転数をアップしました。エアスクリュー3/4回転戻しではそもそもエア量が足りないのでしょう。エア量を増やすには燃料も同比率で増やさないといけないのでスロージェットを上げる必要があります)
ただ、標高350mの我が家から700mの峠を越えて標高640mのトンネルへと山道をぐるっと走ったわけですが、低回転から高回転まで非常に調子がいいし燃費も悪くないのでこれでもいいかなー。
橋脚工事と橋梁工事は別の会社が請け負ってました。
橋脚基部工事はこちら 株式会社上村組 以下の写真は上村組のホームページから
新郡界橋上部工事はこちら 鉄建建設 以下は鉄建建設制作の動画です。
基部と上部の請負会社は見つかったけど橋脚部分の請負会社が見つからねえー。
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