あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
とうとう国民年金が満額もらえる65歳を迎え、経済的に少し楽になり(12月までは、62歳からもらえる厚生年金の代わりに障害年金を受給してたんですが、月に65000円じゃ光熱費やガソリン代にも足らず、生活費の殆どは母の年金で賄ってました)やっといろいろ手を付けることが可能になりました。(豊田市から10万円支給されたり、62歳にさかのぼって申請漏れしてた年金をまとめて支給してもらったりということがありましたがそれは後日記事にします。)
お金は大事です。余裕がないとストーブを点けることさえ決心がいりますからねえ。
残り少ない人生でやらなきゃならないことは山積みですが一つずつクリアーしていきましょう。
で、最初のお仕事は。
12月にエスティマの車検を済ませたということは、当然ハイゼットの車検がやってきます。もともと12月にエスティマとダブっていたハイゼットの車検日でしたが、2年前に何ヶ月もかけてエンジンからのオイル漏れを止めた整備の結果、4月13日にとずれたのでした。期日まであと1ヶ月です。
通常ブレーキ周りから手を付けるんですが、今回一つ問題発生。
ホーンが鳴りません。
で、まずはホーンボタンからチェックしていきます。
センターのパッドは4箇所の穴に爪が差し込まれてるだけなので四隅をマイナスドライバーでこじって外します。
4箇所の矢印が+電極で、下の長方形の鉄板(-アース)に触るとホーンが鳴るはずですが。
うんともすんとも。
白いケーブルが+。センターのボルトはボディアース。なのでこの両方は導通してないといけないのですが、テスターの表示は1(導通してればそれなりの抵抗値を表示)。つまりどこかで断線してるかホーン自体が壊れてる。
ボディアースとハンドルのアースは導通してるので、ハンドル本体とボディの導通はOK。
となるとホーン本体が怪しい。ホーンはナンバーの裏のバンパー奥にあるのでバンパーを外さないといけません。(すでにナンバーは外してます:2個の四角い雌ねじの部分)。
バンパー前面のボルト2本を外します。
ウィンカーのネジ2本x2箇所をはずして
コネクターを抜いときます。
あとはドアを開けたところにあるボルトと
フロントメンバー下側のボルトを抜けばバンパーは外れます。
が、事件発生。左側の下側ボルトがねじ切れました。
ボルトはバンパーの面(つら)でねじ切れてます。うわー、これ抜けるんか?
まあ、これでバンパーは外れたので、錆びて固着したボルトの後始末はとりあえず後回し。
ホーンはここ。
最前面で雨ざらしなので錆びてます。
2個のコネクターを抜いて、このコネクター間の導通をテスターでチェックしてホーンボタンを押して、12Vが来てればホーンの故障、来てなければ断線です。
が、コネクターを抜いて刺し直しただけでホーン復活。コネクターの接点の腐食が原因でした。
あとは組み直すだけ。ですが、まだこいつが残ってます。バンパーの厚さ分を残して折れたボルト。メンバーのサビも放置できませんな。
ただこのボルト、ロッキングプライヤーで掴んで回そうとしてもサビでメンバーと一体化していてびくともしません。CRCも吹きましたが短時間では浸透しそうもない。
かなりの時間を費やしましたが、夕飯の支度しないといけないのでさらにCRCを吹き付けてあとは翌日へ。
翌日。あとはもうこれに頼ります。火炙りしましょう。
吹いたCRCや塗装が燃えてヒヤッとしましたが、ここまで炙ったら割とすんなり抜けました。
つかみ代がこれだけ残ってたのも勝因。
ワイヤーブラシで焼けた塗料とサビを落とします。
とここでまた不良箇所を発見。こっちフロントメンバー左側の前面を上から見たところですが、ほぼ平面ですよね。
同じ箇所を左側から。ドアヒンジのあたりのこの面も平面が出てます。2枚の鉄板の合わせ面のラインも出ています。
ところが右はボコボコ。前側の平面が出てません。どうやらこっち側は前の持ち主がぶつけてる模様です。
同じ部分を右側から。カシメ部分がめくれちゃってます。バンパーに事故跡がないのでバンパーは交換してる?。ヒンジ部分はちゃんと面が出てるので鈑金してあるのかな。それなら前面もやっといてよー。
できるだけ鈑金して錆止めを塗ります。
とりあえずホーン修理完了です。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント 0