あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。フロントブレーキホース交換とエア抜き [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
なんかもたもた生きてる間に車検期日が迫ってきたので慌ててます。夏休みの最終日にならないと宿題ができない子供のまま。
今回間が空いたのは、部品待ちしていたせいでもありますが。
ブレーキのフレキシブル(ゴム)ホースです。
フロント側 90049-22153-000 左右共通2本。
リア用 90049-22151-000 リアはリーフスプリングで懸架するリジットサスなので、ホイール側は左右とも鉄パイプ、ゴムホースはボディセンターにあるLSPVバルブ(荷重によって制動力の制御を行うバルブ)と車軸のセンターにあるジョイントとを結ぶ部分1箇所だけです。
馬をかけてフロントホイールを外します。
14mmのメガネレンチでブレーキキャリパーからフレキシブルホースを切り離します。
ボディ側のホースを切り離しますが、その前にフレキシブルホースのボディ側のクランプを外さないといけません。
ここはクリップで止まってますのでクリップを外します。
こういうので止まってます。
ホースの金具を17mmのスパナで固定し
ブレーキホース用のクローフットスパナで金属ホース側の10mmボルトを緩めます。
クローフット(カラスの足)スパナのヘッドはアストロで購入。ナットをなめにくいようにホースの分の逃げだけ切り欠いたスパナです。
ボディ側が取れましたー。
あ、あとストラットにホースを固定している12mmボルト(これは組み付け時ですが一番下に写ってます)をはずして取り外し完了。
新品を用意します。ご覧のように途中にストラットへ固定するためのブラケットがかしめてあります。
キャリパー側には銅パッキン(内径10mm)が2枚必要です。
ボディ側の金属配管に新しいホースを仮組みし、フレキシブルホースをボディ側のクランプにクリップで固定します。金属配管を15Nmでフレキシブルホースに締め付けます。今回はクローフットの長さ分を考慮し12Nmで締め付け。
キャリパー側を31Nmで本締めし、ストラットへの固定部を緩まない程度に適当に締め付けときます。
さて、今回13万km走っていて、いつ換えたかわからないこともあり、ヒビの一つもあるかもしれんということで新品に換えたんですが、どっちに曲げてもヒビが発生せず。うーん、1本3600円もしたのに・・・。まあ、予防交換ということで。
そして続いて左側。
キャリパーからユニオンボルトを外します。
ここで前のパッキンがついたままだということに気づき、右を見たらついたまま。泣きながらやり直しました。
実はすでにホイールを付けてたんですが、よく考えたらエア抜きまだしてないのにホイールつけたらだめじゃん。
右側で少し学習したので、フルードがたれないように、キャリパーから古いホースを外したらすぐ新しいホースを付けます。
クリップが錆びついて抜けん。
こっちのホースも劣化なし。オークションで売ってみるか。
廻り止めを兼ねた変わった形のナット。
取り付けが終わったらエア抜き。一人でやるにはこのワンマンブリーダーが必要なんですが。いくらペダルを踏んでもフルードが上がってきません。当然エアも抜けず。ペダルはスカスカのまま。
先端のキャリパーに挿す部分が
劣化してアウトでした。まあ直接ホースを挿してエア抜きはできましたが。
前輪のホース交換終了。明日後輪のホース交換とシュー交換、シリンダーのカップ交換やって、月曜日に車検です。
あれ?左のブレーキホース、本締めした記憶が無いよ。明日確かめんと。
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