27歳のエスティマで、母の妹3人が住む九州佐賀まで形見分けドライブ6日目 [車でドライブ]
2023年5月27日(土曜日) 今日はいよいよ形見分けの品を叔母達に渡す日です。
晴れ。わかりにくいですが真ん中の赤い屋根の奥に写ってるのが鳥栖駅です。
7:00バイキングの朝食。今日はパン食で。(実はなぜか全く覚えてません。珍しく写真も撮ってないし。)
ここで帰りの手段として検討していた、新門司港から大阪南港へ行く名門大洋フェリーを予約しました。最初は高速で帰ることにしてたんですが、家までおよそ850km。一気に帰るだけの元気がありません。高速代(約850kmで12750円)、ガソリン代(約850km、約14000円)、宿泊費(約12000円)を鑑みると、フェリーと同じくらいの金額(合計約39000円)。それなら寝ている間に550kmぐらいショートカットできるフェリーがいいやということで。実はフェリーの料金が約4万円だったので最初は躊躇してたんですが、ハイシーズン外ということとWEB割引が適用されると24000円で車と二人が載れることがわかりこれで決定。
8:30 ホテルを出発。
9時に佐賀県神埼市に住む三女のところへ行きピックアップし、9時半頃佐賀市内の四女を乗せて10時頃に次女のところで形見分けをします。ところが最初の神埼で躓きました。何度か来たことのある家の場所がわからない。元々建設会社だったので電話番号でナビをセットしたのですが、そこに家がありません。まあすでに廃業してるってこともありますが、GOOGLEナビって偶にでたらめな案内しますねえ。あと、道が全然変わってるってのもあります。古い建物は壊されて道が広がっていたり、ルートそのものが変わっていたり。結局電話して場所を確認し20分遅れで到着。
エスティマに乗ってもらい、佐賀市内に住む四女のところへ。道端で待っていた叔母を乗せて、9:40 郊外に住む次女のところへ到着。
ばあちゃんの法事以来久しぶりに合う母の姉妹たち。左から次女、四女、三女。みんな等しく歳を取ってましたが相変わらずにぎやかで元気です。母とは8歳違いの次女である叔母がまだしっかりしていたのでホッとしました。四女と母とは17歳離れてますのでまだまだ大丈夫そうです。その中間の三女も同じく元気。
持っていったダンボール二箱分の服と、ネックレスなどのアクセサリーを渡し、三人で分けてもらいました。出雲大社の長寿祈願のお守りと宮島で買ったおみやげを渡し、用事があって今から出かけなければいけない次女にお別れを告げ、11:30 二人の叔母と昼食へ。
佐賀のラーメンを食べたかったんですが、先のバスケの件で町中は大渋滞、お昼時ということでどこのお店も並んでます。結局郊外のスシローへ。
とここで留守番の末弟からLINEが。
「猫、死んじゃった。」
そうか、待てなかったか・・・。母が連れてっちゃった。明日帰ることを告げて後のことを頼みました。
スシローの支払い4000円はホテルで貰ったクーポン4000円分で支払えたんですが、店員さんもクーポンの扱いがよくわかっておらずに右往左往。やっと会計がすみお互い良かった良かったと胸をなでおろしました。
もう急ぐ必要がなくなったんですが、フェリーは新門司から本日19時40分発のを朝方予約しちゃったので帰るしかありません。なぜなら当日キャンセルは乗船料の3割(今回だと1万円)払わないといけないからです。
ということで二人を四女の家に送り届けてお茶を飲んでお別れをしました。次に会えるのはいつになることやら。母が亡くなったことで佐賀との繋がり、もう無くなったからなあ。私の実家はすでに影も形もないです。
叔母の家を13:40出発。留守番と猫の世話をしてもらったお礼を佐賀駅で買いました。
153765km
14:30 長崎自動車道の佐賀大和IC近くのスタンドで最後のガス補給。
オド153775km 213km ここ、価格表示が「****円」となっていたんですが、福岡あたりでも159円とかだったんでそれぐらいだろうと入れたら・・・。172円!x25.54リッター=4393円。 リッター8.3km。前回給油した山口の下関から九州の下道は流れが悪いからなあ。今回最悪の燃費です。それに加えて最高価格。踏んだり蹴ったり。
14:50 長崎自動車道の佐賀大和ICから高速に乗り、今度は間違えずに鳥栖ジャンクションで九州自動車道に載って福岡方面へ。須恵PAで運転を代わり終点の新門司ICまで私が運転。本当は最後に九州でラーメンを食べたかったのですが時間に余裕がなくなってしまいどこにも寄らずに走りっぱなし。
16:00ちょうど、フェリー乗り場の最寄りの新門司ICで高速を降りました。2270円でした。
16:30 新門司港着。フェリーターミナルに行くと「第一便の方ですか」と聞かれました。そうです、目の前には17時発と19時50分発の2隻のフェリーが停泊していて、まだ第一便が出発してないのです。
当然我々の載る2便はまだ受付してません。というわけでこんなに急ぐ必要はなかったのです。フェリーの受付は出港の90分前までで、最悪30分を切ると乗船できません。2便が何故か7時出港だと思いこんでいて午後5時半までにつかないといけないと言う勘違いをしてたのです。実際は午後7時50分出港なので受付開始が午後6時からなのです。1時間半前の手続きリミットは午後6時20分だったわけで。
ただこれで九州での唯一の心残りだったトンコツラーメンを食べる時間が確保できたので、一番近いラーメン屋を検索しそこへ向かいました。
山小屋というラーメン屋で床は油でギトギト、もう絵に書いたようなラーメン屋でラーメンと餃子と焼き飯のセット(九州でラーメンと言えば自動的にとんこつラーメン、そしてチャーハンではなく焼き飯がでてきます)
二人で2300円でした。これで心置きなく出発できます。
近くのセブンイレブンでフェリー内での食料品調達。586円。
帰ると2隻あったフェリーが1隻になっていました。受付でクーポンの手続きをして(知らなかったのですが、日をまたぐフェリーもホテル扱いで旅行クーポンが発行されるのです。)大阪で使える1000円ゲット。
福岡県の分も当然あるわけで、そっちは乗船券の割引きに使われてweb割引と合わせて通常39900円(5m未満の乗用車+大人2人)の乗船券が23728円に。なんと16000円もの割引です。この値段なら自走する意味ありませんわ。
早速乗船の列に並びます。153913km。本日の走行194km。
バイクが多い。あ、今日は土曜日だ。土日連休で何処かへ行くのか?。それとも私のような定年リタイヤ組?。
18:30 早々と乗船です。北海道行きと違い、運転者以外も車に載ったまま乗船です。しかもランプウェイが途中で折り返していて(つまり入口が高い位置にある)、船内に入ったあとも更に2階上に登ります。こりゃバイクは滑りそうで怖いなあ。
しかも車は隙間なく、平行ではなくジグザグにぎゅうぎゅうに詰め込まれます。これ、降りられるんかいな。
これは車を止めた場所わからなくなるなーと思いながら客室へ。って、車の目の前がコンコース。つまり車と客室が同じ6階なのです。こんな高い位置まで車積むのか。波の荒い外洋じゃ無理かも。
今回の客室はコンフォート。16人部屋ですが、2段ベッドのツーリストと違い1段ベッドなのでツーリストより格上なのかな。
足側
頭側 必要十分な広さのベッドです。
こっちは船腹の車のない人用のコンコース。当然ですが出港後は奥の通路は切り離されます。
さらば九州。
船の舳先ではまだ積み込みが。どうやらトラックが一台遅刻したようです。
タグボートに押されて180度回頭。
今度こそさらば。赤いランプはタグボートの明かり。湾を出るまで見送ってくれました。それにしても豊後水道は風がすげー。
この航路、午前1時25分にしまなみ海道の来島海峡大橋の下を、3時40分に瀬戸大橋の下を、そして7時10分に明石海峡大橋の下をくぐるそうです。全部見られるかなあ。
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