KS2 12V化作業開始。2日目。 [89’KAWASAKI KS-ⅡKMX80-A2]
昨日に引き続き12V化を進めます。
発電コイルの加工は済んだので、踏んづけて壊さないうちに取り付け。取り付けネジはエンジンオーバーホールの際にヘックスに換えることとして、今回は憎きプラスネジで。
本日の目標は6VのときはレクチファイヤしかついてなかったKS2に追加する、12V全波整流のレギュレートレクチファイヤの配線です。
レギュレートレクチファイヤの取り付け位置を決めるためサイドカバーを外しますが、KS2はテールと一体で外します。エアクリーナーボックス左後方に6Vレクチファイヤとウィンカーリレーがあります。
6V電装の場合12V車のような、交流を直流に変換した上で電圧を一定に保つ機能があるレギュレートレクチファイヤは使わず、交流を直流に変換するだけの機能しか持たないレクチファイヤだけを搭載していることが多いです。KS2もレクチファイヤのみ。(以降レクチと呼びます)
構造はかんたんで、発電した交流のマイナス側のみをダイオードでカットしてプラス側のみをバッテリーに送るだけ。これを半波整流といいます。
電気を半分捨ててるため、もともと発電電圧が8V程度なので電圧を一定に保つ役目はバッテリーに任せていてレギュレーターはありません。ですのでバッテリーの液量は頻繁に点検しないと蒸発してしまいすぐだめになります。このため密閉型のドライバッテリーは使えません。
ウィンカーリレーは以前ICリレーに交換済みなのでこのまま使えます。で、レクチはどこ?
これがレクチですが、白い部分はコネクター。
これがダイオードが1個だけ入っているレクチファイヤです。
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