SSブログ
失業者の18切符歩き旅 ブログトップ
- | 次の10件

うどんうどんうどん・・・琴平へ。 [失業者の18切符歩き旅]

先週、讃岐うどんのふるさと四国の香川まで行きながら、チェーン店「はなまるうどん」でうどんを食べただけで帰宅した阿呆は私です。

で、大和ミュージアムへ行くという当初の目的は果たし、あとは帰宅するだけというスケジュールを捻じ曲げ、もういちど香川に寄り道することにしました。

てつのくじら館をあとにして、再び夢タウンの中を抜けて11時40分に呉駅へ。

11時43分、呉発広(ひろ)行きに乗り11時53分広へ到着。

112時15分、広発三原行きに乗り換えます。この呉線、広島<>三原間を通しで走る列車がほとんど無く、このようにぶちぶちにちぎれたダイヤを紡いでいきます。

13時34分三原着。腹も減ってきたので今回初めての駅弁を食べます。

CA340378.jpg

CA340379.jpg

時間がたっているのか硬くておいしくありませんでした。950円。

人心地付いたところで14時01分三原発岡山行きに乗ります。

始発なのでちゃんと座れました。座席にまだ読んでいなかった月刊マガジンの今月号を発見。ありがたく読ませてもらい、何事も無く15時32分岡山着。

15時42分発、高松行きマリンライナーに乗り、先週も含めると3回目になる瀬戸大橋越え。あいかわらず最高の景色です。たぶん私の中では鉄道景観ベストワンかも。

今回は高松と反対方向の琴平に行くので、橋を渡ったところの坂出で16時21分に降ります。ここで40分の電車待ち。今から行く土讃線はダイヤが薄いのです。

17時00分、高松発琴平行きに乗車。

CA340401.jpg

17時36分、今夜の宿場、琴平に着きました。ここは金毘羅さんで有名なところです。

CA340402.jpg

さて、ここへ来た目的、うどんを食せねばなりません。ただ、たいていのうどん屋が18時までには閉店しますのであわててリュックを背負い歩き出します。

17時45分、事前にネットで調べておいた「うどんや井上」へ。琴平小学校のまん前の路地を入ってすぐ見つかりました。なぜかというと数年前にここら辺に自転車で来てるんです。その時は事前調査が甘くて、うまいうどんにはありつけませんでしたが、あの時歩き回った記憶にこの暖簾があったのでした。

CA340405.jpg

「なんにします?かけかぶっかけになりますけど。」「両方」「え?」「だから両方ください、これ、晩飯ですから」というやり取りのあと、最後に残っていた2玉のうどんを順番に出してもらいました。

CA340404.jpg

かけうどん350円。

CA340403.jpg

ぶっ掛けうどん350円。どちらもおいしゅうございました。

うどんや井上

18時。店を出て今日の宿琴平パークホテルへ。ここも前に来たとき買い物をしたスーパーマルナカのまん前でした。ただ、あの時にはこのホテルは無かったですが。

CA340408.jpg

CA340413.jpg

7回の部屋の窓からの眺望。おおっ、あれに見えるは讃岐富士じゃないですか。いいロケーションです。

CA340410.jpg

部屋の中はこんなん。LAN付きだけどコードは無し。液晶テレビだけどアナログ。蛍光灯ランプは普通のホテルには無い、ありがたい備品です。隣はローソンなので買い物には困りません。貸し自転車が200円で借りられるので、日があるうちにホテルに着けばうどんツアーには便利です。(たいていのうどん屋は駅から離れていて徒歩圏内にはありません)

18時20分チェックイン。宿泊料金は食事なしで4200円です。

お風呂は8回に展望大浴場があります。夜6時から11時と朝6時から9時まで入れます。

さっきのうどんで十分腹が太ったので結局チェックイン後は大浴場に入った以外は外に出ずじまい。

インターネットで***な画像を見ているうちにあっという間に1時。寝なくっちゃ。

琴平パークホテル

3月11日の出費

18きっぷ1回分(4日目)2300円

琴平パークホテル:4200円

広島市路面電車(八丁堀>広島駅):150円

大和ミュージアム入場券:500円

食費:1920円

合計:9070円


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

呉の住人 てつのくじら  [失業者の18切符歩き旅]

CA340338.jpg

CA340340.jpg

この司令塔下に開けられた穴にかぶさった四角い箱が出入り口です。当然現役のときはここは厚い装甲に守られていました。

CA340341.jpg

左にある2つの部屋は。

CA340342.jpg

トイレとシャワー室。風呂はありません。

CA340343.jpg

右に曲がると司令塔下。よく映画に出てくるあれです。

CA340347.jpg

CA340345.jpg

通路はすれ違い不可能。突き当りが水密ハッチ。しかし展示用に出入りしやすくするため、ハッチの左側の壁に大穴を開けて通路にしてあります。

CA340346.jpg

子供のころこれをくるくる回すのが夢でした。

CA340348.jpg

居住区。狭いです。

CA340349.jpg

台所。

CA340350.jpg

おとこのあこがれ、天井を這う配管。

CA340353.jpg

水密ハッチ。

さて下のハッチ。天井に斜めに設けられています。はしごも無く人間が出入りすることはできません。さあ、何の出入り口?

CA340354.jpg

下を見るとこんなカバーが床に開いた大穴をふさいでます。

CA340363.jpg

 これは実は魚雷の搬入口。上の穴は船外に通じており、魚雷を外から斜めにここを通して、チェーンブロックで下の床にある細長い穴へ吊り下げながらおろします。つまり魚雷は人力で1本ずつ魚雷発射管室へ差し込んでいくのです。この作業はスティーブンセガールの映画(だったと思います)で見ることができます。

CA340355.jpg

もうなにがなんだか。

CA340357.jpg

操縦室。ドライバーシートです。

CA340358.jpg

潜望鏡。おじさんが楽しそうに独り占めしていました。

CA340360.jpg

戦闘時の照明。潜望鏡の視野は光量が少ないため目を慣らすために暗くするそうです。ううっ、俺には潜水艦は無理!

CA340365.jpg

左の細いのが潜望鏡。先端にはレンズはなく、下のようにプリズムになっています。

P1020554.jpg

 

CA340366.jpg

CA340367.jpg

CA340368.jpg

このてつのくじら館。潜水艦の展示場ではなく、海上自衛隊が海外で行っている、地雷撤去や機雷撤去の作業の様子をわれわれに伝えるのが本来のお仕事です。しかし、たいていの男子はこの外のあきしお君を見たらもうたまりません。全力で展示場をすりぬけて艦内を目指してしまいます。

さてそろそろ行かないと電車に間に合いません。泣く泣くくじら君とお別れします。

ちなみに大和ミュージアムは入館料500円、てつのくじら館は無料です。

この呉港、造船所ということもあり、神戸や横浜と違った雰囲気を持つ港町です。目の前には巨大なタンカー。少し行くと海上自衛隊の艦船が係留されていて、船好きにはたまりません。時間が足りず「しんかい」も見損ないました。もう一度訪れたい街です。

続く


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

巨大船のふるさと 呉 [失業者の18切符歩き旅]

P1020527.jpg

設計ミスとしか思えない、大和の展示。船首の上に2階のフロア(左の白い部分)がかぶっているので、船尾方向から以外で全長を写すことができません。

さて2階にある呉駅ホームに到着したら改札の外に出るのですが、なんとそこからずっとデッキになっていて、アーケードのような屋根の下を歩いていけば、一度も地上に降りずにミュージアムまで行けるようになっています。(徒歩10分ぐらい)

CA340309.jpg

スタート地点。300円と400円(リュックは400円のほう)のコインロッカーがありますが、ミュージアムに無料のロッカーがあるのでがんばって荷物を背負います。

CA340310.jpg

呉線。本数が多ければここで電車を眺めて過ごせるのに・・・。ローカルだもんね。

CA340311.jpg

デッキはこんな感じ。しかし総合スーパー「YOUMEタウン」(ゆめたうん:左奥に見える建物)が進路を阻みます。・・・・が。

CA340312.jpg

え、通っていいの?通路はファッションフロアーを貫通しています。

CA340313.jpg

最後の道路を越えると、やっと大和ミュージアムに到着。

ここで右に目を向けるととんでもないものが。

CA340314.jpg

あれが3つ目の目標。退役潜水艦「あきしお」。実物です。大和ミュージアムではなく、てつのくじら館という自衛隊の広報施設です。この船、中に入ることができます。

CA340317.jpg

右端に見えるデッキを通ってきました。広島本社の「夢タウン」。私のふるさと佐賀にもあります。

P1020407.jpg

船首の上にデッキが張り出しているので、目いっぱい後ろに下がってもこのとおり。全体は写せません。建物の設計時に気が付かなかったのでしょうか。

P1020408.jpg

P1020413.jpg

P1020410.jpg

P1020420.jpg

P1020436.jpg

P1020422.jpg

P1020425.jpg

P1020437.jpg

いやあ、すごいですねー。これで砲塔や側距儀が動いたら・・・・・。(実際は完全なモックアップです)、あとで撮影した分すべてをアップしますので模型等の参考に。

次に第二の目的がこれ。こっちは琵琶湖から引き上げられた本物です。

P1020470.jpg

零戦の最終型とされている62型。52型とはエンジンが違います。微妙にカウルが太いです。

P1020506.jpg

中身・・・ってことはカウルの中は?

P1020510.jpg

おおっ、ツインバレルのキャブ。水に浸かっていたため、アルミが腐食しています。

P1020490.jpg

内外の機銃が違う。

P1020483.jpg

フラップ駆動リンク。

P1020480.jpg

おおっ、ここは穴が開いているんだ。

(これも写真はあとで)

ここにはほかに特攻兵器「人間魚雷回天」が展示してあります。

でも悲しすぎて写真は写せませんでした。当時の軍部はなにをしようとしていたんでしょう・・・あきれるばかりです。

大和ミューアムの最後にこれ。全長2Mぐらいのヤマト。これ欲しい!

P1020537.jpg

ここでタイムリミットの11時。

さて、次は道路の向かい側にある、てつのくじら館に向かいます。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

1/10大和はこちらで製作されました。建造はドッグで行われ進水式もやりました。製作工程もあります。

続く


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

さらば広島。 [失業者の18切符歩き旅]

3月11日、朝6時50分起床。2日目の始まりです。

電車が8時なのであわてて着替えて朝食へ。

CA340300.jpg

CA340301.jpg

まあ標準的な和朝食。ただ、つみれのなべが付いてきます。さらにコーヒーも飲み放題。これまで含んで1泊4900円はすばらしいです。場所もパルコがある繁華街まで歩いて5分ほど。最高の立地でした。

広島パシフィックホテル

荷物をしょって路面電車の通りまで歩きます。ほんとは広島駅まで歩きたいけど30分はかかるため目的の電車に間に合いません。で、一応メタボ対策という建前があるため、ホテルの前の女学院前ではなく、少しだけ歩いて別の路線の八丁堀の停留所から路面電車に乗って駅へ。どこまで乗っても150円です。いいなあ、広島市民。うらやましいぜっ。

CA340302.jpg

3両編成なんてのもあるんだねー。

CA340305.jpg

7時50分広島駅着。

8時07分発、呉線三原行きに乗ります。思い切りローカルなのに超満員。どうやら沿線に学校や工場があるみたい。ものの見事に3つ目の海田市駅でみんな降りてしまいました。

8時59分、呉駅着。

そうです。ここが今回の旅の目的地です。もうお分かりでしょう。

P1020505.jpg

海軍零式艦上戦闘機62型、そしてここの主

P1020442.jpg

実物の1/10の主艦橋。、建造当時世界最大の日本光学製測距儀。アメリカに遅れをとった電探。

そうです、呉市海事歴史科学館、大和ミュージアムです。開館したときからずっと来たかったのですが広島ははるか彼方の地。機会がありませんでした。

もちろん大和の模型(といっても26メーターもありますが)が第一目的ですが、ここには和歌山から来た零戦62型ともうひとつすごいのがあるんです。

実際ここの見学には2時間を予定していたのですが、実際は1時間足して3時間でもすべてを見ることはできませんでした。またこなくてはいけません。今日のホテルの予約(香川の琴平)が無かったらもう一日居たかった・・・。

琴平のホテルで、ここまで書いて夜中の1時になってしまいました。いえ、エッチなビデオを見ていて時間がつぶれたわけではありません。(少しだけ・・・。)

続きは明日、家に帰ってからということで。(ひょっとしたらもう1泊、なぜなら京都に行きたい乗り物の博物館があるから)


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

はーるばるきたぜぇひろしまぁぁぁ [失業者の18切符歩き旅]

 

CA340297.jpg

 青春18きっぷもスタンプ3個目。あと2日分。今回使い切ります。

さて、今夜、先週の予告どおり広島にいます。ホテルの窓の下を路面電車が走る町。

 

3月10日朝4時起床。先週と同じく名鉄地下鉄線の上豊田駅へ。

ただ先週と違うことが起こってしまいました。

駐車場に入るため左折したとき「どっかああああんん」という音とともに車がジャンプ。

そう、縁石に乗り上げてしまったのです。車が見事に縁石に乗っかってしまい亀の子のようににっちもさっちも行かない状態に。電車の発車時間は迫るし、「中止」の一言が頭の中をめぐりました。涙が出そう。

結局騒ぎに気づいた駐車場の管理人の方にコンクリートの車止めを借りて、浮いているタイヤにかませ4WDに入れて脱出。四駆でよかったです。

しかし勢いよく乗り上げたため左前輪のホイールがつぶれてしまい、パンクしてしまってます。

ジャンプして、きれいに縁石に着地してしまったし、ひょっとしたらオイルパンヒットしたかも。

とりあえずパンクしたまま駐車場へ。あとのことは帰ってきてから。切り替え切り替え。

でも足回り行っちゃっただろーなー。廃車かも。・・・・・・・・・。ううううううう。

というわけで思い切り負の要素から始まった今回の広島行き。始まりはじまりー。

姫路までは先週とまったく同じ列車を使います。ただ、先週あった停電は当然無くて、時間通りに運行しました。

今回は姫路城には行きませんので、姫路では先週より約二時間早い11時23分姫路発播州赤穂行きに乗りかえます。おにぎりで昼食。

CA340242.jpg

CA340241.jpg

今回姫路>播州赤穂間の運転士が女性だったのにびっくり。どうです、運転席の彼女と話す外の彼のうれしそうな顔。

11時56分、終点まで行かず相生で乗換え。12時25分相生発岡山行きに乗ります。先ほどのおにぎりでは足らず、ハムマヨを購入。

CA340246.jpg

CA340247.jpg

この列車は今回持っていった時刻表にはありませんでした。(時刻表では相生発糸崎行きですがこれは岡山終点)

3両編成で、えらく古い車両でした。

CA340249.jpg

ここでおかしなことを発見。この年式だと窓が開くはず。しかし本来あるはずの窓を開けるレバーがありません。

CA340250.jpg

エアコンがあるとはいえ、情緒の無いこと・・・。

13時36分岡山着。

ここでも手持ちの時刻表と駅の時刻表がぜんぜん違います。本来ここから15時10分発各駅停車の岩国行きに乗って18時17分広島で降りる予定だったのですが、この岩国行きがありません。どうしよう、広島へつけない!と、よく見ると14時20分発の下関行きを発見。しかも西条駅からは快速になり予定よりかなり早くつきます。

そうかこれが無くなって、今回のダイヤ改正で出発が50分遅い岩国行きになるんだ。早くなってラッキー。でも改正後は連絡が悪くなるんだなあ。

CA340256.jpg

おおっ。この車両にはちゃんと窓開けのレバーが。ねじの位置まで一緒です。このレバーをつまんで上に持ち上げると窓が開きます。

CA340257.jpg

おおっ!上にもレバーが。上からも開くんだ。

CA340258.jpg

そうして無事16時56分に広島着。時刻表の新ダイヤより1時間21分早く着きましたー。

さて今回気になったのこと。

姫路まではダイヤがわりかし濃いので、1本乗り遅れても何とか先にいけるのですが、姫路から岡山で一気に列車が減って、岡山から広島へ乗り換え無しで行く列車は今回の下関行き1本のみ。西に行くにつれて18きっぷ乗りは困ることとなりますねー。

西に行くほど車両はぼろになり、編成も減って、なんか辺境へ向かっているような錯覚を起こします。

ですから広島に降り立ったとき、よくもまあこんな大都市がこんなとこに、っていうのが第一印象でした。

さらに驚かされるのがこれ。南口を降りるとすぐにたたずんでいるそれを見たとき、昔福岡に住んでいた私は涙が出そうに。何しろ近所では見ることができないほどの種類が縦横無尽に走ってるんですよー。

CA340269.jpg

CA340272.jpg

CA340275.jpg

CA340276.jpg

おおおお、ここ、住みたい!路面電車、いい!

でも今回は乗りません。メタボ対策にホテルまで歩きます。おかげでたくさんの路面電車を眺めることができて幸せー。

CA340278.jpg

途中の歩道に埋めてありました。胸にこみ上げるものがあります。(私は戦後10年の生まれですが、まだ町には戦傷者の方がたくさんいましたし、庭を掘ると機銃弾が埋まっていました。80歳になる母はムスタングに機銃掃射されたそうです。近所の鉄くず屋には火薬を抜いた砲弾が山積みされていました。)今が平和でよかったなあとしみじみ思います。

17時30分、女学院前停留所の前にある広島パシフィックホテルが今日の仮の住まいです。4900円で600円分の朝食つき。

部屋に入り荷物をほどき夕食へ。事前に調べておいたお好み村へ向かいます。ここは2階から4階までがお好み焼きの店だけという屋台村です。

CA340295.jpg

お好み村

ちょうど観光バスで来た人たちの波に飲み込まれ、3階の「たけのこ」のカウンターに座りました。

CA340281.jpg

すげー、山盛りじゃん。

CA340288.jpg

焼きそばも投入。注文に応じていろいろと足していきます。

CA340293.jpg

私が頼んだ「たけのこスペシャル」そばに卵にイカに豚に、それからイカ天(これってイカのてんぷらだと思っていたらあの、駄菓子のイカ天なんですね)1575円。ほかにいろいろな店をはしごしようと思っていたのに、これだけで腹いっぱいになりました。まじ、おいしいです。愛知にも広島焼きの店がありますがあれっていったい何なんでしょうか。広島風?

腹がくちくなって眠くなったのでコンビニでジュースを買ってホテルに帰り2時間仮眠。

今12時。これを書いてます。各駅停車600KMの旅は疲れました。

さあ明日はいよいよ今回の旅の目的地へ行きます。7時から朝食で、列車の都合で朝8時までに広島駅に行かなくちゃいけないんで走るかも。(いやいや、走るのは無理でしょうなあ・・・。)

本日の出費:18きっぷ1回分2300円、移動中食費ほか1149円、ホテル4900円、夕食ほか2011円 計10360円


タグ:お好み焼き
nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

凄春18切符の旅 写真集 [失業者の18切符歩き旅]

CA340208.jpg

米原にて、車両のサイドにこんな表示が。普通クモハとか書いてあるけど・・・。

カキ、海って・・・・・なに?

GoogleDrive

いやというほど撮りまくった写真すべてをGoogleDriveにアップしました。(ファイル名が若いものが先に写したもの=下へ行くほど先になります。なのでまず一番下までスクロールして最後の1枚をダブルクリックし、左矢印で逆走してください)

最後の夜のホームは名鉄の新豊田駅です。その前は大垣かな。 

全部で159枚あります。

鉄道、姫路城等、節操無く撮っています。

ちなみにデジカメではなく、カシオの防水携帯W42CA(200万画素)で撮ってます。姫路城の中がこれほど写るとは思いませんでした。望遠が必要なとき意外はこれで十分です。

 


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

鉄分ゼロの中年、凄春18きっぷの旅 その4 終わり [失業者の18切符歩き旅]

3月3日朝7時起床。まずカーテンを開けます。やったあ、降ってない。天気予報から、雪あるいは雨が降っているものと思っていましたが、何とか駅まで降られずに済みそうです。

さてこれが朝食。

CA340172.jpg

夕食といわれても納得の内容です。ちなみに左下のは焼き魚ではなくチキンです。

これで宿泊4980円は「経営大丈夫?」と心配してしまうほどです。

部屋へ戻り、荷物を詰め込み8時30分出発。まだ雨は降ってきません。ラッキー。

CA340174.jpg

ビジネスホテル イーストパーク栗林 087-861-5252 朝食無しなら4450円です。

ビジネスホテル イーストパーク栗林

CA340175.jpg

昨日と違い30分かからずに駅に着いたとたん降りだしました。もちろん雪じゃなく雨ですが。

8時59分高松行きに乗って、高松駅着9時09分。朝食を食べたばっかりだったけど、はなまるうどんが唯一の四国の旅の味だというのは悲しいので、昨日食べ損なった駅構内「連絡船うどん(宇高連絡船?)」のとろろぶっかけ420円を食べました。そこそこおいしかったけど420円は讃岐うどんの値段じゃないんじゃ?

CA340182.jpg

CA340180.jpg

うどんを食べるのに小銭がなかったので駅のスーパーに入ったのですが、こんなかわいいお遍路さんがいました。

CA340181.jpg

高松発9時51分のマリンライナー42号に乗り、瀬戸内海を超え10時48分岡山着。昨日は入ってなかったヒーターが入っていました。足元ぽかぽかです。岡山ではトイレだけ済ませ、11時16分発岡山発、12時20分相生着。相生では1分後出発の快速野州行きに駆け込みますが当然こちらが着く前に到着していたわけで、乗ったときには席がありません。そこで途中の姫路で12時42分姫路発長浜行きの快速に乗り換えました。これでゆっくり座れます。というかほとんど乗客はいませんでした。ラッキー。

CA340191.jpg

15時21分米原着。きつねうどん350円を食べて一休み。15時59分発大垣行きに乗って16時35分大垣着。さあ、これで最後の乗り換えです。反対側のホームに停車している電車に飛び込み座席を確保。

16時39分大垣発豊橋行き出発。次の駅は垂井。 ここで時刻表を見てあと駅がいくつあるか確認したのですが・・・・・無い。垂井駅が・・・。え、まさか。下りのページを見ると垂井の名が。その次は関が原。

おおおおおおおおおお!戻ってる!今来たほうに戻ってるう!

あわてて次の関が原で下車。反対ホームへ階段を駆け上がり・・・・。

次の電車30分後じゃん。

あと1本、あと電車1本で名古屋だったのに・・・。最後の最後に・・・俺のばかあ!

さて思い出してください。今日の天気予報を。そして関が原の名前を。

CA340211.jpg

寒風にさらされて待つ30分の長かったこと・・・。

17時19分大垣発。もうとっくに名古屋についている時間(17時10分着予定だった)にまだ大垣・・。

18時07分名古屋駅着。18切符2日目が終了しました。

名鉄東山線>名鉄鶴舞線>豊田線と乗り換え19時13分、車のある上豊田駅に到着。

2日分の駐車料金800円を支払い、20時20分無事家に到着しました。

お尻が真っ赤。疲れたあ。

本日の行程

高徳線栗林発8:58>瀬戸大橋線高松発9:51>山陽本線岡山発11:16>山陽本線相生発12:21>山陽本線姫路発12:57>北陸本線米原発15:59>東海道本線大垣発16:40>逆走>関が原発17:19>名古屋着18:07

本日の出費

18切符切符1日分2300円+食費等1798円+豊田行き690円+駐車料金2日分800円 計5588円

全費用 1日目12789円+2日目5588円=18377円(切符、宿泊、食費すべて含む)

さて、今回の1泊2日は実はリハーサルです。

来週2泊3日で今回と同じ列車に乗って、四国へは行かずに西へ行きます。目的地は広島県。どこに行くかはわかる人にはわかりますよねー。


nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

鉄分ゼロの中年、凄春18きっぷの旅 その3 [失業者の18切符歩き旅]

3月2日の続きです。

部屋はこんな感じ。普通より狭いけど朝食つきで4980円というお得なホテルでした。(朝食がすごかった:写真はあとで)LAN無料、液晶テレビ、加湿器付きで、むふふなビデオもちゃんとあります。

17.jpg

16.jpg

チェックインして荷物を整理したら夕食に出かけます。いままで泊まったビジネスホテルは駅前ばっかりでしたので食事に困ったことはありません。でもここは・・・・。1時間ほどうろうろしましたが食事できそうな店がありません。目標は讃岐うどんだったのですが・・。

結局見つけた店は、モスバーガー、ケンタッキー、九州ラーメン、コンビニぐらい・・・。あきらめかけたそのとき「うどん」の看板が。やったあ、見つけた!

18.jpg

ええええええ。よく見ると。げげげ。

「はなまるうどん」・・・・チェーン店じゃん。うちのそばにもあるぞ。讃岐まで来て・・・・チェーン店のうどん。

しかし歩きずくめで疲れ果てた私にはもう選択権がありません。

敗北の結果がこれ。

19.jpg

きつねうどん(中)399円+追加ねぎ(ただじゃないの?)53円+磯辺揚げ105円+カレー399円で計956円。確かにまずくはなかったけど。

あとはコンビニでちょこっと買い物をしてとぼとぼ戻ります。

LANをつなぎこのブログを更新していたらあっという間に12時。あわててシャワーを浴びて就寝。

CA340170.jpg

更新に使ったeeepc901-X。右はガーミンのGPS。これのおかげでホテルが逆方向だときづきました。手前は20年ぐらい前に買った安物のスケルトン懐中時計。今でも狂わず動いていて、気に入ってずっと使ってます。

 

天気予報では明日は・・・・・広島、岡山で雪ですと。げーっ。

本日の費用

青春18切符1日分2300円+名鉄690円+食費3919円+姫路城入場料600円+ロッカー300円+宿泊代金4980円=計12789円 

続く

 


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

鉄分ゼロの中年、凄春18きっぷの旅 その2 [失業者の18切符歩き旅]

 3.jpg

写真は明石海峡大橋:10時50分ごろ通過。

米原では次の列車まで43分あるので、おにぎりを食べながら今後の予定を立て直します。

とりあえず一番長距離を走る米原発8時50分、姫路着11時16分に乗ることにして、今度は30分前から一番前に並びました。おかげで窓際のベストポジションをゲット。

ここでひとりで長距離普通列車に乗るときの注意を。

一度立つと誰かが座ってしまいますので、トイレに立てません。水分補給はできるだけしないほうがいいと思います。しかもトイレは先頭と真ん中に2箇所しかないため行くのに時間がかかります。荷物を置いて席取りすると荷物の盗難が心配ですし、それ以前にずっと立っている人に申し訳ありません。

あと、出入り口から1列目の座席はドアを引き込む関係で窓が2重になっていますので外がよく見えません。構造材にさえぎられて窓の面積も小さく、さらに窓の下の通常缶ジュースなどを置く桟がありませんので避けたほうがいいと思います。それと、酔い安い人は進行方向を向いて座ること。そのために乗る前に電車がすすむ方向を確認しておいたほうがいいでしょう。

・・・・・・私は呪われているのでしょうか。

大阪駅を過ぎたところで突然スローダウン。とうとうとまってしまいました。

「えー、信号が赤に変わったたため停止しました・・・え、あの、信号が消えてしまいました。しばらく・・え?おまちください。」とアナウンスがうろたえています。

灘(なだ)で停電があって、信号がすべて消えているとのこと。スローで次の停車駅芦屋へ。

結局芦屋で止まっていた列車は13分後やっと動きました。

この13分は結局取り返すことができず、本来11時16分につくはずだった列車は13分遅れの11時29分に姫路に着いたのです。

ぎりぎりのスケジュールで動くことが多い18切符の旅にとって、この遅れは乗り継ぎできない事態を発生させる可能性があります。(実際今回一番タイトな乗り継ぎは1分差で出発というのがありました。)まあ、すべての電車が止まっていたはずなので問題なかったとは思いますが。

ただ、今回の旅では姫路城に立ち寄るという唯一の予定を入れていたため、次の乗継まで2時間あいだを空けていたのが幸いしました。そこで駅弁で昼食をとります。しかし駅弁を駅のベンチで食べるのは恥ずかしいですねー。寒かったし。

5.jpg

本物のかにをたっぷり使っているのに、てんぷらはカニカマ!

6.jpg

駅前に出ると姫路城の雄姿が。そうです。駅前の大通りから姫路城が見えるのです。で、見える以上、今回の旅の最重要課題「メタボの解消」を実行するため歩くことに。

およそ30分後。大手門についた私の目の前に「天守閣の見学にはおよそ1時間30分かかります」という看板が。

列車の時間までの猶予2時間のうち、ここまでで40分。残り約1時間半。普通に見学しては駅まで帰れません。ここで天守閣をパスする?

実は姫路城の天守閣、4月からレストアに入り、足場に囲われるとのこと。ここで見ないと今度これるのはいつのことか。

で、荷物をロッカーに預け身軽になって猛スピードで天守閣へ。

最上階へ上ると突然消防車のサイレンが響き渡りました。外を見るとうっすらもやが・・・いえ煙です。火事じゃん。

9.jpg

8.jpg

いやこんなの見てる場合じゃない。全力で階段を下りていきます。

7.jpg

さよなら姫路城。今度来るときはもっときれいになってるんだね。(実際薄汚れていて、白鷺城の名にふさわしくないように見えました。)

さて駅に競歩状態で飛び込み、ホームまでの階段を駆け上がるとベルが鳴ってます。

姫路発13時36分発の相生行き、発車30秒前。ぎりぎり乗れました。心臓がばくばくいってます。ひざもがくがく。

ぎりぎり乗車なので座れないと思いきや、いままでのような長距離快速ではなく普通の鈍行なので乗車率は4割ほど。

相生発14時27分三原行きに乗り換え四国の入り口岡山に到着したのは15時31分。

岡山で15時41分発高松行きのマリンライナーへ。この電車は2階建てを連結したかっこいい電車でした。そして何よりもそれが瀬戸大橋をわたるのが最高です。

CA340139.jpg

こちらが先頭車両。高松側です。指定席のグリーン車なのでもちろん18きっぷじゃこの2階建て車両は乗れません。

CA340382.jpg

2階に上がる階段。これ以上は庶民の私には恐ろしくていけませんでした。

12.jpg

この高さから瀬戸内海を眺めながらの旅。最高です。

13.jpg

この列車、高松側と岡山側と前後で顔が違います。こちらの2階建ての車両が高松側でした。入れ替わるのかどうかわかりません。下の普通車は岡山側?自由席です。

CA340393.jpg

こちらが今回岡山側でした。

 

そしてとりあえずの最終目的地高松駅に16時36分到着。ここまで食事らしい食事をしていなかったので香りに誘われてホームで雪苺娘(ゆきいちご)というお菓子を2個購入。1個230円。求肥で生クリームに包まれた苺をくるんだものでした。

CA340168.jpg

駅構内のうどんを食べようと思ったのですが満員なのであきらめました。まあいいさ、ここはうどんの本場。ホテルについてから探そうっと。

さて本日予約したビジネスホテルは高徳線に乗り換えさらに4駅先の栗林(栗林公園:りつりんこうえんそば)にあります。しかし線路は高松終点で、ここで途切れてます。高徳線の2番ホームはどこ?

CA340141.jpg

 

1,3番線のずっと奥にひっそりとありました。

14.jpg

15.jpg

高徳線。架線がありません。ディーゼルです。この車両の扉は手動。

16時59分栗林着。ここでホテルの地図を上下逆に見てしまい駅の反対側へ。途中で南北間違えたことに気づき、結局駅から60分ほど歩いてやっとホテル到着。

ホテルのチェックカウンターは2階。がくがくの足に鞭打ってやっと到着・・・。

続きはまた明日。

はあああ。今日と同じ行程を全力で逆回しするんだよなあ。あさっては病院でMRIとらなきゃいかんし。

 

 


nice!(3)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

鉄分ゼロの中年、凄春18きっぷの旅 [失業者の18切符歩き旅]

CA340213.jpg 

これが青春18きっぷ。緑の窓口で購入する。わたしはJTBで購入。春、夏、冬の3回発売され、今年の春の発売は2月20日から3月31日まで。使えるのは3月1日から4月10日までで、それを過ぎると使わなくてもただの紙切れになる。スタンプを押してもらってからその日の0時までで欄を1個消費して、5回スタンプが押せるので、1人なら5日(飛び飛びでかまわない)、あるいは5人で1日普通列車が乗り放題となる。(写真は2日分使ったということになる)当然途中下車も自由なので、駅舎の写真を取ったりするのに便利。ただし普通列車は基本的に短距離しか走らないため、遠くに行く場合は時刻表が読めないと乗り継ぎに失敗して、その日のうちに目的地につけないことになる。切符自体は通常のマグネット付き台紙だが、デジタル全盛のこの時代、駅員がスタンプを押し、駅の出入りの際も駅員が目視するという思い切りアナログな切符で自動改札は通れない。逆に、駅員に見せるだけで改札を通れるので、このように首から提げるケースに入れておくと便利。

CA340215.jpg

さてここから、52歳にして初めて青春18きっぷの存在を知り、これまた初めて汽車旅を経験した中年の日記となります。参考にはまったくならないと思いますが、人生に疲れ始めた中年のおっさんが旅立つきっかけにでもなれば幸いです。

 

1.jpg

家でごろごろしているうちに体重がえらいことになってきたので、2月20日に発売されたJRの青春18きっぷを購入、本日それを使って愛知県の豊田市から四国の高松までやって来ました。

じつはあたくし、52年の人生で、鉄道を使って旅するのは初めてなのです。旅の足は学生時代は自転車、社会人になってからはバイクオンリーで、この歳まで車でのドライブすらしたことなかったのです。もちろん帰省などで新幹線は利用しますが、旅の足として認識したことはありません。移動の道具です。

さてこの切符、1枚当たり2300円でJRの普通列車を0時から翌日0時までの24時間乗り放題という、貧乏人にはとってもありがたい切符です。それが1人で5日分あるいは5人分で1回使えるという、5枚つづりで11500円、太っ腹な切符なんです。

うまく使えば名古屋から九州まで1枚分の2300円で行けてしまいます。

うまくつかえば・・・ね。

まあそのもごもごの理由は今回の旅の内容を読んでもらえば・・・。

なぜ凄春?それも読んでもらえば・・。

 

3月2日朝3時半起床。「あれ、0時から使えるんでは?」と思った人、正解です。時刻表を見ると確かに東京発でしたら0時近辺に出発する列車がありますが、その列車が名古屋を通過するのは5時ぐらい。名古屋始発も同じ5時くらい。すでにここで24時間使える切符のうち5時間が無駄になります。

しかもうちは山の中、一番近い駅まで(しかも私鉄)車で1時間。そこの始発が5時半。一番近い」JR線の名古屋駅に着くのは40分後。

つまり、朝3時半に起きても乗れたのは6時40分発の大垣行きでした。ああもったいない。

ここで問題発覚。

持ってきた時刻表は数日前に買った3月号最新版。よく見ると3月14日のダイヤ改正版。今日は2日。つまり2月号がないと現在のダイヤがわからないのです。実際数十分のずれがありました。

キオスクでも最新版しかないとのこと。こうなりゃいきあたりばったりで、目の前に来たやつに乗るしかありません。これが地獄の始まりでした。まあ大垣行きは名古屋始発だったので座れたのですが、次に乗り継ぐ米原行きは超満員。ダイヤ上、ひとつ前の電車でついた客もこの列車に乗るしかないのと、入り口に3台の自転車がくくりつけてある上、大量の荷物をはずしたキャリアごと床においてあるので足の踏み場がありません。さらにどういうわけか止まる駅止まる駅で大人数のグループが乗ってきて誰も降りません。この30分はメタボな52歳にはこたえました。しかも本日は突然の寒波襲来でドアからの隙間風が半端じゃない冷たさ。さあどうなるのか。

ここまでの行程

自宅3時50分発(車)>4時40分名鉄地下鉄線上豊田駅着>5時36分発>名古屋着6時25分(690円)・・・JR名古屋駅6時40分発>7時20分大垣着・・・7時31分大垣発>8時07分 米原着(おにぎりとポカリスェットでやっと朝食)

追伸

実は今回の旅のきっかけになったのは1冊の漫画でした。

CA340219.jpg

2002年から月刊IKKIに5年間掲載されていた「鉄子の旅」全6巻。

売れない漫画家、菊池直恵のもとにある日飛び込んできた、鉄道マニアとの旅を漫画化するという依頼。駅弁や、観光、土地土地のご馳走などの取材を会社(小学館)の金でできるうえ、定収入を得ることができる!と夢想した菊池はもちろん喜んでこの依頼を受けたのですが、それがその後5年も続く地獄の入り口だったとは思いもしなかったのです。

この漫画、すごいハイテンションの中年鉄道トラベルライター横見浩彦(定職に付かないまま人生のほとんどを鉄道の中ですごしてきた40男で、世界でただ一人日本国内の鉄道全駅制覇の記録を持つ、鉄にとっては神と呼べる人物・・・らしい。漫画を読む限り、困った人のようだが・・・)、鉄分ゼロで鉄にたいしてとってもクールな漫画家、菊池直恵、その2人にひっかき回される小学館の編集者の3人が繰り広げる、信じがたい鉄道旅行を漫画にしたものです。それはとても旅行とは呼べない苦行の連続。

「今日はどこに行くんですか?」

「久留里線の全駅に行く」

「え、それだけ?おいしいもんは?観光名所は?全駅に降りるって不経済じゃないの!」

 「大丈夫、青春18きっぷがあるから」

「ごちそうは?」

「その辺のコンビニで」

 これが取材初日にはじめて会った2人の会話。

そしてわたしと青春18きっぷとの出会いでした。

さらに今月、終わったはずの「鉄子の旅」に第7巻と呼べる「鉄子の旅プラス」が発売されました。連載終了後の漫画家菊池直恵のどたばたを描いたものです。

鉄子の旅 プラス (IKKI COMIX)

鉄子の旅 プラス (IKKI COMIX)

  • 作者: 菊池 直恵
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: コミック

さああなたも鉄の入り口を覗いて見ませんか。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
- | 次の10件 失業者の18切符歩き旅 ブログトップ

にほんブログ村 バイクブログ バイクいじりへ
にほんブログ村
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村