祝・二輪車ETC本格運用 [93'YAMAHAGTS1000]
11月1日午前零時より、ライダーの念願だった二輪車用ETCの本格運用が始まります。
何しろ自動車用ETCさえ完全に普及して無いってのに、ハイウェイカードを廃止しちまったせいで、ライダーは現金払いかカード払いするかしか選択できなくなってしまい、また昔の「グローブはずして、財布を出して、金を出して、おつりと領収書受け取って、ポケットにしまって、やっと発進」って過程を経なくてはいけなくなったのです。
さらに、同じ軽自動車扱いなのに4輪だと通勤割引はなんと半額!!!
私も毎朝高速通勤してるのですが、バイクだと350円取られるのに、4輪だと150円ですぜ。
こんな状況を指をくわえてみているしかなかったので、やっと、やっとか!という感じですね。
さて、私皆様に先だって、ETCのモニターをやらしてもらい、すでにこの恩恵を受けております。
感想は「素晴らしい」のひとこと。
料金所で止まらないでいいなんて、なんて素敵なことざんしょ!
ただ、ネックなのは価格ですね。
対衝撃、防水などの対策のため、自動車用の2,3倍するらしいです。でも普及すれば価格は下がるはずだし、モニター用みたいに不細工な設置をしないでよくなるはず。
以下の写真は要するに試作品です。
じっくりとご覧下さい。
(市販品はこちら。ずいぶん小さくなるようです。)
http://www.jrc.co.jp/jp/whatsnew/20060921/index.html
これが本体です。防水ケースに収まってますが、クレジットカードを入れるので「鍵のかかるところ」に設置する必要があります。
このヤマハGTS1000だとテールカウルに収まりました。
カードはIC面を下にして入れ、ふたをしてレバーでロックします。本体にかぎはありません。
取り付けはこのように。大きい箱がアンテナです。見た目うっとおしいですが、走り出すと気になりません。ただし、伏せることはできなくなります。
手前がカードが入っているかどうかを示すインジケーター。ゲートの故障も知らせます。
車と違い目の前にカードが無いため、入れ忘れ防止のため絶対目の前に無いといけません。
これが取り付けブラケット。車種によっていろいろ用意されているらしいです。メカメカしくてとっても気にいってます。
こちらも取り付けの様子。Fブレーキの固定ねじを利用してます。
一般のかたがた。
あと1ヶ月の辛抱です。
それまで優越感に浸りながら通勤に使ってみます。
*ETCをつけるとこんなメリットが。
通勤割引:100㎞以内のIC間で、朝6時から9時、夕方5時から8時の間にETCゲートをくぐれば、料金は半額。ただし、各時間帯でカード1枚に付き1回だけしか適用されない。(逆に言うとカードの枚数だけつかえますが)
深夜割引:午前零時から4時の間に高速道路上にいれば、乗った区間全域の料金が3割引。
例:愛知県<>九州佐賀はバイクだと軽自動車なので通常15000円が9000円ぐらいになります。
マイレージ:高速乗るたびにポイントがつき1000ポイントで8000円割引になります。(ETC取り付け時に自動車だと600ポイントもらえました。二輪車は機械が高いためもう少しもらえるようです。)
東京圏、大阪圏の方はさらに割引があるようですね。うらやましい。
さあ、みんなでETCつけて、高速を2人乗りしましょう!
ETCカードは、クレジットカードを持っていればその会社のホームページ上で簡単に作れます。
クレジットカード1枚に対して1枚作れるので、2,3枚作っておけば割引の面でいろいろ便利です。どう使うかここではいえませんが・・・。合法のはず。
ハイウェイナビゲーターのページはこちら(ETC割引後の料金を検索できます。)
http://www.hinavi.jp/route/hinavi.html
ETC割引について詳しくはこちらを参考に。
http://www.go-etc.jp/
バイク用ETCのモニターに当選>高速バイク通勤へ [93'YAMAHAGTS1000]
GTS1000で真夏の南紀ツーリング [93'YAMAHAGTS1000]
ヤマハGTS1000が我が家へやってきた。私の華麗なバイク変歴より抜粋 [93'YAMAHAGTS1000]
弟のところへ使わなくなったレーザーディスクプレーヤーをもらいに行ったら(そう、壊れていない限り、私はなんっーでももらうのだ)。
「バイクもってけ。金はいいわ。」
ちなみに、50ccのぽんこつスクーターをもってけといっているのではない。
ヤマハ1000GTS。
れっきとしたリッターバイクである。
「なんでまた・・・」
「ガレージをあけたい。それも2台分。」
そう、GTSのページで書いてあるとおり、とうとうバイクを買ったのである。
それも2台・・・ではなく、2台分のスペースが必要なバイク、BMWR1150RT!
巨大なフルカウルに、純正の全幅1mになろうかというサイドボックス付きのやつだ。
詳細はあとから書くが、最新車種なので中古は無い。
しかも今、あいつの嫁さんは妊娠中である。
ということは来年子供が生まれるってことで。・・・・・・・。
で、代金の換わりにチャイルドシートをプレゼントすることにした。・・・てそうじゃないだろ。話がそれてる!。
そうだ、これを許した嫁さんに乾杯!
(なぜGTSを手放したかはこれからの試乗で解明してゆこう。BMWとの乗り比べレポートに乞うご期待を。)
今回再開した貧乏ガレージ製作記(こんな題名だったっけ)は、このGTSを収めるために無理やり再開したのである。
弟んちにGTS1000がやってきた 私の華麗なバイク変歴より抜粋 [93'YAMAHAGTS1000]
弟のところに泊まった。
翌朝、やたら早い時間から弟が彼女と出かけた。
数時間後、ずごごごという聞き慣れないエンジン音がする。
外にでるととんでもないバイクが止まっていた。
フロントフォークがない。
前後輪ともスイングアームのバイク、ヤマハ1000GTSである。
数週間前からガレージを片づけたり、バイク雑誌を買ってきたり妙な行動が目立っていたのはこのためだったのかあ。
この日は朝から雪が舞い、雹が降る大荒れの日だったのに、我慢できずに引き取ってきたらしい。
早速悪天候の中、試乗会。私も我慢できなかったのである。
サイドスタンドをはずすとずっしりとくる。なんと整備重量290kg!。
しかしそこは1000cc。軽く発進した。
弟の視界から消えたとたんに全開。(さすがに目の前でやるのは気が引けた。)
4000回転を越えたあたりから強烈に車速がのびていく。さすがFZR1000と同じエンジン!
しかしそれよりも感動したのは減速だった。
フロントは6ポッドのベンチレーテッドディスクが、ホイールの中心、車体の軸線のど真ん中にある。リアもベンチレーテッドだ。しかもABS付き。
ブレーキは今まで乗ったバイクの中で、文句なしのベスト1といっていい。
しかもフロントフォークがないためノーズダイブしないし、剛性が高くぶれない。
思い切り減速しても車体後部が浮き上がらないのである。
あまりにも気持ちよくてフル加速と減速を繰り返してしまった。
外観からはかなり重苦しいバイクを想像していたのだが、すばらしくおもしろいバイクだった。コーナーリングもひらりひらりとねらったラインをトレースしてゆく。
もし中古車を見かけたら迷わず買いです。私もほしいよー。
写真がそろったら紹介します。お楽しみに。
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