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ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換その4。新品スタッドレス履き替え完了。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

手組み完成した新品スタッドレス。明日から寒波が来るそうですのでその前に履き替えしましょう。


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まずはKS2に続き、新品タイヤのペリペリの儀。物置の壁に貼っておきました。


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久々に電動インパクトレンチの登場。


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右前から履き替えていきます。


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トルクレンチで105Nmで締めていきます。


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しまった、サビサビのナットも塗っとくんだった。ただ、インパクトでさんざんいじめられて角がめくれてきているので今度新品買ってきましょう。

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ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換その3。手組み完成編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

昨日サビ転換塗料の上から缶スプレーのグレーで塗り終えたホイールに、15000円で購入した新品スタッドレスをタイヤレバーで手組みします。


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おっと、その前に新品のエアバルブを組み付けないといけません。手組なのでバランス取りできないため一応重さを測っておき、振動が出るようならバルブの反対側に同重量の重りをつけましょう。11gでした。


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ずっと昔にバルブを交換したときはプライヤーで引き込みましたが、その後になんとなく買ってあった工具を初めて開封しました。


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ストレートのバルブ交換専用工具。他になんの用途も見いだせないけどむちゃくちゃ有用な工具です。


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バルブをこのように取り付けてテコの原理でリムの内側から外へ引き上げます。


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リムの内側から先端工具をねじ込んだバルブを差し込みます。


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先端工具にロッド先端を引っ掛けて、支点となるブロックを差し込みロッドを押し下げバルブを引っぱり出します。いやあ素晴らしい。


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内側。密着を確認します。


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更に素晴らしいのは、工具を構成する3つのパーツが


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収納時はこのように一体になるので部品をなくさないことです。これはさっきまで手に持っていた工具を行方不明にしてしまう私にとって最高の素晴らしい機能ですねー。ちなみにロッド右の先端はバルブと同じ雄ねじになっており、ここに先端工具をねじ込めるようになってます。これを設計した人すげえな。

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ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換その2。錆びまくったホイールにサビ転換塗料を塗って塗装する編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

1月13日から始めた、ハイゼットのスタッドレスタイヤの手組みでの交換。前回、野外でカバーを掛けて保管していた夏タイヤ付きのホイールから、ガチガチに硬化したタイヤを外しました。あとは新しいタイヤを組むだけ・・・・とはいきません。サビだらけの鉄チンホイールのサビ落としが大変で4日ほどかけてサビ落としをしておりました。


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ホイールナットの当たり面が特に酷い。


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リムの耳もサビで凸凹です。タイヤを付けると一番目立つ場所なのでできればしっかり落としたいところです。


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いちばん大事なタイヤのビードを受けてエア漏れを防ぐ溝。ここには表面だけのサビのみ。


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そこでサンドブラストで一皮剥こうとしたのですが。


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全然研削力がなく、しかも砂がねっとり張り付いてしまい、エアブローしても砂が落ちません。湿気を吸ってる?。


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そこで、砂を入れ替えようと、吸い上げホースの口金を兼ねた、底のドレンボルトを抜いて排出。


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これが砂の吸い込み口兼ドレンボルト。いちいち外すのがめんどくさい。


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しかも固定ナットと置いてある台の隙間は1センチほど。本来このようなテーブルに載せることは想定してなくて、骨組みだけの枠組みの上に載せて、底はオープンにしとかないと超不便です。砂を受けるバットすら入りません。


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なので今回はこのように嵩上げして


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受け皿を入れるだけの高さとソケットレンチでナットを緩めるだけの隙間を確保しました。


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砂を抜いて新しい砂を探したけどどこにもありません。あー、そういや全部使ったんだっけ。ガラスビーズはあるけど研削力ないし。ということで今回はワイヤーブラシとヤスリでサビを落とします。


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サンドブラストボックスの購入を考えてる人、これはやめたほうが無難です。何より小さすぎます。付属の網を入れると12インチのホイールを取り回すスペースが確保できませんしホースの取り回しが邪魔です。(上の写真では右のエアの供給口に引っかかって網が完全に入ってません。面倒だし、底面の傾斜がゆるくて砂が落ちていかないため砂を手で供給口まで落としてやる必要があるので網は外して使ってます)。20kgのこいつはやめて、50kgとクソ重くて置き場に困るけど、大きい方を買いましょう。

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ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換。ホイールから古いタイヤを外す編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

先日念願の八百津町の旅足橋に゙到達したハイゼットですが、実は行きの高速道路はヒヤヒヤもんでした。なぜかというと、タイヤにヒビが入った状態だったからです。


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4輪ともではなく右前輪が特に目立ちます。多分こっち側には西日が当たるからでしょう。左側はずっと日陰ですので右ほどのヒビがありません。。


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この辺はまだ目立ちませんが


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ここらへんが一番ひどいです。


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製造年は2015年でした。ついこの前交換したような気がしてたのにもう8年前かあ。


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ということで楽天で4本セット+バルブ4個を購入。15000円+バルブ590円でした。


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買ったのは最安だったダンロップのウインターマックスです。


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製造年は当然昨年2023年の40週です。


近くのスタンドで今付いてるのと同じブリジストンのW300が工賃込みで24000円だったのですが、今はエスティマの車検で財布がピーピーですので手組みすることにしたのでした。当然バランスは取れませんが貨物ゆえ最高速度110kmしか出ませんし、巡航速度は80kmですので多分大丈夫かと。さあ、吉と出るか凶と出るか。多分凶でしょうな。


ただこのハイゼット、毎日使うので、このタイヤを外して新しいタイヤをつけるのはリスクが大きいので、更に古い2008年製の夏タイヤがついたホイールから古いタイヤとバルブを外して使うことにしました。


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まずはビード落としから。自分のブログの古い記事を見て、単管パイプでビードブレーカーを作ります。

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ハイゼット、滑っているオルターネーターベルトとクーラーベルト調整。東栄町まで試走。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

メインの足としで活躍しているハイゼットですが、ベルトのスリップ音が出てきました。交換したのは3年前のオイル漏れ修理のときで、多分まだ寿命はきてないのでとりあえず今回は張りましたが、新品時でもベルトが長くてもう調整代が残ってないので新品を発注しました。オルターネーターベルトとクーラーベルト2点セットで2000円弱。次回来年4月の車検前に交換しましょう。


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あれ?。雨が漏ってる。以前から大雨がふると足元に水たまりができてましたが、今回小雨だったのに。


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実は未だに侵入経路が特定できてません。今回割と明確に水玉が残ってたので追跡。アクセルペダルにたれてます。


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アクセルペダルのピボットの上に水たまりが。


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どうもペダルのピボットの上の隙間からたれてるような・・・。ということは壁の向こうのヘッドライトのあたりか?。まあ、今回はここまで。まずベルトを張りましょう。


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運転席と助手席をポップアップ。


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どっちのベルトを軽く押しても3センチぐらいたわみます。


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まずクーラーコンプレッサーの固定ボルトを緩めてVベルトを外して摩耗具合を見てみます。


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やっぱりちょっと短いやつが必要かも。品番を確認しときます。スリップした分摩耗あり。


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オルターネーターの固定ボルトを緩めます。こっちは14mm。


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助手席側のボルトは12mm。


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Vリブドベルトをいっぱいに張ります。遊びは1センチぐらい。これ以上は調整代がなく、これでいっぱいです。


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クーラーベルトもいっぱいまで張りました。こっちももう張り代がありませんがなんとかOK。

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貨物車にも最新オーディオ(ラジオ)を。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

youtubeを見てたら、軽トラックに最適なオーディオの紹介があり、こりゃいいなとamazonでポチってしまいました。(フォレスターの作業の前のお話です。)

ハイゼットのような軽トラ系の車はラジオにスピーカーが付いていて車にスピーカーがついてないか、あってもダッシュボード下に1個あるだけです。

で、youtubeで紹介されていたのは1DINサイズのラジオにステレオスピーカーがビルトインされていて、更に底面にウーファーまで付いてるやつで、これをつけるだけでステレオが聞けるというものです。

しかも音源はFM/AMラジオだけではなく、USB、SD、ブルートゥースにも対応してるので、SDカードやUSBメモリーを挿すかスマホをBT接続すれば保存してるmp3音源をステレオで聞くことができるという優れものです。(スマホを使えばストリーミングも可能)

いい時代になったもんだ。


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MAXWINという製品で、30Wウーファー1個、15Wステレオスピーカー内蔵、MP3対応、FM/AMラジオ、SDカード、USBスティック対応、時計表示、外部ウーファー用RCAステレオ端子付き。

アマゾンで9800円でした。

当然中華製ですが、全く同じ筐体でブルートゥースがないやつもあるので注意しないといけません。


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開梱


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日本語説明書付きです。


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付属品はこれだけ。電源ケーブルと外部出力ケーブル。そうです。スピーカー内蔵ですが車両のスピーカーにも接続できるのです。(4スピーカーまで対応、つまり計7個のスピーカーで音が出せる)


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インターフェイスはこんな感じ。真ん中がオンオフとボリューム。


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左下がステレオジャック用の入力ソケット。まあ使わないなー。右下のボタンを押すと音をミュートし長押しすると時計が表示されます。左下は音質調整。真ん中左右が楽曲のスキップとラジオの選局。右上がラジオバンドの切り替え兼プリセットボタン。押していくとプリセットしといたFM3局>AM2局を順番に切り替えていきます。左上がモード切替、ブルートゥースなどの入力切替用。


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左右正面に15Wのスピーカーx2個。右下にUSBの差し込み。その上がSDカードスロット。USBスティックやSDカードにMP3のデータを入れておくと自動で再生開始します。レジューム機能があるのでキーオンで続きを聞くことができます。左の赤いのは赤外線リモコンの受光部なのですが、リモコンは付いてませんし説明書にも説明がありません。


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底面には30Wのウーファーを内蔵してますので、左右のスピーカーと合わせて、車両にスピーカーがなくても電源をつなぐだけで高音低音の効いた音楽を聴くことができます。

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備忘録 ハイゼットオイル交換。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

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ハイゼットオイルのみ交換。前回交換は前の車検のとき。2年ぶりです。


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140068km モノタロウブランドオイル10W-30 2.5リッター 

前回2020年2月 136962km ピッチ3103km


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ハイゼット ボディ後ろ下側のサビ落としと錆止め塗装 あと家の補修予告 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

無事車検に受かったハイゼット4WD。冬の凍結路面走行の御役目が終わったので、弟のところに預けてあったエスティマと入れ替えです。

がその前に先日の後輪ブレーキ整備で気になった、下回りの錆止めを済ましておきましょう。停めるのが湿気が上がる土の上ですし。


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まずリアバンパーを外します。ボルト7本とクリップ2個で留まってます。


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ブレーキ整備で初めて気づいたんですが、ボディ左側後端がこのように潰れてます。あとリアホーシングもサビサビ。マフラーも塗らなくちゃ。


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バンパー下部左側を固定しているボルトを緩めるんですが、おなじみの感触が。

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あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。リアブレーキシュー交換とシリンダーオーバーホール。左後ろ足編。後編と車検当日。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]


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ブレーキシューの組み立てができたのでホイールシリンダーのオーバーホールにかかります。


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カップ部分は潰れてますねー。


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ホイールシリンダーの構造は簡単で、部品としてはこれだけです。ピストンはスプリングを挟んで対称に差し込まれていて、スプリングの位置からブレーキフルードが流し込まれて左右に開くことでブレーキシューをドラムに押し付けるのです。


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ブーツが破れてなかったため右側のような錆はありません。


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が、内部に少し腐食がありました。


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ピストンからカップを外し


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アストロの特殊工具を使ってピストンに新しいカップを組み付けます。いやあ、この工具、ほかに使い道ないけどほんとに買ってよかったです。まじでほかに使い道ないけどな。


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蓋の部分です。


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裏返して


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カップをセットしたピストンにかぶせて


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シリンダーに押し込みます。


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スプリングを入れて


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もう一個のピストンを入れてみたらちょっと引っかかるので、左右に動かしてスプリングの反力だけでスムーズに動くようになるまですり合わせます。これでホイールシリンダーのオーバーホール完了です。


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ピンの頭をプライヤーで掴んで板バネを押さえながら90度回し、バックプレートにパーキングブレーキレバーがついたトレーリングシューを組み付けます。


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リーディングシューに組み付けたストラットをトレーリングシューの溝に組み付け


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ピンの頭をプライヤーで掴んで板バネを抑え、リーディングシューをバックプレートに組み付けます。


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とりあえず組み付きました。あとは3本のスプリングをかけるだけです。

ここでパーキングブレーキの構造を説明しときましょう。細かいスプリングが被っているのがパーキングブレーキワイヤーです。ワイヤーがつながっているのがパーキングブレーキレバーで、ワイヤーを引っ張るとレバーが、上にある左右に突っ張ってるストラットを左に押します。その先には左側のリーディングシューがあるのでそれがドラムに押し付けられます。そしてその反作用で右側のトレーリングシューの支点(右上のCワッシャー)が右に押されてドラムに押し付けられ、パーキングブレーキが効くのですが。このときストラットはシューを押すと同時に左側のシューにある隙間調整用のギア部分を押してます。そしてブレーキペダルを踏むことによって、シューがドラムに当たるまでカチカチカチと、ロック爪のギアを調整用のギアが乗り越えます。つまり、調整前は調整用ギアとストラットの間に隙間があり、サイドブレーキを引いてもその隙間分ワイヤーが動くだけでシューがドラムに当たらないのですが、ブレーキペダルを踏むことによってストラットと調整用ギアが密着するまで移動し、シューとドラムの間の隙間がほぼゼロになった状態を維持してサイドブレーキが効くようになるわけです。


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スプリングをかけます。これはストラットが遊ばないようにトレーリングシュー(同時にサイドブレーキレバー)とストラットを密着させるためのスプリングです。


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支点側のスプリングもかけます。


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右上の、シュー同士を引っ張るスプリングをかけます。先程の説明の補足ですが、このように自動調整機構のラチェットギアが右に飛び出した状態だとストラットを受けているラチェットギアによってストラットが押されている(=シューが開いている)のでドラムが入りません。なので白矢印のようにロック爪を下に押して


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ラチェットギアを外周方向へ緩めます。こうすることでストラットがリーディングシュー側にずれ込むため、結果として2個のシューが近づく方向へ移動=ドラムとの隙間が増えるわけです。


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さらに緩めた状態。隙間調整用のラチェットギアがシューの内側にあたって2個のシューが一番縮こまった状態です。整備後にドラムをはめる場合はこの位置ではめるのですが。しかーしこれでもドラムがはまりません。


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ドラムの内径を測定し、今度はシューの一番広がった部分を測定。ドラムが180mmでシューが178.8mm。うーんこれで入るはずですが。


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じつは、ブレーキシューはピン2本と板バネでバックプレートに押し付けられているだけで固定されていません。それに対してドラムはドライブシャフトのスプラインに嵌合しているので位置が厳密に決まってます。つまりシューを上下左右に移動してドラムと中心軸を合わせないといけないのでした。なので、まずピストンが左右均等に出ているか確認し、更に上下にちょっと動かしたらドラムが入りました。


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ナットを200Nmで締め付け、緩み止めのコッターピンを差し込んだら、左ホイールシリンダーのブリーダーからエア抜きを行います。後輪は左右輪同時にエアが抜けますので、ブリーダーから透明なフルードが溢れてくれば、後輪へのブレーキラインの古いフルードはすべて押し出され新油に入れ替わったわけです。


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リアブレーキ整備完了です。


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そして最後にサイドブレーキの引き代をカチカチカチ6個分に調整して全ブレーキ整備完了です。

このあとブレーキランプやライト類が全部動作するか確かめて、車検前日のチェックがすべて終わりました。

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あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。リアブレーキシュー交換とシリンダーオーバーホール。左後ろ足編。前編 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

右後輪の作業に続き、4月9日の作業から。

前輪のフレキシブルホース交換が済んでるので、今度は後輪のフレキシブルホースの交換をします。


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後輪は左右が一体化されてつながってますので、ゴムホースは車体側の金属管と、デフギアとドライブシャフトを内蔵した上下に動くリアアクスルに沿って配管された金属管との間を結んでます。


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ホースの先は右のホイールシリンダーを経由して下の金属管で左のホイールシリンダーへ油圧を送ります。つまりブレーキペダルから左のホイールシリンダーへは直接油圧のラインは引かれてないのです。


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なので通常、左右のホイールシリンダーにそれぞれあるはずのエア抜き用のブリーダーは、左のホイールシリンダーのみに設置されています。つまりエア抜きは左右後輪同時にこの左のブリーダーで行うこととなります。


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これがゴムホースの車体側で、荷重によって液圧を適正に減圧するLSPV(ロードセンシングプレッシャーコントロールバルブ:荷物の重さで沈んだリアサスと繋がったスプリングで作動するバルブ)から出ています。右の配管でブレーキペダルからの油圧をもらい、バルブで油圧を減少させ、左の配管で後輪のブレーキへ油圧を送り後輪ブレーキのロックを防ぐ仕組み。このバルブ、レーシングカーなどで前後のブレーキ力を配分するやつと同じ働きをするので、軽トラの解体車から外してくればお安く分配器を作ることができます。

矢印が今回交換するホース。


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まず上をブレーキレンチで緩めたら割とあっさり緩んだので、一旦液がもれない程度に締めといて下のボルトを緩めようとしたのですが・・・・。


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見事になめてしまいました。


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こっちを使わなかったせい?。いえ、固着か、締めすぎが原因でしょう。凍結潤滑スプレー(冷凍して金属を収縮させるスプレー。)使えばよかった。

さてこのボルト、金属管と一体ですので部品として発注しないといけないので、ユーザー車検の自賠責加入を兼ねて地元のモータースで発注。

帰宅したらすぐに電話が。「車が古すぎてこの部品廃盤ですって」。

この部品が手に入らないということはゴムホースを交換することができません。

まあ、運良く緩まなかったおかげで液漏れもないので、このままゴムホース交換無しで行くことに。いずれ自分で金属管とフレア工具(金属管の先を広げてホース自体を自作するための工具)を手に入れるか特注しましょう。

ということで9日は意気消沈。作業はここで打ち止め。

それにしてもダイハツさん、もうこのクルマに乗るなってことですかあ、かあ、かあ。この年式のまだいっぱい走ってるんですがあ。

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