あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。リアブレーキシュー交換とシリンダーオーバーホール。右後ろ足編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
裏山の山桜が満開です。(これは一番下の枝だけで、上で大量に咲き誇ってます)
昨日本締めした覚えがないといっていたジョイント部。しっかり締まってました。脳の劣化が・・・。
今日は右後輪をオーバーホールします。
割りピンを抜きます。
長いレンチでナットを緩めます。
ナット、スプリングワッシャー、ワッシャーを外します。
サイドブレーキを解除して
ドラムを抜きます。
2年ぶりにブレーキシューとご対面。いつもならシューの残量を測るのですが、今回は新品に交換します。(中古車を購入してから初の交換となります。)ちなみにこの写真は、記憶だけではどうしてももとに戻せなくなったときの保険です。
まず最初にブレーキシューの支点を支えている、このスプリングを外します。
会社員時代に作ったスプリングを引っ張る工具。
こういうふうに使います。
ブレーキシューをバックプレートに固定しているシューホールドピンを裏から押して、スプリングを抑えながら90度ひねります。
外れたらピンを抜きスプリングを外します。
もう一個のブレーキシューからもピンを外します。
これでブレーキシューがバックパネルから外れます。
あとはこのサイドブレーキワイヤーを外せばブレーキシューは自由になるのですが・・・・。
あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。フロントブレーキホース交換とエア抜き [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
なんかもたもた生きてる間に車検期日が迫ってきたので慌ててます。夏休みの最終日にならないと宿題ができない子供のまま。
今回間が空いたのは、部品待ちしていたせいでもありますが。
ブレーキのフレキシブル(ゴム)ホースです。
フロント側 90049-22153-000 左右共通2本。
リア用 90049-22151-000 リアはリーフスプリングで懸架するリジットサスなので、ホイール側は左右とも鉄パイプ、ゴムホースはボディセンターにあるLSPVバルブ(荷重によって制動力の制御を行うバルブ)と車軸のセンターにあるジョイントとを結ぶ部分1箇所だけです。
馬をかけてフロントホイールを外します。
あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。フロントブレーキと足回りチェック、左足編 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
昨日の続きで今日は左前輪の点検整備にかかります。といってもやることは昨日と一緒なので記事は昨日の補足程度にしときます。
ジャッキアップして馬をかけ、ホイールを外してブレーキキャリパーを外します。
内側から見たところ。ブレーキキャリパーはこの2本のボルトでホイールを支えるナックルに止まってます。2WDだとドライブシャフトがないので柄の長いレンチを振るのになんの問題もないんですがねえ。
115Nmで締まったボルトはここですが、それを緩められる長いレンチが入りません。
柄がフェンダーに当たりますが、ハンドルがもう少し切れたのでギリギリ車体外に出たレンチの柄に体重をかけたらやっと外れました。
こっちのストラットは幸いオイル漏れはありません。
キャリパーからパッドとホールドスプリングを外します。ここで固着してるピストンを押し込んで動きを良くしておきます。
外側パッドは5.5mm。(新品は10mm)
内側パッドはこちらも5.5mm。次回交換ですな。
あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。フロントブレーキと足回りチェック、右足編 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
ホーンが治ったので、足回りにかかります。
今回リアブレーキシューを交換しようとモノタロウで部品を購入。後日紹介します。
フロントをジャッキアップして馬をかけ、右前輪を外します。
え?ブレーキホースのブラケットが濡れてます。
よく見るとフロントサスのストラットからオイルが漏れてるみたい。パーツクリーナーを吹いてきれいに拭き取って一番下のスプリングシートにウエスを詰め込んでみました。これ、まだ部品出るんかいな。(調べたら純正はおろかカヤバのものも廃盤でした。どうしましょ。)
でもまあ一発で車検に落ちるブレーキホースじゃなくてよかったです(と思いたい)。一応ホースも頼んどきましょう。
ブレーキパッドは十分残ってますね。(錆びてるのはローター、左半分が内側パッド。なんでセンターに窓がないんだろ。)
強烈に締まった17mmのボルト2本を抜いてブレーキキャリパーを外します。
あっという間の2年。2022年版ハイゼット車検準備。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
とうとう国民年金が満額もらえる65歳を迎え、経済的に少し楽になり(12月までは、62歳からもらえる厚生年金の代わりに障害年金を受給してたんですが、月に65000円じゃ光熱費やガソリン代にも足らず、生活費の殆どは母の年金で賄ってました)やっといろいろ手を付けることが可能になりました。(豊田市から10万円支給されたり、62歳にさかのぼって申請漏れしてた年金をまとめて支給してもらったりということがありましたがそれは後日記事にします。)
お金は大事です。余裕がないとストーブを点けることさえ決心がいりますからねえ。
残り少ない人生でやらなきゃならないことは山積みですが一つずつクリアーしていきましょう。
で、最初のお仕事は。
12月にエスティマの車検を済ませたということは、当然ハイゼットの車検がやってきます。もともと12月にエスティマとダブっていたハイゼットの車検日でしたが、2年前に何ヶ月もかけてエンジンからのオイル漏れを止めた整備の結果、4月13日にとずれたのでした。期日まであと1ヶ月です。
通常ブレーキ周りから手を付けるんですが、今回一つ問題発生。
ホーンが鳴りません。
で、まずはホーンボタンからチェックしていきます。
センターのパッドは4箇所の穴に爪が差し込まれてるだけなので四隅をマイナスドライバーでこじって外します。
4箇所の矢印が+電極で、下の長方形の鉄板(-アース)に触るとホーンが鳴るはずですが。
うんともすんとも。
白いケーブルが+。センターのボルトはボディアース。なのでこの両方は導通してないといけないのですが、テスターの表示は1(導通してればそれなりの抵抗値を表示)。つまりどこかで断線してるかホーン自体が壊れてる。
ボディアースとハンドルのアースは導通してるので、ハンドル本体とボディの導通はOK。
となるとホーン本体が怪しい。ホーンはナンバーの裏のバンパー奥にあるのでバンパーを外さないといけません。(すでにナンバーは外してます:2個の四角い雌ねじの部分)。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 備忘録まとめ。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
備忘録
今回の車検で交換したものと距離の記録です。
2019年12月9日~13日 フロントブレーキキャリパーオーバーホール
シールキット交換 136959km
2019年12月16日~2020年2月27日 ミッション降ろしてミッションフロントとエンジンリアのオイルシール交換
エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ATフルード交換、オイルパン清掃、フロントデフオイル交換、トランスファーオイル交換、LHエンジンマウント補修 136962km
2020年2月27日~3月25日 カムシール交換、オルターネーターベルト交換、エアコンベルト交換
2020年4月13日 車検合格 137020km
2020年7月20日~8月21日 クランクフロントオイルシール交換、クランクプーリー交換、ベルトフランジX2個交換、ウッドラフキー交換、クランクプーリーボルト交換、カムホールプラグシール剤塗布 137296km
ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 もうすぐ夏も終わろうというのに夏タイヤに交換。あと、クランクプーリー締結を考える。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
大きな作業を終えたハイゼット。ところがまだ必要な作業が残ってました。それはスタッドレスを夏タイヤに交換すること。何しろオイル漏れ修理にかかったのが昨年12月だったもんで、当然スタッドレスがついていたのです。
24日の作業です。
実は先日購入した、メルテックのAC100Vのインパクトレンチを試してみたかっただけかも。モノタロウで7200円でした。
まずはデフを上げれば両輪が浮くリアから交換します。
一応250Nm対応となってますが、105Nmで締めたナットはハンマー一撃では緩まず、5回ぐらいの打撃が必要なものの問題なく緩みました。締め付け側では一撃で90Nmぐらい、二撃では105Nmをオーバーしたので一度緩める必要がありましたのでタイヤ交換には十分使えます。ただ静かな住宅街で使うには打撃音がうるさすぎ。(あれ、コッターピンが錆びてる。メッキされてないやつだったかー)
夏タイヤは2004年製なので交換すべきか・・。ヒビはないけど。
当然スペアタイヤもスタッドレスでした。こいつはまあこのままで行きましょう。
ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 11日目最終日 全作業完了して試乗。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日のここ標高350mの最高気温は32度。つまり豊田市街は37度か。ただ昨日と同様朝方の最低気温がエグい28度でした。ムンムンしています。
昨日までで組み付け作業は済んでますので、本日はエンジンを掛けます。その前に車検取得以降、長期間動いていないエンジンにオイルを回しましょう。
プラグカバーを外し、ダイレクトイグニッションのコネクター3個を抜きます。これでセルを回してもエンジンは掛かりません。ただしこのとき、燃料ポンプのリレーも引っこ抜いておかないと、シリンダーにガソリンが送られ続けるのでかぶってしまいますが、この車リレーが固着して抜けないので空回しは短時間で済ませます。
おっと忘れてた。荷台の荷物を片付けて、荷台中央にあるバッテリーを繋ぎます。
ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 10日目 プーリー交換とオイル漏れ修理すべて完了。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は早朝はどんよりした天気でしたがやたら蒸し暑く午前6時ですでに28度。さらに8時過ぎたらドピーカンになり30度超え。最高気温は33度で、昼間はまるで風呂の湯に浸かっているみたいでした。(これを書いている午後9時で室温31度、外気温28度です)
これ以上気温が下がる見込みもないので4時からハイゼットの元へ。今日でケリをつけましょう。
まずは仮づけしといたタイミングベルトカバーのボルトを5.5Nmで本締めします。
タイミングベルトカバーから出ているカム角度センサーにコネクターを接続します。
車の下に潜って油圧センサーにコネクターを接続。
ケーブルのホルダーをカバーに固定します。これで電気系統の接続完了です。
ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 9日目 三歩進んで三歩下がる [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
毎日最高気温を更新していて、作業をする勇気が出ません。
ただ涼しくなるのを待ってたらいつになるかわからんので、思い切ってハイゼットの元へ。
潜るはずの車の下に先客がいました。影かと思ってたら目がある。
あと、タイミングベルトカバーつけて、クランクプーリーと2本のベルトを付けて終了だったはずですが。ついつい余計なことをしてしまいました。
まずは手探りで取り付けたテンショナーの取り付けを確認。ちゃんと穴にピンがはまってますね。一安心です。
クランクプーリーにボルト2本を刺してクランクを2回転させて、カムプーリーが元の位置に来るか確認します。まずはクランク1回転・・・・しようとしたら圧縮がきつくて回りません。プラグを抜くことにしました。
クランク1回転でカムプーリーはちょうど半回転しました。
ダイレクトイグニッションコイルを外し
プラグを抜きます。
これで圧縮は抜けるので、クランクをもう一回転してクランク側の合いマークを合わせます。
カムプーリー側の合いマークがあってることを確認してプラグを装着。あとはカバーを付け・・・・・。
ところがここでいらんことをしてしまいました。
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