ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換その2。錆びまくったホイールにサビ転換塗料を塗って塗装する編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
1月13日から始めた、ハイゼットのスタッドレスタイヤの手組みでの交換。前回、野外でカバーを掛けて保管していた夏タイヤ付きのホイールから、ガチガチに硬化したタイヤを外しました。あとは新しいタイヤを組むだけ・・・・とはいきません。サビだらけの鉄チンホイールのサビ落としが大変で4日ほどかけてサビ落としをしておりました。
ホイールナットの当たり面が特に酷い。
リムの耳もサビで凸凹です。タイヤを付けると一番目立つ場所なのでできればしっかり落としたいところです。
いちばん大事なタイヤのビードを受けてエア漏れを防ぐ溝。ここには表面だけのサビのみ。
そこでサンドブラストで一皮剥こうとしたのですが。
全然研削力がなく、しかも砂がねっとり張り付いてしまい、エアブローしても砂が落ちません。湿気を吸ってる?。
そこで、砂を入れ替えようと、吸い上げホースの口金を兼ねた、底のドレンボルトを抜いて排出。
これが砂の吸い込み口兼ドレンボルト。いちいち外すのがめんどくさい。
しかも固定ナットと置いてある台の隙間は1センチほど。本来このようなテーブルに載せることは想定してなくて、骨組みだけの枠組みの上に載せて、底はオープンにしとかないと超不便です。砂を受けるバットすら入りません。
なので今回はこのように嵩上げして
受け皿を入れるだけの高さとソケットレンチでナットを緩めるだけの隙間を確保しました。
砂を抜いて新しい砂を探したけどどこにもありません。あー、そういや全部使ったんだっけ。ガラスビーズはあるけど研削力ないし。ということで今回はワイヤーブラシとヤスリでサビを落とします。
サンドブラストボックスの購入を考えてる人、これはやめたほうが無難です。何より小さすぎます。付属の網を入れると12インチのホイールを取り回すスペースが確保できませんしホースの取り回しが邪魔です。(上の写真では右のエアの供給口に引っかかって網が完全に入ってません。面倒だし、底面の傾斜がゆるくて砂が落ちていかないため砂を手で供給口まで落としてやる必要があるので網は外して使ってます)。20kgのこいつはやめて、50kgとクソ重くて置き場に困るけど、大きい方を買いましょう。
リムの耳のガリガリのサビはヤスリで削り落としました。
内側はパッドカスがこびりついてて超大変。ワイヤーブラシで地道にこそげ落とします。
ワイヤーブラシで全力で擦ってもこの程度。
とりあえず4本のサビ落とし終了。これで落ちないサビはサビ転換塗料を頼ります。あとは翌日へ。
一番ひどいサビはリムの耳です。凸凹しててヤスリでは完全に落ちません。
そこで酸洗いしてみることにしました。使うのは、おなじみのサンポール。
ところが全然効果がありません。試しに錆びまくったエキゾーストレンチを引っ張り出してきて
つけてみても反応なし。今のサンポールはとろみがつけてありますが、昔はサラサラの液体で、こういうサビ物を入れたら泡が出てあっという間にサビが除去されたのですが。かなり効果が抑えられたようです。
サビ落としは諦めました。元々これはタイヤ交換をスタンドに頼めないレベルのホイールのサビだったので始めたことですし、最初に比べたらかなりマシな状態になってますから。此処から先はモノタロウブランドのサビ転換塗料のラストコンバーターに任せます。
リムの耳から塗り始めて、サビの上からバンバン塗っていきます。
1時間ほど乾燥したら、何故か塗ったところがまた錆びてきました。何度塗ってもこんな状態に。説明を読んだらこれが転換した赤錆ですと。気になるなら二度塗りしてくださいですと。でももう四度も塗ってるんですが。まあ、多分これでいいということにして、しっかり乾かして翌日へ。
最初シルバーで塗ろうとしたんですが安物はギラギラしすぎるのでグレーにしました。
耳をメインにしっかり吹き付け。
裏側は特に継ぎ目をしっかり塗ります。裏面の見えないところはサビの部分だけであとは適当に。
表は2度塗りします。
完成。しっかり乾くまで2日間ぐらい放置します。何しろタイヤレバーでこじりますから。
あとはバルブをはめてタイヤの組付けです。どうかうまくいきますように。
2024-01-22 00:16
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