ハイゼット、8年前に交換したスタッドレスタイヤを手組で交換その3。手組み完成編。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
昨日サビ転換塗料の上から缶スプレーのグレーで塗り終えたホイールに、15000円で購入した新品スタッドレスをタイヤレバーで手組みします。
おっと、その前に新品のエアバルブを組み付けないといけません。手組なのでバランス取りできないため一応重さを測っておき、振動が出るようならバルブの反対側に同重量の重りをつけましょう。11gでした。
ずっと昔にバルブを交換したときはプライヤーで引き込みましたが、その後になんとなく買ってあった工具を初めて開封しました。
ストレートのバルブ交換専用工具。他になんの用途も見いだせないけどむちゃくちゃ有用な工具です。
バルブをこのように取り付けてテコの原理でリムの内側から外へ引き上げます。
リムの内側から先端工具をねじ込んだバルブを差し込みます。
先端工具にロッド先端を引っ掛けて、支点となるブロックを差し込みロッドを押し下げバルブを引っぱり出します。いやあ素晴らしい。
内側。密着を確認します。
更に素晴らしいのは、工具を構成する3つのパーツが
収納時はこのように一体になるので部品をなくさないことです。これはさっきまで手に持っていた工具を行方不明にしてしまう私にとって最高の素晴らしい機能ですねー。ちなみにロッド右の先端はバルブと同じ雄ねじになっており、ここに先端工具をねじ込めるようになってます。これを設計した人すげえな。
4本のホイールにバルブを付けたらいよいよタイヤ装着です。昨日の夜はありとあらゆる失敗をする悪夢に悩まされました。
タイヤのビードに潤滑用のビードクリームを塗り塗りします。
最初の一個目はせっかく塗ったリムの塗装をはがさないようにバイク用のリムガードをつけてみたんですが、これが邪魔してタイヤレバーが落ち着かず作業がうまくいきません。結局全部外しましたが、タイヤの奥側のビードはタイヤレバーを使わずとも、ビードを手で押し込み体重をかけたらスポンと入ってしまいました。新品タイヤやわらけー。オフロードバイクのタイヤより遥かに楽でした。
よく考えたら、タイヤを嵌めるときはタイヤレバーはリムの内側にかけるので、ガードがなくてもリムに傷が付きません。ガードが必要なのは、タイヤレバーをリム外側に押し付ける、リムからタイヤを外すときのみです。これに気づいたら作業効率が格段にアップしました。
1本目終了。
2本目からはスピードアップ。コツとしては、ビード半分までは体重を載せて手で押し込むことです。押し込んだビードをリムセンターに落とすのも重要。運が良ければタイヤレバー無しで入ってしまいます。ビードクリームをけちらずたっぷり塗ることも大事。
結局1時間で4本の手組み完了。今回の作業で一番簡単だったかも。
あとはビード上げですが、バルブコアを抜いて6気圧掛けたけど8リッター1馬力のコンプレッサーでは上がりませんでした。なので倉庫まで運んで、ブラスト用に買った29リッター2馬力のコンプレッサーを使ったのですがやっぱり上がらない。調べたらタイヤチャックの付いたガンのホースの付け根から微小のエア漏れ。別のエアガン使ったら一発で上がり一安心。バルブコアをねじ込み2.2Kgのエアを入れます。
手組み完成です。寒くなってきたので交換は後日。あー、無事終わって良かった良かった。
今回の費用
タイヤ145R12ー6PR トラック用 ダンロップウィンターマックス 15000円/4本
チューブレスバルブ 598円/4個
グレー缶スプレー 877円x2個=1754円
モノタロウーラストコンバーター 3321円(1リッター)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント 0