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フロントホイールベアリングが壊れたセロー。大掛かりな作業になってきました。その2 [92'YAMAHA セロー3RW4(1KH)]

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頼んでいた部品が届きました。まず前輪右側のオイルシール 93102-20281 1個 274円 


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ベアリング 純正品番93306-20209 代替品B6202 前輪2個 後輪スプロケ側2個(今回交換はしませんが念の為後輪用も発注) 純正はシールなしだけど今回一番安い両面シールの規格品 NTNの6202LLUを注文。 1個340円X4個


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後輪右側ベアリング 93306-20226 1199円


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後輪ダストシール 純正品番93104-22018の代替品でNOKのVC22355。1個263円。


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スプロケットのロックワッシャー 90215-08160 362円X3個


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ステアリングヘッドテーパーローラーベアリング、ダストシール付き 93332-00008 3851円 1個


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ステアリングヘッドアッパーベアリングレース上側 BP2-23411-00 633円 1個


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ステアリングヘッドアッパーベアリングレース車体側 BP2-23412-00 573円 1個

部品が揃ったので車体側のベアリングレースを打抜きましょう。

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ロアのテーパーローラーベアリングのレースはパイプ内径とほぼ面(つら)なので上から打ち抜くのはかなり厳しいです。ショップだと鉄の棒を横に溶接してそれを反対側から打ち抜くとか。


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ただセローの場合ちょっとした仕掛けがあります。ヘッドパイプの左右にこういう膨らみがあり


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内側に5mm幅の溝が掘ってあるのでここを狙って上からレースを打ち抜けばいいわけです。


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なのでレースを打ち抜くためには長いドライバーなどが必要ですが


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ちょうどドライバーの首の段差の部分がアッパーレースに当たって打ち抜くことができません。


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そこで先の細いちょうど良さそうな貫通ドライバーを買ってきたんですが。


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やっぱり首の段差がアッパーレースに当たるため、これ以上傾けることができず先端が引っかからないのです。長さをちゃんと調べて買えよって話ですが。これ以上長いのが売ってなかったんですよー。


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気を取り直してアッパーのボールベアリングのレースを下から打抜きました。こっちは内側にレースが十分突き出してるのでただ叩き出すだけです。


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簡単に抜けました。


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下のレースを打ち抜くために新品のドライバーを加工します。首の樹脂を金鋸でギコギコ。


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これだけストロークが取れればいいでしょう。アッパーレースが無くなったためより斜めに叩くことができるし。


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きれいにかかりました。ただ2個の溝が左右180度開いてなくてバランスよく打ち抜けません。ちまちま均等に叩いていきます。


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抜けました。やったー。受け面は思った以上にボコボコでした。


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打ち抜き用の溝が浅いので、主がいないうちに少し深く削るべきかも。


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ヘッドパイプのレースが抜けたので、いよいよテーパーローラーベアリング本体を抜きにかかります。

その3に続く。


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