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SUZUKA 2&4 スーパーバイクとスーパーGT [車、バイク]

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今回のレースでトップを走っていたGTR

 

4月19日、弟に誘われて久しぶりに鈴鹿サーキットへ行ってきました。

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グランドスタンド側

今回鈴鹿サーキットは、秋に開催されるF1のためか、スタンド関係の大改修を行ってまして、このレースがお披露目となります。

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ピット側

すばらしい天気で朝は寒いぐらいでしたが昼前には25度を突破。最高のレース日和です。

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こっちはポールトゥウィンでぶっちぎりでスーパーバイクを制した秋吉。このバイク、前回の8耐までFCCTSR-ZIPFMチームとして走っていましたが今回は冠なし?

2&4というのは2輪と4輪レースを同時開催するもので、私が学生のころからありましたが最近ではトンとご無沙汰で、まだやっていたとは知りませんでした。

昔はF3000と2輪のGPなど組み合わせてましたが今回はあのスーパーGTとスーパーバイクの組み合わせという黄金コンビ。

そこで久しぶりに500mmレンズを引っ張り出し、デジタルカメラD70と組み合わせてみました。

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このニコン500mm、レフレックス(反射望遠)レンズは30年前にニコンFMのために購入したもので、さすがにカビが出ていましたが一度オーバーホールしてNIKONF3用として使ってました。ただ、デジタルカメラD70を購入してからはF3もオーバーホール後お蔵入りしています。だってねー、フィルム代がいらないなんて夢のようですもの。

この30年物のフルマニュアルレンズを今回デジタルカメラで初めて使ったのですが、D70の撮像素子のサイズの関係で焦点距離が600㎜ぐらいになっていますので得した気分です。(同じ場所でとってもフィルムカメラのF3ではこんなに大きく写すことはできません。)

ニコンはずっと同じマウントを継承していますので、このように昔のレンズを最新のカメラでも使うことができます。

ただ困ったことに、コンピューター内蔵レンズを使うことを前提としたD70では、レンズの情報がカメラに伝わらないため、オートフォーカスはもちろん自動露出もききません。しかもこのレンズ、絞りはF8固定なので、シャッター速度でしか露出はかえられません。(絞り値は---と表示される)

でもD70はデジタルカメラ。露出の数値は撮影後液晶で拡大表示して確認、その場でトライして決めることができます。何枚もシャッター速度を変えて撮影し、1000分の1と800分の一を場所によって使い分けることにしました。

ただ、オートフォーカスが無いのはどうしようもありません。昔の勘を取り戻すまでばかすか写し(いい時代になったもんだ。いくら写しても現像代がいらないなんて)

で、最終撮影枚数は800枚!

しかし、老眼と乱視が混じった目では被写界深度が異様に浅い超望遠(ピントの合う範囲は被写体の前後1Mぐらい)ではほとんどピンボケ。

拡大表示でピントを確認し、ピンボケは即削除。最終的に残ったのは100枚ぐらい。その中でもそこそこまともだったものをここで使いました。

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ほとんどこんな感じ。まるで近眼の視野のよう。

このレンズ重いので、左手で支えながらピントリングをまわすと、シャッター押したときにバランスを崩してお辞儀をしてしまい、ピンボケに手ブレまで併発してしまうのです。ちなみに、このレンズは、レンズ後面にあるドーナツ型の凹面鏡で受けた光を前面の丸いミラーで反射してカメラ側に届けるため、ボケは上の写真のようにドーナツ状になります。

あああ、若いころのクリアなお目目とピントリングを瞬時に回す反射神経が欲しい!

まあいいや。写真は枚数!実際、後になるほどピントがあってましたモンねえ。

 

最初にスーパーバイクが開催され、1時からGT選手権が始まりました。

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第一コーナーから第二コーナー
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このレースはFCCホンダがぶっちぎりで優勝しました。

さて午後からは皆さんお待ちかねのGTレース。(車のレースを見に来た人が8割というとこでしょうか。バイクレースはじゃまだったでしょうねー。) 

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GT300クラスの戦い。後ろが今年から参戦のカローラアクシオ。どこがカローラ?
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豊田市にあるパチンコ屋さん、ZENT。
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スタートでエンジンがかからずピットスタートした紫電。
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スーパーカーのランボルギーニガヤルドにポルシェにNSX。
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国産スーパーカー、ガライヤ
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これは?なんだろ。原型がわからん。NSX?(RX-7でした)
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セイフティカーが・・・GTR???鈴鹿ですよここ。

実は駐車場から出る混雑を避けるため、レース終了30分前にコースを離れたのですが、ちょうどそのころペースカーが入るアクシデントがあり、順位がぐちゃぐちゃになってしまいました。結果はどうなったんでしょうねー。

久しぶりのレース。快音が聞けて幸せでした。

GT選手権の豆知識。

今回のレースで初めて知りました。GT500と300の区別の仕方。

黄色いヘッドライトが300、点滅しているのが2ndドライバーだそうです。


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コメント 5

kanchi

スーパーバイクって、トロイ・ベーリスが昨年チャンピョンとったSBKじゃないですよね。今月CSで見たはずのバレンシアの直後に日本でやっていたのかと勘違いしてしまいました。

2&4のレースは昔は筑波でもやっていたと記憶しています。
筑波といえば2輪のレース後に事前に応募し、参加票を持つ観戦者が2輪や4輪でコース走行するイベントを開催していました。
参加者の持ち込んだマシンを見渡しで、概ね馬力順に並べてコース・インして先導車の後を列をなして走っていくイベントでした。
観戦者を増やす目的のイベントでしたが未だやっているんでしょうかねぇ。

MHRさんのお写真、少しアンダー過ぎではないかと感じました。意図した露出であったならごめんなさい。
撮ったその場で露出具合を確かめられる便利さはあるのですが、再現できない色調が存在することと、ラチュードの狭さから、私はいまだにネガ&ポジ及びフィルム・スキャナーを使い続けております。 でもコダックが撤退しつつある状況や、プロラボが風前の灯火となっています現在、なくなるんでしょうね。ペンタックスも645をディスコンにしてしまったし。

ところで一脚は使われなかったのですか? 私は300mmくらいからは脇を締めて息を止めながら撮っても一脚ナシではブレが出てしまいがちです。単に歳なのかもしれませんけれど。。。
by kanchi (2009-04-27 12:46) 

MHR

kanchi様ありがとうございます。
露出の件ですが、D70自体がアンダーが標準なのです。
これは発売当時不評だったようで、D70Sになったときに少し明るくなったらしいのですが。
その後のD80などのシリーズも適正露出が少し明るくなってます。発色もあざやかになってますし。

あと、このレンズが書きましたとおり絞り固定で、シャッター速度を変えて露出を出すしかないのですが、スピードが必要な撮影ではいちいちシャッター速度を変えて写せませんので、800分の一に固定して写した結果がこれです。
要するに露出固定のまま、どこを写してもそこそこ写っていて、白とびしない露出がこれだったわけでして。
まあ、いちいちシャッター速度をいじるのが面倒くさかっただけですが・・・。
それにこのころの初期のデジカメの場合、露出オーバーは救えないということもありますし。(アンダーにしとけば何とかなるみたいです)

液晶も初期の1.8インチなので太陽光下ではよく見えません。

以上アンダーの言い訳でした。

実際はレース写真の場合、路面が黒く写っていたほうが好きなだけだったりして。

あと、一脚を使うと、左右に高速移動するレーサーを追うためカメラをパンしたときに、石突を支点としてカメラが扇形に動いてしまうために、写真が斜めになってしまうんです。
水平にうまく回転させることができればいいんですが、真ん中で写したもの意外、右向きで写したものは右上がりに、反対は左上がりに写ってしまいます。(私だけでしょうが)
以前F3で一脚を使ってもピンボケ写真しか取れなかったというトラウマもあります。(要するに写真が下手)

持っているベルボンの一脚がカメラより重いというのも使わなくなった理由ですね。

これからももっと精進いたしますので見捨てないでください・・・。


by MHR (2009-04-27 21:53) 

二兎を追う男

鈴鹿、大分様子が変わったのですね。
まあ、私が最後に行ったのは、大学の時の8耐だったので、もう20年以上前ですが。

私は、WillowSpringsのAHRMAの旧車レースを見に行って来ました。コンデジだけなので、碌な走行写真は撮れませんでしたが、鈴鹿以来の20数年ぶりのサーキットで、生のバイクが疾走するのを見て、面白かったです。
BSA, Triumph, Norton, Ducati, AJSなど、旧車がゴロゴロしてました。
パドックに自由に出入り出来るのも良かったです。


by 二兎を追う男 (2009-04-27 23:22) 

kanchi

見捨てるなんでとんでもないです。

ここはニコンのオートフォーカス+ブレ補正が付いたVRレンズを買ってしまうとか? 稼働率が高そうでないとおいそれと手を出せる金額じゃないですけれど。

web用にリサイズされている影響なのでしょうか、路面が黒ツブレしていてクルマの画を貼り付けたように感じました。

追い打ちかけるようで失礼承知で書かせていただければ、露出に+補正をかけておけばアンダー気味の標準露出をカバーできるし、フィルム代がいらない分、AEBで露出違いの連続撮影という手もあると感じます。

一脚の件、たしかにそうですね。思い返せば私も一脚使わず手ブレ補正レンズに頼った撮影が多かったと思い返しました。失礼しました。

も1つ揚げ足取るようで恐縮ですが、レンズマウントを現代に合わせて新調したメーカのカメラでも、レンズアダプタ咬ませれば、使えるし、ニコンの場合はボディとレンズの組み合わせが複雑になったデメリットもあるように見受けられます。

ところでヘッドライトが点滅しているのは、500クラスが300クラスを追い抜くときだと思っていました。富士の第3戦のときに確認してみます。
by kanchi (2009-04-28 23:04) 

MHR

二兎を追う男さま、ありがとうございます。
アメリカのレース、じかに見られるなんて、うらやましい!
いつか見に行きたいと思います。
kanchiさまありがとうございます。
VRの超望遠ほしいですが、車買えそう値段は・・・。
写真のできはリサイズのせいにさせてください。
今回1/3ずらしたブランケット撮影も試しましたが、レーサーの速度に対して連射速度が遅いので、3枚写した時点で3枚とも別のアングルからの写真になってしまい、枚数だけ増えて、ぜんぜん意味が無かったみたいです。
レンズマウントは、変えなかった弊害も大きいですね。別に購入するだけの資力が無かったりして。昔のレンズが使えるのは、おまけと考えたほうがいいですね。
ヘッドライトの件はアナウンスでそういっていたので間違いないと思いますが、間違っていたらごめんなさい。
by MHR (2009-05-02 18:39) 

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