日立プラズマテレビ Woo W37P-HR9000の電源修理 再挑戦 [いろいろ修理してみよう]
2020年7月に、起動しなくなったのをネット情報を頼りにコンデンサーを数個交換したけど、結局治らなかった2006年製のプラズマテレビ、日立のWooーW37P-HR9000。
症状は主電源は入るけどリモコンで電源オンにするとぷつんと電源が落ちる。つまり、電源が入らないというもの。
あと怪しいコンデンサーが3個あるのですが結構高いし、うち一番でかい1個(100Vー3300μF)は同容量のものが見つかりません。残り2個(450Vー270μF)も在庫のあった秋月電子だと必要数の2個だけ買っても送料が結構掛かるのでずっと躊躇してたのですが、昨年11月にモノタロウで安いコンデンサーを発見したので(こんなのを扱ってるのを知らなかった)セローのオイルやフィルターと一緒に発注し、すでに手元に来ていました。しかし台所の件で放置されてしまい、本日やっと再修理に挑戦。
(写真は容量違いのもの)。1個570円でした。これが2個必要です。もう1個の3300μFのものはモノタロウでは見つかりませんでした。まあこの2個を交換してだめだったら廃棄です。
画面の前に毛布を敷き手前に倒します。40kg近いので持ち上げることは出来ません。
21本のビスと4本のM6ボルト、4本の六角穴付きボルト、ケーブル固定用のビス1本を抜いてカバーを外します。
電源基板を外します。
今回交換するのは右下の2個の電解コンデンサーです。
基盤を裏返してハンダ吸い取り線をあて、ハンダゴテで矢印の4箇所のハンダを除去します。
基盤にコンデンサーの向きのマーキングがあります。ここにコンデンサーの白い帯を合わせます。
左がついていたもの。右が今手に入るもの。容量は一緒でも縦横比が変わってましたが、さいわいケースの高さ方向に余裕があるので問題ありませんでした。
新しいコンデンサーの足を差し込んで裏からはんだ付けします。このマークは最初から基盤に印刷してありました。組立時の間違いよけでしょう。
はんだ付け終了。
うーん、新品と比較したら微妙に膨らんでますね。
とりあえず交換できたので組み立てて主電源を入れてみます。赤い通電ランプが付いたのを確認して、今度はリモコンで電源を入れてみましたが。
・・・・・・電源を入れてもすぐに落ちてしまいます。修理前と一緒。だめかー。
しばらく呆然としたあと、気を取り直してもう一度主電源を入れてみます。昨日のセローみたいなこともあるしね。そしてリモコンで電源オン。
え?画面が出た?。
アンテナはつないでますが、電波を拾ってない・・・。アンテナがだめ?。
試しにチャンネルをかえてみたけど、BSも地デジも同じ画面。
っていうか映ってるよねこれ。
そうだ、こいつ録画機能あったじゃん。録画番組というボタンを押すと、壊れる前に録画してあった番組がずらりと表示されました。
うをー!。治ったアアア。
あとはアンテナをどうにかすればいけそうです。(これがある弟が中古で購入した家は多分アナログ用のアンテナしかなく(多分向きが違う)ケーブルテレビを契約してません。BSはアンテナを設置すればいいでしょう。国道沿いなので地デジはアンテナをいじればギリはいるか?)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
大変参考になります。交換された古いコンデンサーは見た目で何か変化はありましたか(ちょっと膨らんでるとか)?
私の場合、p-50ですがLED赤点滅でやはり起動しないので
片っ端からコンデンサーを交換してみようかと思っています。
by takatakatad (2024-04-27 23:46)