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読まなきゃ損する(かもしれない)漫画たち その一 [お勧め本]

失業している身ですので、以前のように新品のコミックスを1日4冊購入!なんてことはできなくなりましたので、ブックオフのお世話になることが多くなりました。

ただ、ブックオフで購入しても作者のほうにお金が入りませんので、応援したい作家の本は食うものを切り詰めても新品で購入します。(新品のコミックス1冊あたりで10円ぐらいしか作家に入りません。5万冊売れても50万円。これでは食っていけないでしょう。当然中古品が売れても作家には1円も入りません)

ここではそのような、食費を削ってでも購入してよかった、と思えた本を紹介したいと思います。

さて、栄えある第一冊目は。

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高瀬理恵 「表具屋夫婦事件帳」 ビッグコミックス 2009年3月4日初版

京都の町屋で、掛け軸の表装やふすまの修理などを生業としている、斎之介とお千香の夫婦。

腕がよく、周りの信頼の厚いこの夫婦、実は元公家のお姫様と、その家を守る凄腕の侍だったという、とってもわけありの夫婦でして。

一言で言うと、何にでも首を突っ込まないと気のすまないお千香と、その尻に完全に引かれている、一見無愛想でとっつきにくい斎之介が夫婦まとめて事件に巻き込まれる(というか首を突っ込む嫁にいやおうなしに事件に引きずり込まれる旦那)という、時代劇の王道を行く物語です。

ただ、このお話、実は本編がありまして、最近はやりのスピンオフ作品なのであります。

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こちらが本編。「公家侍秘録」 ビッグコミックス 1巻の初版は2000年4月、現在6巻まで刊行。

江戸時代の京都。「守」と呼ばれる公家の家宝を代々守る侍がいました。

貧乏公家「日野西家」に使える青侍、天野守武は、くそ真面目で腕の立つ侍ですが、日野西家のわがままお姫様、薫子に振り回されながらも、家の屋台骨を支えるため今日もアルバイトに精を出す毎日。

こちらも周囲で起こる事件に首を突っ込まざるを得ない状況に陥り、それを解決していく痛快な物語ですが、こちらの事件はどちらかというと、公家と侍のしがらみから起こる大きな事件がメインです。

高瀬さんは時代劇専門のようで、公家や侍の言葉遣いや生活風景に、よくもここまで調べたものだと感心します。

時代劇が好きな方は一度ごらんを。(漫画喫茶でチラッと読んで、気に入ったら全巻大人買い!)


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kanchi

スカパーで時代劇チャネルの視聴契約している私としてはチェックしておきたいコミックです。情報ありがとうございます。

追伸、
RD-E300でDVDドライブ交換してもB-CADカードの機能に影響はないはずだと、サービスマンから回答ありました。
by kanchi (2009-05-21 19:54) 

MHR

kanch様ありがとうございます。
RD-E300のB-CASカードの読み込み不良について価格コムで調べたところ10件ぐらいの故障報告がありました。ほとんど欠陥レベルのようで、基盤交換しないと直らない模様です。録画予約をRD-G503に移したらサービスに持ち込む予定ですが、無償とはならないようですね。
by MHR (2009-05-22 00:48) 

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