改めて、2009年8月2日 BMWR100RSで行く７年ぶりの北海道 その４ 北海道上陸初日続き 苫小牧＞留萌黄金岬（泊）

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８月６日ＰＭ６時。手持ちの下着がなくなったので、汚れ物を洗濯をすることを口実に、釧路のビジネスホテル１２３釧路に宿泊しました。２日も同じパンツをはいてるとお尻がただれてひりひりしてきます。きったねー。せっかくなのでとりあえず前回ホテルで更新した続きを。（なぜか消防車や救急車がひっきりなしに走り回っています。遠くで非常ベルが鳴りっぱなしだし。いったい何があったのでしょう）以下釧路のホテルで前の続きを更新しました。

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８月２日朝、コンフォートホテル苫小牧を出てすぐのコスモでガス補給。

ハイオク（以降ずっとハイオク）１３５円ｘ１１．９リッター＝１５９５円。２４０㎞なので約２０．２キロ／Ｌ。かなりいい線いってます。

このスタンドでクレジットカード作れとうるさかったので「失業者なので無理でしょう？」ときっぱり男らしく断りましたが、「大丈夫ですよー」といったあとカード会社に問い合わせしたらやっぱりだめだったようです。

特にどこに行くと決めてなかったので、男は北だ、という何の根拠もない情熱に突き動かされて、ひたすら真北へ。

そういえば道内ではこの２日間で８人交通事故死しているとか。今回はそれを肝に銘じて走行速度を７０キロまでとしました。地元では９０－１００キロは平気で出しますが、北海道では対向車との相対速度はそれの２倍。以前社員旅行で北海道へ来たときに、国道５号線で事故直後のバラバラに飛び散ったバイクだったものを見たことがあるので自重しました。あと北海道では時速がそのまま１時間後に走った距離となります。ということは、いいとこを見逃すことも多くなりますので速度を限定したわけです。こっちで捕まると裁判もこっちだし。（それもいいか・・・）

７０キロで走っていると、地元の車がバンバン抜いていきますけど気にせず自分のペースでのんびり走っていこうっと。（ほんとはほとんどの道が５０キロ制限なんですがねえ。）

相変わらず町名看板を集めながら（朝からずっとこんな雨天でした）Ｒ２３４を北上。

ほんのちょっとだけ千歳市をかすめます。

「あびら」と読みます。そういえば６回の北海道ツーリングで、北海道の地名と場所をほとんど覚えてしまいました。

「ゆに」をぬけ

函館本線の駅がある都会「いわみざわ」。

苫小牧＞千歳＞安平町＞由仁町＞岩見沢市まではＲ２３４でしたが道を間違えそのまま道道６号線で＞１２時３０分に月形町に入り、そこからはＲ２７５で＞浦臼町＞新十津川町＞雨竜町と走り

１２時５５分浦臼町。 

 

１３時１５分昼食を摂ろうと寄った「道の駅つるぬま」が定休日だったので次へ。 

１３時５０分雨竜町。

１４時３０分、道の駅「田園の里うりゅう」で昼飯に野菜味噌ラーメン。７５０円。おいしかったです。

おいしかったですが、基本北海道では冷房は入っていませんので、当然こうなります。

そういえばずっと太陽が出ていないのに、外は気温２７度もあります。前こんな天候のときは一桁だったのに。外で道内のライダーに聞くと南は雨だそうで、北上を決意。空を３６０度見れば、今現在どっちが晴れなのかわかるそうです。

１５時１０分出発。

雨竜から途中ナビ任せでＲ２７５を離れ、農道をショートカットし道道９４号線で増毛町へ。途中 雨が降り出したので合羽を着ます。

やっと海岸へ出てＲ２３１で本日の目的地「増毛駅」へ到着したのは１６時４０分。

この駅へ来たのは北海道で鉄道がどんどん廃線になっていく中、かろうじて残された留萌線の終点駅のきっぷが欲しかったのと、薄毛が気になる弟へのおまじない「増毛」の切符を買うためだったのですが。

え、そば？窓から見えてますが･･･。そうです、きっぷ売り場があるべき所は蕎麦屋になっています。なんとここは無人駅だったのです。どこにも書いてなかったぞそんなこと。

えーっ、留萌駅ってずっと戻ったところじゃん。勘弁してよー。

気を取り直して、ガス補給。ここまで１３２円ｘ９．１リッター＝１２０２円。２０２キロでリッター２２キロ走りました。

もう日も暮れるのできっぷより寝床が大事。地図にキャンプ場マークのあった留萌町の黄金岬を目指し、１７時３０分到着。

キャンプ場は？？？？道端に駐車場があり、その上に奥行き３メーターほどの１段高いひな壇があって、そこにテントが横一列に並んでいます。はじめてみましたこんなキャンプ場。

そういえば外国のお兄ちゃんが「ここフリー？」って聞いてきたので「自由ってなんだっけ・・・あ、無料のことだ！そうですよ～」と。 英語は勉強しとこうねー。

前は駐車場、後ろは石垣。トイレも炊事場もあり、すごく便利なところです。しかもテントを張った場所が自動販売機の前だったため、明かりは十分でした。

写真は今回使ったダンロップの一人用ツーリングテント。実は１０年位前に中古品をオークションで購入し、一度も設営したことがなかったので、組み立て方がわからず往生しました。同じポールが２本（ただし途中で、しかも真ん中ではなく中心からずれてくの字に曲がっています）と２倍くらいの長さのこれまた途中で２箇所曲がったポールが１本入っていました。

結局長いポールはフライシート用でした。こんなでかい前室があるとは思わなかったのと、前に見えているひも状のポール受けがテントの下に隠れていたため、どのように、なんに使うのかわからなかったのでした。

ごらんのようにテントサイトは前の側溝と後ろの石垣の間の細長いスペースです。

フライシートをはずすと中身はこうなります。前室が本体の２倍くらいあり、荷物はすべて入りました。

この黄金岬は夕日がきれいなので有名らしく、ひっきりなしにアベックの車が来てました。

が、１９時半まで待っても結局雲にさえぎられて夕日は拝めず。期待していたのに。

夕方２４度、夜中２２度。涼しくて気持ちよかったー。

黄金岬の碑。

海岸の反対側には公共施設らしい建物が。お腹が減らないのでホテルのおつまみの残りで済ませました。

こうして７年ぶりの北海道の１日目がすぎたのでした。気温２４度。缶コーヒー１２０円＋ジュース１２０円。

２１時３０分就寝。波の音がうるさいなあ。 

８月２日。メーター４９８４４㎞　本日の走行距離２１１㎞。（７年前に１日６００㎞走ったのがうそのようなぬるい１日でした）

食費および雑費３７９０円（内ガソリン２７８０円）本日までの総費用４１１６０円

本日の獲得カントリーサイン＝通過した街

苫小牧、千歳市、苫小牧市、安平町、由仁町、岩見沢市、月形町、浦臼町、新十津川町、雨竜町、増毛町。あ、留萌市撮るの忘れた。明日撮ろう。 １１市町村。

タグ：留萌 黄金岬

コメント 4

MHRさんは元気そうですし、BMWも病気が完治したようで、なによりです！。

私も北海道は何度となく運転していますが、法定速度の60Km/h前後で走り続けるクルマと、90-100Km/hあたりで飛ばしていくクルマの２つに分かれているように感じます。

直線路で対向車が切れたタイミングで同時に数台が反対車線に出て、追い越し開始する場面も何度か経験したことあります。

速度が出ているので、ワダチにハンドルとられないようにしないと自爆してしまうし、対向車はヨケないから気を付けろと親友に言われた事があります。

次の間が付いたテントなんですね！　ぶっつけ本番で組み立てに難儀したようですが、それも思い出になりますよね！
by kanchi (2009-08-07 08:22) 

kanchi様ありがとうございます。
今目が覚めたら９時１０分。
せっかくの無料朝食にありつけませんでした。（９時まで）
が、今日の第一目的は釧路駅前の「和商市場」で何でも載せられる「勝手どんぶり」。ちょうどよかったです。
１０時に出発します。
晴れているし、最高の最終日になりそうです。
by MHR (2009-08-07 09:42) 

黄金岬、まったく違いますねえ・・・
私の行った時は、キャンプ場はなく、住宅地を登っていった高台に展望台と木製の碑がありました。



by 二兎を追う男 (2009-08-08 12:28) 

二兎を追う男さまありがとうございます。
まあ、少ないスペースによくもまあ、こんなキャンプ場を作ったものだと感心しました。そういえば外人さんの一人旅らしき人に「ここは無料ですか」ときかれましたっけ。無料でこんないい環境を提供してくれる北海道の太っ腹に感謝です。
by MHR (2009-08-10 13:38)