家族全員高齢者にチェックメイト。ちょこっとバリアフリー。 [優れもの]
16歳になり、耳が聞こえず、目も殆ど見えない愛犬トト。
後ろ足に大きなコブができ、ふんばりが効かなくなってきました。
さらに肉球に潤いがなくなったためか、床においた水を飲むと、足が四方に滑っていきます。
そこで先日通信販売で母がこんなものを購入しました。
ドギーマンの高齢犬用のテーブルです。1980円なり。
結構気に入ったようです。
さて、我が家の住人はトトも含め高齢化しているため、いろいろな改造が必要になってきました。
我が家はバリバリの茅葺き農家なので、あちこちに段差があります。
まずは玄関。ここをトトが登れなくなったのを機会に、手前に板を敷いてみました。赤いのは滑り止めマットです。
居間への入り口。
ホームセンターで端切れを購入し、たった数センチの段差をつけただけですが、これが母にも好評で非常に移動しやすくなりました。
お次はお風呂。
我が家の風呂は引越してくる前からこんな大きな浴槽が据えてありました。
1020×1480×600という、民宿並みの浴槽です。(真ん中は普通の洗面器です)
風呂嫌いだった私を毎日お風呂に入るようにした功績は大きいでしょう。
しかし問題がありました。足を滑らすと頭までドボンと浸かってしまい溺れます。普段お湯を半分しか入れませんがそれでも溺れるには十分な量のお湯が・・・。
そこでこのようにホームセンターで買ってきたステンレスパイプの手すりを設置。もし足を滑らしても手を伸ばせばどこかしらつかめます。(すでに数回体験済み)
ちなみにこの大きさだと既製品の風呂蓋がなく、いろいろ探した結果これに落ち着きました。
厚さ10mmのキャンピングマットです。もともと1800x900の1枚ものですが、上に水が回ると持ち上がらなくなることが判明。2枚に切って使ってます。お湯に密着するため保温効果抜群です。値段も980円だし。かなりの浮力があるので、小学校3年の姪が遊びに来たときは、この上に寝っ転がってふわふわとお風呂を楽しんでます。
そしてここへ引越ししてきてから、ずっとやらにゃいかんと思いながら、面倒くさくて放っておいたのがこれ。
柵の設置です。この狭い通路が道路から我が家の玄関への唯一のルートなのですが。
奥にある切れ目が唯一の道路との接点で、カメラの場所からは約1m50センチの落差がある下り坂になります。いままで左の柵はなく、よろけると下の道路まで真っ逆さまという状況でした。
外から見るとこんな感じ。ここが開放されていたことに驚きますよねー。よく今まで誰も落ちなかったと思いますが、今回、トトが落ちてしまったのです。(トトはボケが始まっていて、夜中だろうが4時間おきに散歩に連れていかないと大暴れして寝かしてくれません。夜中の散歩でこの坂を降りるのは危険でした。今回はとうとうトトがストンと。)
そうなると流石に放っておくこともできず、余っていた6mと1mの単管パイプとインスタントセメントで応急工事と相成ったわけです。
まず地面に穴をほり、パイプを差し込んでセメントを流し込みました。それにジョイントを使って6mのパイプを締結。パイプだけだと隙間が大きいのと、なによりみっともなかったので、他の場所で使っていたラティスを金具で貼りつけて完成。
今からの季節、大量の山桜の種で滑って転ぶこともあったので、これで安心して坂を降りることができます。
ってか、どうして今まで放っておいたんでしょうねー。
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目隠し&手すりにniceです
by アホライダー (2010-04-22 20:39)
犬でもボケがあるのですねえ・・・
いろいろありますねえ。
でもお宅が大きくて内部は余裕がありそうですので、その点はいいですね。
これが都会の狭い家だったら、なかなかバリアフリーにも出来ないでしょうから。
by 二兎を追う男 (2010-04-22 22:45)
アホライダーさまありがとうございます。
バリアフリーは必須となってしまいました。
心は18歳なんですがねー。
by MHR (2010-04-23 20:41)
二兎を追う男さまありがとうございます。
健脚な犬なので大変です。真夜中の散歩はただ歩くだけで1時間にも及びます。しかもおしっこもうんちもせずに家に帰るとすぐにまた今度はトイレのための散歩に行こうといいます。悪気がないのはわかりますがつい蹴飛ばしたくなります。
でもいつか自分もこうなるかと思うと、頑張るしかありませんねえ。
by MHR (2010-04-23 20:47)
大きなお風呂は実に羨ましい限りです。うちの風呂では足を伸ばせないんで。
by さる1号 (2010-04-24 12:31)
さる1号さまありがとうございます。
私もこのうちにくる前には、足が伸ばせないどころか膝を胸にくっつけても肩まで浸かれないというとんでもなく小さい浴槽しかないアパートに住んでおりましたせいで、この風呂を見た途端、このぼろ家の購入を決めてしまいました。
by MHR (2010-04-25 00:57)