私が復活を諦めて里子に出したセロー、復活。 [92'YAMAHA セロー3RW4(1KH)]
18年前、会社の同僚が新車で購入し、数度しか乗らず軒先で雨ざらしで腐らしていたのを引き取り、その後何度か復活させようとしてうまくいかずに車庫内で歳だけを経ていたセロー225。
里子に出したぱりだかさんの手によって復活、とうとうナンバーが付き公道復帰しました。
本日我が家へ。
ただ到着してエンジン止めたらセルが回らない。どうやらバッテリーあがりのようです。でもバッテリーはACデルコの新品。怪しかったセルモーターリレーも新品。モーター自体もオーバーホール済み。
何より慣らしすら終わっていない1236kmという走行距離なので、電装自体の劣化も考えられませんが・・・。レギュレーターか?とりあえず車のバッテリーからブースターで電力供給しエンジンを掛けてテスターで充電状態をチェック。あれれ、回転上げると14V出てるしきっちりレギュレートしてる。エンジンを止めてもバッテリー自体の電圧が12.5Vある。つまりレギュレーターもバッテリーも白。一番怪しいのはケーブルコネクターやアースケーブルの接触不良かね。
とりあえずアイドリングを上げてXLR250Rと2台で試乗にいくことにしました。
互いのバイクを入れ替えて試乗会を兼ねて近所の松平郷(徳川家の誕生の地)へ。あそこなら下り坂があるので最悪押しがけができそうなので。
10分ほどで駐車場へ到着して品評会です。
今回の復活はとにかく公道復帰が最優先の目標だったので、サビには目をつぶってます。
今回の目玉はこれ。ノーマルの負圧キャブではアクセルを開けるとエンストするという症状から脱せなかったため、セローでは定番らしい京浜PWKキャブ(カワサキKDXなどの2ストの標準キャブ)に換装してます。これに伴いヤマハのモトクロッサーのアクセルケーブルに変更。
このキャブが素晴らしい!。ピックアップがよく、加速が25CC大きい同じ20馬力のXL250Sと同じレベルです。(最初のレストアのとき一度だけノーマルキャブで走りましたが、調子が出てなかったのもあり、もさっとしてて楽しくはなかったのです・・・)
エンジンは手付かずでこれから慣らし。外観はともかく中身はほぼ新車なので駆動系なども消耗部品がありません。ただし腐っていたエアクリーナーエレメントと燃料コックは新品です。新車装着のタイヤもひび割れしてたため前後ともミシュランに交換。あとお気づきの方もいらっしゃるでしょうが本来のタンクは錆がひどかったのでタンクが色違いです。
ブレーキホースとパッドは新品。フォークは粉を吹いていたので磨いてなんとかここまで。
いいサス使ってますねー。前後サスともオイル漏れなしだったのはラッキーでした。
いざ押しがけしようと試しにセルを回したら一発始動(ちょうど観光バスが入ってきてガイドさんが説明を始めたので邪魔しないように押して出口へ移動)。帰ったらアースケーブルやコネクターの導通など見てみようということでした。北海道から帰ったら佐久間ダムへ行こうと約束して解散です。
で、XLR250Rで帰ったわけですがこれが調子悪いこと。全然吹けません。クリーナーのカバーを付け直したら多少ましになったんですが。インシュレーターとカバーのパッキン換えてみましょう。でも全体的にガスが薄いみたいなのでやっぱりメインジェットを上げたほうがいいかも。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント 0