ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし20日目 1mmも進展しない日。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は午前中まで雨でしたが、母を病院に連れて行ったあとで昼から晴れたので、地面が乾くのを待って2時からミッション積み込み作業開始。チョチョイのちょいで搭載完了。のハズだったんですが。
穴が全く合っていないのがわかるでしょうか。高さや左右もですがミッション自体がほんの少し回転しちゃっています。
ミッションの角度とエンジンの角度も全然あってません。ミッション後方が下がっているのです。(右がエンジン)
ミッションの最後尾が、ジャッキが届かない高さになったので、お役御免になった台車にベニヤを敷いて嵩上げします。ミッションを前方に押しやすくする役目もあります。
ミッションマウントを車体のフレームに当たるまで上げたんですが、これでもミッションとエンジンが「への字」になっています。つまりエンジン後方が高すぎるということです。
あ、エンジン後方をジャッキアップしたままでした。エンジンマウントを固定したのでもう不要です。(右のジャッキ)
このジャッキを抜いたらなんとかミッションとエンジンが直線上に。
ただ、コンバーターの中心のシャフトがクランクシャフトの中心に開いている穴にきっちりはまらないといけませんので、ジャッキを駆使して中心を合わせますがうまくいきません。ミッションが前に行かないのです。勘合部分がよく見えないし。
ミッション下のスタッドボルトがうまく刺さってませんでした。
このボルトが刺さっているのは貫通穴ではなく、このように溝の先に壁がありそこにボルト径の穴が開いてるだけなので、位置が合わないとボルトが壁にあたってミッションが前に行けないのです。なんなんだろうこの仕組。
なんとかスタッドボルトの先端がミッションに刺さりました。あとはミッションをエンジンに押し付けるだけ。
しかし、揺さぶりながら前に押し出すのですが、全く動きません。なんでー?
ジャッキを駆使して、ミッションの前後を上げたり下げたり回したり、1時間半格闘の末、何かの拍子に一気にミッションが前へ。やったー、入ったあ。
この膨らみが上のノックピンです。ここは割とすんなり入るのですが。
エンジン上部のM12のボルトは、エンジン本体に雌ねじを切ってある他のM12ボルト2本と違い、ボルトとナットで締める方式です。(ただしツノ付き角ナットをブラケットにスポット溶接した変形ナット。なぜエンジンに雌ねじを切らない?)
ボルトをサービスホールから差込み
エンジン側にナットをかけるだけ・・・・なんですがどうやってもナットが入らない。というかナットをつまんだ指が入りません。30分ぐらいあーだこうだと挑戦しましたがとうとうナットを入れることはできませんでした。手は傷だらけです。明日なんか方法を考えましょう。
で、あとの2本のボルトで仮止めしようとしたのですが、どちらも雌ねじと噛み合いません。ほんの少しずれてるのです。
つまりこの2本のノックピンが入ってないということ。(右上がさっきのボルトのすぐ横、左がシールボルトのすぐ下)
こちらの左下のノックピンが入るのを拒否してます。ノックピンだけなら多分簡単に入るのですが、シャフトセンターの嵌合と下のスタッドボルトの4箇所を同時に入れるというのが無理ゲーです。
どうやってもこの隙間分が入らないのです。
この状態でコンバーターを回そうとしても全く動きません。つまりエンジンの軸とミッションの軸が一直線になっていないということです。
5時過ぎたので撤収ですが、コンバーターの軸をこじったまま放置もできないので結局もう一度分離しました。(この状態だと当然コンバーターは回ります)つまりふりだしに戻りました。3時間掛けて何一つ進展なし。入らない原因は何???。はあああああ。
ミッション後部を車体に当たるまで上げてもエンジンの軸と合わないということは、ひょっとしたらエンジンの前側が下がっているのかも。明日エンジン前側を持ち上げてみましょう。
本日の作業時間3.0時間、累計作業時間48.0時間
2020-02-13 20:31
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