4年越しのやるやる詐欺に終止符 ギアオイルを消費するKS2のエンジンオーバーホール7日め。 エンジン外部の塗装とマスキング剥がし [89’KAWASAKI KS-ⅡKMX80-A2]
昨日の続きです。
サンドブラストしたクランクケースとシリンダー、シリンダーヘッドを塗装しました。
まず熱の加わらないクランクケースを安物のラッカーシルバーで塗装。
いやあ、安物のプラモデルのメッキみたい。つや消しシルバーってホームセンターに無いんですよねー。重曹ブラストでつや消しにするか・・・。
ヘッドとシリンダーは耐熱シルバーで。ツヤは一緒かなあ。熱が入れば変わるかな。
昨日敗北した、チャンバーのサビ落とし。砂を新品に入れ替えて再挑戦。
あれー?やっぱりサビが剥がれないよ。以前バハのサビ落とししたときにエアコンプレッサーのオイルに砂が混じってしまったため、今回コンプレッサーから10mぐらい離れたところでブラストしてるんですが、ホースが長い上に細いやつを使ってるせいで研削力が落ちてるらしいです。今回使ってるコンプレッサーはオイルレスなので大丈夫そうなんですが。もっと太いホースに替えて、ブラストボックスを買えば問題解決しそう。
劣化した塗装はなんとかはがせるんですが。生きてる塗装はびくともしません。
試しに使った真鍮のワイヤーブラシでは歯が立たず。
スチールブラシに変更。
何故かブラストしたあとをこするとサビの層が。つまりブラストはサビの表層にしか届いてない?。とりあえずこれはエンジン組んでから再挑戦です。
塗装が乾いたのでマスキングを剥がしましょう。まずはクランクケースから。
左ケースから。ここは発電機が入るところ。右側はスプロケットが着くところです。きれいになりました。
少しだけ砂が入ってますねえ。そりゃエンジンまるごとブラストしちゃいけないわけだ。今回は洗えばすむけど。
エンジンの分割側。右側は前側のエンジンマウント。外部なのでマスキングはしてません。
ここも後ろ下側のエンジンマウントなのでマスキングしていない向こうのネジ穴から砂が入ってます。
こっちは後ろ上側のエンジンマウントなので以下同文。
残りは一気に剥がします。
フロントエンジンマウント拡大。汚れはきれいに落ちましたねえ。
リア下部エンジンマウント拡大。
リア上部エンジンマウント拡大。
スタッドボルトのマスキングテープオフ。
背景が汚いのはご容赦を。晩飯食ってすぐ思いつきで行動したので片付けまで思い立ちませんでした。
右ケース。
クラッチが入る部分。ここはすべてオイルに浸かります。つまり絶対に砂が残っちゃいけないところ。
分割側。
砂がついているのはエンジン外部のエンジンマウント部です。
この3箇所はエンジン外部です。
以上クランクケースでした。明日洗浄してベアリングとオイルシールを圧入できるようにします。
シリンダーヘッド。
シリンダー。やっぱり砂が入ってる。
給気口。
排気口。
シリンダー下部の掃気口。
砂がえらいこと入ってる。洗浄大変だ。
え?。今気づいたけど、なにこれ。
どうみてもリューターかなんかの刃物で付いた傷だよね。スラップ音の原因ってこれか?。ペーパーで均せるかな。シリンダー外した形跡無いから、カワサキの工場での製造工程で付いた傷かも。だれかバリ取り中に手を滑らせたな。
このシリンダー上部の謎の模様も気になるわ。
以上でエンジン外部塗装工程完了です。
*冷静になって考えると手順間違ってますな。油や汚れを洗浄>マスキング>サンドブラスト>マスキング剥がし>砂落とし洗浄>もう一度マスキング>塗装、で終了だよなあ。
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