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2010年 ハイゼット4WD S110V 軽4輪のユーザー車検 当日  [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

1月18日に車検が切れるハイゼット君がいよいよ車検当日を迎えました。

その前に。車検には予約が必要です。

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ただし、この予約方法は1月いっぱいまでで終了し、2月からはインターネットや携帯からの予約に変更されます。

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いくつか不安材料を抱えているためドキドキしながら朝7時に起床。

まず、荷物を載せたままでも後ろで寝られるようにと、リアに組んでいた2x4材の棚をおろしました。これは後ろが重くなって光軸が上がるのが心配だったためです。(しかしこれがあだに・・・。)

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もう一つ、右のリアランプが曇っていたので、バフ掛けしました。

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これだけ曇ってました。これには心当たりがありました。リアゲートのサビに吹きつけたスプレーです。

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ラッカーシンナーでひとふきしてコンパウンドでバフ掛け。これでひと安心です。

あと、懸念材料だったオイル漏れ。・・・・止まってません。しょうがないのでオイルが溜まっている、ミッションメンバーとミッションの間の隙間にウェスを詰め込んで様子を見ます。

朝8時に家を出て9時に車検場到着。今日は午後から雨だとか。

軽自動車検査協会愛知主管事務所三河支所

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住宅地にあります。三河の陸運局のように周りにテスター屋がないので注意。よって、整備は前もってきちんと済ましていおかないといろいろ困ります。

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ここで書類を揃えます。

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なんか再検査の回数が制限されたようです。不合格になったら同じ日に何回も受けることができなくなりました。

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こういう順番で作業を進めていきます。私は先日場所確認のついでに書類を全部揃えて、書き込みも済んでます。

ユーザー車検の場合5番窓口に行き、ユーザー車検専用の検査票をもらって説明を受けてください。次に0番窓口で35円を払ってユーザー車検用の用紙をくださいというと、OCR申請書をくれますので、氏名、住所、車のデータ、走行距離、予約番号を書き込んでください。

  1. 8番窓口で重量税8800円の購入申込書を書き、お金を払って、もらった印紙をOCR申請書に貼りつけます。
  2. 1番窓口で自賠責保険に加入します。この際旧の保険証が必要ですので忘れずに。
  3. 3番窓口に書類一式を渡して車検手数料1400円を収め、申請書に領収印をもらいます。
  4. 定期点検簿を1番窓口で購入して点検結果を記入します。
  5. 5番窓口で予約番号を言ってチェックしてもらいます。

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記入は難しくありません。これが検査終了後の検査票ですが赤丸の部分にナンバー、車台番号、エンジン型式、予約番号、走行距離を記入して住所氏名を書けばOK。

これで準備完了です。が、まず人のふり見て我がふりを直します。

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コースが2個ありますが、基本的にどっちでもOKみたいです。2コースが新しい機械を使ってますのでわかりやすいかも。

まずはひとのやることをよく見ときます。

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注意事項。

 

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大雑把ですが下から順番にこのようにチェックします。一番最初は目視チェックから。ここで、ユーザー車検初めてですというと親切に教えてくれます。書類を渡して、指示の声が聞こえるように窓は全開しときましょう。

ここでの点検項目は、運転席と助手席の窓があくかどうか(これ重要。特にパワーウィンドウはちゃんと直しておきましょう)、ハザード、バックランプ、ナンバー灯などを含めるライト類が全てつくかどうか、ワイパー、ウォッシャー(液切れNG)が動くかどうか、ホーンが鳴るかなどです。ここで車体ナンバーもチェックしますので、場所を確認しておいてください。特にトラックは座席をあける必要がありますので一度降りなければなりません。

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OKをもらったら前進して一度降りて排気ガス点検用のプローブをマフラーエンドに突っ込みます。表示の下に操作ボタンがABCDと4個ありますが、この車は規制前車のDを押すよう言われました。しばらくすると結果が出ますので丸がついたら機械に検査票を矢印通りに突っ込むと「排気ガス」の項目にはんこが押されます。

次に白線に沿って前進し、前輪が指示位置(ローラー)に載ったらストップします。ここを通過する際にサイドスリップ(トーイン)を自動で測定します。

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電光掲示板に指示が出ますので、ギアを入れて、メーターが40kmをさしたらパッシングします。

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合否は電光掲示板に表示されますが、不合格でも次に進みます。

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古い機械だと、駆動輪を指定しないといけないようですがマルチテスターは自動で判断するようで、なんの操作もいりません。

次にブレーキを踏めという指示が出ますので思い切り踏みます。さらにサイドブレーキを引けという指示通りにサイドブレーキを一杯にひきます。これらの操作は躊躇なく思い切りが肝心です。

このテスターでの最後の項目が古い車では鬼門となるヘッドライトのチェックです。ハイビームで点灯という指示通りにして待つこと数秒。

左側バツ。次に右側マル。

サイドブレーキを解除してからもう一度挑戦するも結果は同じ。ガーン・・・。

トボトボと前進してリフトの上へ。

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運転席に載ったままリフトアップされるなんて体験はここでしかできません。

ここでは下回りの緩みが点検されます。幸いオイル漏れは指摘されませんでした。

これらにパスすると最後に重量を測る秤に乗り上げて終了です。・・・が。

左のヘッドライトが・・・。

「ちょっと光軸が低いからもうちょっと上げてもう一回戻ってきて。右も危ないよ」

あああああ、リアの棚をおろしたからお尻が上がって光軸が下がったんだあ。

しょうがないので一回外に出てドライバーで調整。左を1回転半戻し、右を1回転戻し再挑戦。

再挑戦する際は排気ガステスターの向こうにある操作盤の「ヘッドライト」というボタンを押して侵入すれば他の検査を飛ばすことができます。

今度は両方マルがつきました。やったー。

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喜び勇んで最期まで行くと「あれ、おかしいなあ」

何が?

「これ車検証では2人乗りだよねえ。でも後ろの座席があるね」

そうなんです。この車中古で買った時から2人乗りで登録されているのに後ろの座席があるんです。ハイゼットにはもともと2人乗りが設定されているのですが、私のハイゼットの形式だと4人乗りしかないらしいです。それにしても、後ろの座席が見えないようにシートをたたんでカーペット敷いてあるのに、よくもまあそんなとこ気づくもんだ。でもそのおかげでいいことが起こりました。

「2人乗りなら後ろの座席は外すか起こせないように固定しないとだめだよ」

えーっ。そうなんですかあ。今すぐですか?困ったなあ。

「4人乗りにする?」

えーっ?できるんですか?

「構造変更の申請がいるけど。どうする?するんならすぐできるから窓口で書類買ってきて。」

もちろんします!

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というわけで4人乗れるのに2人しか乗れなかったハイゼット君。めでたく4人乗りになりました。

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それでも簡単とはいえ、いろんな計算が必要らしく(なぜなら車両総重量が人間2人分増えるため最大積載量の変更が必要)頭を抱えていらっしゃいました。(これ、まちがってねぇか?最大積載量が4人乗ったときに100kg減ってるってことは人間2人で100kgですよね。だったら車両総重量は100kgプラスでは?あ、でも4人乗りの時は最大積載量が-100kgだから総重量はプラマイゼロ??

車両総重量のプラス10kgってどこから出たんでしょう。

とにかく忙しいところ、ご迷惑かけましてすいません。ありがとうございました。

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やったよー、これであと2年乗れるよー。

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喜び勇んでもとの車検ステッカーを剥がします。あれ剥がれない・・・。ベースの紙は剥がれましたが、こういうふうに印刷面がガラスに糊のように残ってしまいました。

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しょうがないのでここに貼りました。そういえばこれも剥がさなくちゃ。

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ガチョーン。こっちも・・・。

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(結局帰宅途中にあるアストロプロダクツでスクレーパーを購入して、シコシコ剥がしました。)

このステッカーも貼り直そうと再度窓口へ。

「これは整備業者にしか出せないんです」

おかしいですねー。12ヶ月点検って個人でやってもいいんじゃなかったっけ。なのに点検済みのステッカーは個人で貼ってはいけないんだそうです。

何はともあれこうして無事に車検通りました。

かかった費用は(部品代除く)

重量税 8800円

自賠責2年 18980円(そういえば自賠責が2年前の25000円から18980円に下がってました。ありがたい事です)

車検手数料 1400円

用紙代70円(構造変更申請用紙含む)

以上合計29250円でした。

他にかかった費用は

  • エアクリーナーエレメント 1900円(排気ガス対策)
  • 右ドアウェザーストリップ 6300円(破損雨漏り)
  • チャンピオンイリジウムプラグ9801 3本 2670円(排気ガス対策)
  • バッテリー 30B19L 4000円(ヘッドライト光量対策)
  • クーラント 2リッター 598円x2個
  • 発炎筒 567円(期限切れ)
  • クレ オイル添加剤 980円(オイル漏れ対策)
  • クレ 燃料添加剤 パーフェクトクリーン 998円 (排気ガス対策)
  • 以上計18611円・・・古い車だからねえ。しょうがないです。

さあ、次はBMWR100RSの車検を受けなくちゃ。(2月なので来週ぐらい)

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帰宅途中に通った、第2東名の西の入り口に当たる、伊勢湾岸道の豊田東ジャンクションの橋桁工事現場。2014年の開通に向けて急ピッチで工事中。


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コメント 4

二兎を追う男

いや~、やはり大変ですね~
これでも以前よりは簡単になったんですよね。

こういうのを見ると、こちらで走っている異常に車高を高くしたピックアップトラックとか、何なんだって思います。
光軸の調整も何も、ヘッドライトそのものが乗用車のバックミラーくらいの高さにあるので、後ろに付かれると眩しいなんてものではないです。


by 二兎を追う男 (2010-01-13 00:22) 

MHR

二兎を追う男様ありがとうございます。
憧れました。ハイリフト。
初期型ハイラックスを買ったときには、ぶっといタイヤつけて、ハイリフトしてなんて夢見てました。心の目には遠いカリフォルニアを走る我が車。
光軸のことなんて考えもしませんでしたねー。
車検のないカスタムカー天国アメリカへのあこがれは半端じゃなく強かったです。
by MHR (2010-01-13 09:57) 

kanchi

車検でなく整備済み証のステッカーって整備業界が作ったものでなかったでしょうか。そのために車検ステッカー以外はフロントガラスに貼り付けてはならないはずなどと論議が起こったことがあったと記憶しています。 

知り合いの整備屋さんはステッカー剥がす際に有機溶剤かガソリンをウエスに含ませていたことを思い出します。

写真で見る限り三河の陸運支局はこぢんまりしていますね~ でも、そのせいでテスター屋さんがないのでしょうか。そうなると民間車検場などを利用するのでしょうか。
by kanchi (2010-01-17 14:45) 

MHR

このステッカー、一度貼ったらはがせないようになっているみたいですね。位置を変えようとしたらちぎれそうになって諦めました。
軽4輪の場合陸運局ではなく軽自動車協会の軽自動車専用の検査場で車検を行います。普通車を扱う三河陸運局にはちゃんとテスター屋がありました。バイクは陸運局で車検を行いますので、月末ぐらいにBMWの車検に行こうと思ってます。ちなみにこの地区の場合、三河陸運局は豊田市、軽自動車協会は岡崎市と、えらく離れてます。
by MHR (2010-01-17 21:13) 

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