消え去った規格達 ビデオCD (まだ消えてないらしいです) [コンピューター、携帯電話]
プレステ3のアップコンバート機能を試そうといろんなDVDを見てみました。特に良かったのがローマの休日リマスター盤。ちょうどNHKで放送していたのでシンクロさせて再生してみましたがプレステの勝ち。最後の聖堂に立ちすくむグレゴリー・ペックが映っていましたが、放送ではぼけていた背景の彫刻がはっきり見えます。
で本題はこちらではありません。
DVDの保管箱の中にこんなのがあったんです。
ご存知、あだち充原作、荻野目洋子主演の「みゆき」。
ひっくり返すと見慣れない表示が・・・。
ずっとむかしオークションでDVDと間違えて落札してしまった、今は見かけない「ビデオCD」規格です。
もしやと思いHDDレコーダーに突っ込んでみましたが
読み込むことすら出来ません。
そこでパソコンのマルチドライブで挑戦してみると。
LGマルチドライブと同梱の再生ソフトで見ることが出来ました。
当然ですがCDの容量は700MB程しかありませんので音声はモノラルで、画像はビデオテープの3倍速レベル。mpeg1で収容されてます。
これでも当時は最新の規格だったんですよねー。遥かに容量の大きいステレオ音声のレーザーディスクとともにあっという間にDVDに駆逐されましたが。
でも今でもそこそこ見ることができるのには驚きました。再生装置が無いのが残念。(DVDプレーヤなら見ることができるらしいですが、レコーダーでは対象外になっている模様)
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レーザーディスク(LD)はDHV陣営に勝利して20年以上生産されましたけど、ビデオCDは普及せず、一部のカラオケ分野で使われているのしか見たこと有りません。
短命さを比較するなら、LDよりもVHDの方が適切かと。
by kanchi (2010-02-24 15:00)
そういえば接触式のビクターVHDってありましたね。当時は非接触式のレーザーディスクとの違いがわからず、レンタルするときにいちいち聞いた覚えがあります。
ビデオCDってまだ用途があるみたいで、完全にはなくなってはいないみたいです。でもいずれCD自体がDVDオーディオなんかに追いやられてなくなりそうですね。
by MHR (2010-02-24 19:21)