R100RS メーター球の交換と電圧計の照明修理 [88'BMW R100RS]
テールのLED化は済んだので、お次はメーター照明です。
が、メーター球のLED化に必要なソケット(ウェッジベースといいます)がないため、注文。ただGWが終わらないとどこも営業してないので、とりあえず照明のつかないスピードメーターと電圧計の球を交換しましょう。
まずはメーター本体を外す準備。
スピードメーターケーブルを外します。
メーターをマウントしている10mmボルト3本をゆるめ(外す必要なし)メーターを上に持ち上げると、メーター本体がケーブル付きで外れるので、ここのスクリューを外します。(写真は下から写したので上下が逆です。)
四角い隙間にマイナスドライバーを突っ込んでこじるとコネクターが抜けます。かなり無理強いをする作業です。
外れたコネクター。1個がアースで、ほとんどが照明用。残りがタコメーターの回転信号ぐらいか?
電圧計は裏にある手回しのナット2個を外せば取れます。電線3本中1本だけハーネス直結のコードが付いてきますので、無理して引っ張らないよう注意。
電圧計は球切れではなく、左の照明用ケーブルの端子とのカシメ部分がちぎれていました。
この1本だけコネクターがなく、知らずにメーターを外すと、カシメがちぎれてしまいます。
右2本がアースと、電圧検知用。こちらはコネクターでメーターと切り離すことができます。
どうして1本だけちぎれるような構造にしてあるんでしょうねー。
プラス端子の電線がちぎれてしまったソケット。奥は手回しナットと取付金具。
電球は見たことないサイズです。市場では手に入らないのでディーラーで予備を買っておく必要があります。
ソケットの裏側。本来ここからコードがでています。
ちぎれた部分をはんだづけします。これが電球のプラス端子に当たります。
差し込んだところ。受けの板はばねになっていて、電球を固定します。
新設したコード。
通電テストOK。
次回のためにもコネクターを設けましょう。当然車体側も。
充電器に直結して電圧計の動作テスト。
照明のテスト。電球が暗すぎてほとんど見えません。実際走行中も殆ど見えません。早急にLED化したいのですが、特殊なサイズがネックに。電球を割ってLEDをはんだづけするしかないようです。
さて、電圧計が治ったので、スピードメーターの球を交換しましょう。
外側にある3本のネジを外しカバーを取ります。上はカバーを外したあとです。
上にある3本と、上の真ん中よりにある2本のタッピングネジを外し蓋を開けます。
フタを外すとソケットがありますので横方向に押して本体から外します。これがスピードメーター照明。右に縦に並んでいるのがインジケーターです。
本来3Wですが、日本では売ってないので、カー用品店で売っているこの3.4Wを使います。
ただ、今回は少しでも明るくなるように、なぜかあった5Wのイエローバルブを入れました。
2Wの2個分=4Wの差分は、テールのLED化でお釣りが来るのでよしとしましょう。
真っ暗闇で写真をとってみましたがスピードとタコはともかく、その上にある電圧計と時計は見えませんねー。
5Wでこんなんですから、ノーマルの3Wがいかに暗いか、わかっていただけますでしょうか。
これがほぼ実際の見え方です。
おなじ3Wでもインジケーターは十分な明るさなんですが、同じ電球でメーター全体を照らすのは無理が有るようです。
昼間は見えないポジションランプとドライビングランプは夜は眩しいぐらいです。
真っ暗闇でもヘッドライトなしでなんとか走れそう。
テールランプもいい仕事してます。
さて、あとは実走テストでダメ出しです。
*実は球切れではありませんでした。この後また付かなくなり、メーター本体を叩いたらつきました。昭和のテレビか!
プリント基板かソケットの接触不良のようです。
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確かにメーターが暗いですね。
LED化でどこまで改善するか楽しみです。
by さる1号 (2011-05-05 10:13)
電圧計の小さい電球は、ビーマーさんで交換用LEDが売っていますよ。
だけど、自作で何とかならないか検討中です。
by ぱりだか (2011-05-05 21:59)
さる1号さまありがとうございます。
BMWがこの明るさをどういうつもりで許容したのか知りたいです。周りが真っ暗な夜ならともかく、突然入ったトンネル内ではまず見えません。
by MHR (2011-05-06 20:00)
ぱりだかさまありがとうございます。
ソケットなしで直結してやろうかと思っています。
by MHR (2011-05-06 20:01)