物を分解せずにいられない子どもだった人たちへ。こんな本はいかが。 [お勧め本]
週刊ポストをずっと読んでました。
でもある連載がなくなったため、読むのをやめました。
その連載をまとめたものがこれ。
山根一眞著 「メタルカラーの時代」 小学館文庫
当時、ホワイトカラー、ブルーカラーという言葉はありましたが、山根さんはそのどちらにも属さない、ものを作るための技術を生み出す人々に、メタルカラーという身分を当てはめたのです。
きっかけは、週刊連載時に喫茶店で見た「しんかい6500」の開発秘話でした。
たった4ページの記事の中にぎっちりつめ込まれた、キラキラした技術の輝きにのめり込みました。
どうです、読んでみたくなりませんか。
基本短編なのでさくさく読み進めることができますよー。
たまに企業秘密めいたお話もぽろっと出てきます。山根さんの力でしょうねー。
*AMAZONの評価で、専門的じゃなくてスカスカの内容だ。という批判がありましたが、そういう人は「サイエンス」とか「ニュートン」とか「建築、土木、電気の専門誌」とか読みましょう。この記事は「週刊ポスト」の読者が楽しめるよう十分練られて最適化されてると思いますよー。
2009年で終了。文庫本で15巻。連載が永かったので技術の進歩の過程が目に見えます。
Kindle版もあります。2013年現在15巻まで。
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分解、好きだったなぁ
これは面白そう、読みたくなりますねー^^
by さる1号 (2013-04-10 06:27)
自分も昔、カメラ雑誌だったかにあった山根さんの
デジタルカメラについての連載をしばらく読んで
この人なりの技術の捉え方にとても感心した記憶があります。
頭の柔らかい印象の方ですね。
by harry (2013-04-10 08:49)
分解して組み直せなかった事は数知れず・・・。
面白そうな本ですね。
by ももんが (2013-04-10 20:33)
さる1号さまありがとうございます。
この本はそういう人たちには興味あることばっかりです。
旅行のおともにちょうどいいです。
by MHR (2013-04-12 00:12)
harryさまありがとうございます。
漫才風のやり取りできちんとわかりやすく解説できる数少ないレポーターだと思います。
どこかで再開してくれないですかねー。
by MHR (2013-04-12 00:14)
ももんがさまありがとうございます。
昔は分解しながら図面作ってました。
デジカメが出てからすごく楽になりました。
連載初期の技術は今では過去の遺物になているものもあり、技術の進歩に驚きます。(デジカメが200万画素だとか)
by MHR (2013-04-12 00:16)
こりゃ面白い!数行のコメントでワクワク!だ
Amazonチェック〜
by banzs12 (2013-04-14 19:42)
banzs12さまありがとうございます。
読んで損はありませんよー。
by MHR (2013-04-15 18:37)
20年くらい昔、日本人はブルーカラーとホワイトカラーの中間で、グレーカラーだって言われてたのを思い出しました。日本人は器用なんで、なんでもできちゃうんですよね。
アメリカとか、ブルーとホワイトの住み分けがはっきりしてるで。今の時代は知らないですけど。
そのシリーズ、見かけたら読んでみようと思いました。
by かある (2013-04-15 23:38)
かあるさまありがとうございます。
メタルカラーってのは日本人を表現するのにぴったりな素晴らしいネーミングだと思います。特にインターネットを含めた通信技術関連の進歩のお話が凄いです。
by MHR (2013-04-16 00:09)
こんにちは
興味深い本に感じました。紹介ありがとうございました。
気になった巻だけポチッと押してみます。
記事横のamazonの広告から入ったほうがよろしいあるか?
by kanchi (2013-05-15 23:14)
kanchiさまありがとうございます。
すべてがいいわけでは無さそうですので(私も半分くらいしか読んでません・・)サブタイトルで判断してお好きな巻からどうぞ。
私は明石海峡大橋関連から入りました。
ぜひ横のリンクからお願い致します。
by MHR (2013-05-15 23:44)
3冊ほどポチっとしてきました。もちろん記事右側のところからamazonに入りましたよ~
by kanchi (2013-05-16 00:04)
kanchiさまありがとうございます!
これでおかずが一品増えます。
by MHR (2013-05-16 00:51)