4年周期。浄化槽のブロワーポンプHP-80Wがまたまた昇天なさいました。 [いろいろ修理してみよう]
2005年に設置した浄化槽。
2009年に浄化槽にエアを送るブロアーポンプのダイアフラムが破れて修理した記事を書きました。
前回がちょうど4年目、今回もぴったし4年で壊れました。
実は前回、部品を2重に頼んでしまい、補修部品がもう1セットあるんです。おかげで今回は慌てず騒がず。(部品確保方法、修理内容は前回記事を参照してください。)
もっとも本来は毎年交換するよう指定されてるので、8個は購入していないといけないんですが。
本来上の写真の真ん中の穴の部分。ちぎれてモーター側に残ってます。
新品のエアチャンバー。左の部品は本来右の真ん中部分がちぎれたもの。
こちら反対側。センターのリニアモーターが往復して向こうとこっちのエアチャンバーを交互に駆動します。
こちら側は破れてませんがいずれ敗れるのは必至。当然交換します。それにしても赤いのは何でしょう。
ダイアフラムのセンターをセルフロックナットで締め付けるわけですが・・・。
組み付けてしまってから補修部品の袋に新品のセンターロックナットが入っているのを発見。
組み付け終わったエアチャンバーを泣く泣く分解し交換。とほほ。(ここは1秒間に60回往復運動をするので、古いロックナットでは保たないのです)
最後に切り離されている接点にプラスチックピンを通し (この時点では接点が離れているので通電しない)
ピンを押し込みながら反対側をロック。これで通電します。毎度感心しますが、ダイアフラムが破れるとシャフトが暴れてピンを折り、通電をカットするという仕掛けはすごいなあ。
タイマーを設定(1日1回通気を逆転させて詰まりを防止する機構)
次は2017年に壊れる予定ですが、さすがに12年目となると、たぶん本体ごと交換となると思います。 (部品も手に入らないだろうし・・・ハマネツは浄化槽事業から撤退しています)
*2016年9月追記
参考までに。今でもダイアフラムのキットはオークション等で下記のパーツとして手に入ります。
テクノ高槻ブロワー部品/HP-60,80用チャンバー・ブロック
*結局オークションで2017年用を1セット購入しました。6000円ぐらいでした。楽しみだなあ。
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ダイアフラムポンプ、こうなっているんだ・・・
何時もながら見事な修理です
自分も最近調子が悪い給湯器を診てみようかな^^
by さる1号 (2013-11-22 05:49)
ソニータイマーよりも精度の高いハマネツタイマー!
すごい技術力だ!!
by ぱりだか (2013-11-23 11:35)
>さる1号さん
ハマネツさんが浄化槽から撤退しちゃってるので仕方なく・・・。でもまだパーツが出るのでもう一度くらいやれればいいですが。
by MHR (2013-11-23 23:00)
>ぱりだかさん
シールを見てびっくりしました。1ヶ月ぐらいしか狂ってません。設置日からは8年と3日!部品の精度がいいんでしょうか。
by MHR (2013-11-23 23:08)