XL500S キャブレタージョイントチューブ交換。 [80'HONDAXL500SA PD01]
今日は昨日のキャブレターセッティング変更の結果を確かめる予定でしたが、その前にガスが薄い原因となっていそうな部分をチェック。
と、ここで登場するのは、オークションで偶然手に入った新品のジョイントチューブ。
先日ブリーザーセパレーターからのホースを突っ込んだ時に、上の写真のひょっとこの口みたいな部分にひびが入ったのが気になってました。
キャブレター側とエレメント側のバンドを外してジョイントチューブを内側から押し出します。接着されているかと思ったらはまってるだけでした。
キャブ側が引っかかって苦労したけど取れましたー。
ありゃー、完全に切れちゃってます。ここはエレメントよりもエンジン側になりますので、ここから外気が無制限にキャブレターに送られていたわけで。
そりゃ吸気量が多すぎるわけだ。
新しいチューブをキャブ側を先に入れて太いほうをケースにはめ込んでいき、ブリーザーホースを差し込んでクリップで止めます。
外した古いチューブは本体のゴムは柔らかくてまだ使える状態だったのでボンドで修理して予備にします。
このチューブ、ただの筒だと思ってたら、内側にはブリーザーの穴が見当たりません。
ここをめくると穴があります。ブローバイガスが直接キャブレターに行かずにエレメントを介してからキャブへ行くようになってます。
凝った作りですねー。
これで吸気量に関しては問題がなくなりました。
ここで本来キャブセッティングの前にやっとくべきだったことをいまさらながら実施。
キャブのドレーンに透明チューブをつないでドレーンを開けます。これで油面高さを見ます。
これが出てなかったらキャブセッティングは出ませんのでセッティング前に必ずやっときましょうね。
これで油面が低すぎて燃料が足らないという疑惑は消えたわけです。
単純にメインジェットとパイロットジェットの番手が小さいのが原因ですね。
ここで試しに吸気レゾネーターをはめてみて、155番のMJに対して間違いなく吸気量が足らないことを再確認。やっぱり高回転が回りません。
最後にちょっと実験。レゾネーターは無しで吸気口を半分ふさいで見ます。
これでプラグがきつね色に焼けるなら、メインジェットは換えずに吸気量を1/4に制限しているレゾネーターにドリルで追加の吸気口をいくつか開けてみます。
だってレゾネーター外すと吸気音がうるさいんですもの。
備忘録
キャブジョイントチューブ 17222-429-000 新品交換 9285km
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あしたうちのも見てみよっと。
by ぱりだか (2016-07-15 20:56)
ぱりだかさんありがとうございます。
今日走ってみたけどあまり調子は変わらなかったです。ここからの吸気は少しくらいなら影響ないのかも。それよりマフラージョイントからの排気漏れがもろに響くみたい。詳しくは次の記事で。
by MHR (2016-07-16 22:57)