父が入院したとの連絡で暴風雪の北海道へ。五日目。千歳空港と雪に埋もれた日高本線へ。 [北海道ドライブ]
2018年3月3日(土曜日)晴れ。
6時半起床。キンキンに冷えた澄んだ空気を思い切り深呼吸。
駐車場に隣接する四角いなにか。こりゃなんでしょう。雪を払っても結局氷の塊しか出てきませんでした。
8時50分、お土産を買うためと朝食をとるため一路千歳空港へ。出発前に北海道ドリンクを補充。
9時半、巨大な千歳空港パーキング着。
ここの積雪も半端ない量でした。あちこちに雪の山ができてます。普通の家の軒先ぐらいの高さです。本来ならこの下も駐車場だよなあ。
10年前にはなかった国際線と国内線をつなぐムービングロード。長すぎて向こうが見えん。目的のお土産屋は国内線側にあります。
なんと。空港内に魚屋が。
前にはなかったラーメン横丁も。でも遺伝子に刷り込まれているのか、安いものを探してたどり着いたのが
はなまるうどん。なんで北海道まで来てチェーン店のうどん。でも美味しゅうございました。
あれ、ANAの向こうにいるやつって???
おおおおお、747じゃん。ジャンボって引退したはずじゃ?まだ飛んでたのか!タイ航空か。
お土産は白いなんとかとかの定番のやつを購入。
12時ちょうど、廃線の噂がある日高本線へ向かいます。
まずは高波による線路の盤面流出によって、日高本線の現在の終着駅となってしまった鵡川駅に寄ってから、以前の北海道ドライブの初日の宿泊地となった道の駅「むかわ四季の館」へ向かいます。
途中、まだ鉄道が動いている区間の勇払駅、浜厚真駅、浜田浦駅とたどっていくと
おおっ!きたあ。2015年の18きっぷ旅で乗った日高本線専用車両です。
1時。鵡川駅到着。以前踏破した宗谷本線の寂れた駅たちと比べると非常に綺麗な洒落た木造駅舎です。
この駅にはちゃんと鉄道の時刻表と運賃表がありますが、えりも方面へ向かう下り線の時刻は空白になってました。
こいつは襟裳岬方面へのバスの時刻表。
ホームから。足首まで埋まる雪。
右は先程寄った苫小牧方面になる浜田浦。
当然そちらへ向かう方向はラッセルしてあり線路がかろうじて見えますが。
反対方面はすぐそこのホーム端で除雪が終わっていて、それより南は腰までの深さに雪が積もっています。うーん、泣きそうになる光景です。
これ買わないと。ここは無人駅なので道の駅で買います。JR北海道:わがまちご当地入場券
1時40分、道の駅「むかわ四季の館」着。
ここで入場券を買って、お昼を食べることに。千歳空港で節約したのはこのためでした。
ここ鵡川町は、ロシア産のししゃももどきではない、日本では北海道の太平洋側だけでしか、しかも10月から11月の間だけしか捕る事のできない貴重な国産のししゃもの町なのです。
これだけで1200円。高いけど美味しいよー。弟はこの他にご飯を頼みました。
こちら私が頼んだ鮭いくらの親子丼。1000円。
ギンギンに熾きてる炭がもったいないので追加したホタテの炭焼き650円X2個。
食後のデザートはバターキャラメルソフト。
うわあ、写真と違う詐欺だー。倍はある!
北海道最後の食事に十分満足したのでもう少し南下します。
次の駅である、日高本線の不通の原因となった海岸線を走る区間にある汐見駅は除雪されてない可能性があるのでパスして、国道沿いにある次の富川駅へ。
駅の中からは時刻表が取っ払われてます。やっぱり廃線かな。
ここのホームは完全に雪に埋まってます。
えりも方面の線路。
そして苫小牧方面の線路。どちらも腰以上の雪が積もってます。見渡す限り真っ平らでどこが線路かわかりません。
この時点で3時過ぎ。もう少し時間があるのでもう一つ先の駅まで行ってみましょう。
もう閉まることがないであろう踏切を渡って次の駅を探します。
あ、線路がある!これも踏切か。
踏切の上で左側を撮影。信じられるかい?これ、線路なんだぜ。
馬がいる。
競走馬のふるさと、日高門別駅です。これまた立派な駅ですねー。
こちらもしゃれた木造駅舎。
こちらも日高本線のではなくバス時刻表に変わってました。
こちらホーム。30センチほど積もった雪には足跡すらありません。
苫小牧方面
様似(本来の終着駅)方面
ここにも入場券が・・・。でも役場かあ、今日日曜だし駄目だな。
え?別の場所を見ると、なんで2枚も張ってるの。
というわけで帰路の途中にあったセイコーマート紋別緑町店へ。
よし、これを次回の北海道旅行で集めよう。
このセイコーマートで北海道最後のお買い物(大福やらガラナやら)をして撤退です。
帰りは新日本海フェリー乗り場のある浜厚真から国道を外れて海岸線の道から道道781号に入りフェリー埠頭へ。
4時頃鵡川町のGSで給油。北海道で一番安いモダ石油。139.8円(なんじゃこりゃ)X30リッター=4194円。
さらば日高本線の不通区間。
意外なことに今まで見かけなかった鹿たちが、この海岸道路にはたくさんいました。苫小牧市街に入る直前までいるもんなあ。
この道、ある意味一番北海道らしい景色でした。
17時15分。受付時間開始ギリギリで埠頭到着。今回乗るのは行きですれ違った「いしかり」です。
苫小牧港は段差がなくていいなあ。
両隣には商船三井の大洗行きサンフラワーと八戸行きのシルバーフェリー(Kマーク)が。
行き同様45000円。
今回はお隣ありでした(奥の左側。我々は手前の両側)。でも他のベッド空いてるんだから離してくれればいいのにねえ。いびきをかくので気を使いました。
来たときと違い雪がほとんどありません。ほんとに最悪の時に来たようです。
ランプが切り離されて
ハッチが閉じていきます。
閉じたー。
午後7時出港。
バイキングをやめて、喫茶のカレー510円とサラダ100円。本当に美味いです。
日高門別で買ったセイコマブランドのガラナサワー。これで北海道とはほんとにお別れ。
午前1時就寝。行きと違って全然揺れず穏やかだー。
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