北海道へいってきました。7日目。北海道滞在最終日。水抜き作業初体験。フェリー乗船。 [北海道ドライブ]
2018年11月10日(土曜日) 8時起床。 朝は晴れ。曇り時々晴れ。
今日は北海道滞在の最終日です。
ホテルを出てこの数日間足になってくれたフォレスターにガソリン補給と、海岸端を走らせたので洗車しにでかけましたが、せっかく天気がいいのでいつも対岸に見えて気になっていた「測量山」に行ってからガソリンスタンドへ。
今日も愛してやまない白鳥大橋を渡り、アンテナがいっぱい建っている山を目指します。(対岸の真ん中の山。)
いろんな吊り橋見てきたけど、これほど「への字」になってる吊り橋見たことないです。つまり急勾配。
このアンテナだらけが目印。海岸線のどこからでも見えます。
山頂駐車場。新日鐵が見えます。
どうやら携帯全キャリアとNHKのアンテナがある模様。
造船所が見えますね。奥が新日鐵。
え?
アンテナ倒れてるじゃん。誰も直さんの?
東室蘭経由だと遠くなるのでもう一回白鳥大橋を渡り、国道37号線沿いのモダ石油へ。
207kmで21.75リッター、リッター9.5km。燃費悪いなフォレスター君。
洗車機に突っ込んで下回りも洗浄してワックス洗車して車を返却。
家へ戻り、約半年続く冬季に備えて水抜き作業をします。
まず、家の外にある、50センチぐらいの深さにある元栓を閉じます。(ここへ来る5日前に室蘭水道局に滞在期間を伝えて元栓を開けました。帰る時は元栓を閉めるだけで、帰宅の報告は不要とのこと。)
元栓を閉じたら隣り合ったメーターとともにホームセンターで買ってきたエアパッキン(プチプチ)で包み込み、発泡スチロールの2重蓋で密閉し、外のカバーを被せます。さすが寒冷地。メーターの深さといい、断熱材の中蓋といい厳重な凍結対策ですねー。(プチプチはダメ押し)
家の中で元栓から遠いところから水抜きします。なのでまずは洗面所から。温水と冷水両方の蛇口を全開します。これをやらないと空気が抜けないため水が落ちません。
洗面所の下の扉にはこんな蛇口が。もっとすごいもの想像してたのに、なんかがっかりだよお前。これを全開して残った水を抜きます。水が抜けたら蛇口を締めときます。開けっ放しだと次に元栓開けたときにエライことになるから。
次に遠いのはボイラーなのでボイラーの元栓を全開。
洗濯機用の蛇口を全開。空気を抜くためです。
ボイラー直結の風呂の水栓も全開。よく見るとバルブの下にねじがあるのでここからも水を抜きます。
調整弁だっけこれ。これも開けて。
パイプのドレンを開けて。
ボイラーのドレンを開けます。
最後に初めて見る水落とし弁を「出る」から
「とまる」にレバーを倒します。これで開放した蛇口から吸い込んだ空気がパイプに残った水を下に落とします。このレバーは元を止めるのではなく、凍結しない深さに設置されたバルブから、地中に造られた砂利の層にパイプ内の水を落とす仕組みだそうで、冬中この位置で固定しとけばいいらしいです。これを止めたら空気抜きのために開けた蛇口は閉めておきます。
灯油のバルブを閉めて
電源を抜いてボイラーの水抜き終了。
お次はトイレ
電源を抜いて
昨日のホテルでお勉強した水抜きボタンを押しながらレバーを引き、タンクの水を全部流します。本当は溜まった水も灯油ポンプで吸い出せ、と書いてありましたが、水道管と違い上が開放されているので大丈夫でしょう。
水落としバルブを「出る」から
「とまる」へ。わかりやすくていいインダストリアルデザインですねー。
タンクへの元栓を閉めてトイレの水抜き終了。
最後に台所。水側で全開、
温水側でも全開。あ、順番間違えた。先にやることが。
ここにある水抜き栓を開けます。温水冷水両方とも開放してからさっきのレバー操作。
そして台所の水落とし栓を探します。あったー、こんなところに。流し台と壁の間。
ちょっと待て、壁にあたって動けんじゃないか。これは無理やり倒したんですが、完全に倒せないので垂直に立っていました。なんでこんな壁際に・・・。しかもどっちが開けるでどっちが止まるかわからんと来た。・・・・ん?下出??下ってどっちよ。
どうやら垂直が止まると思っていたらしいですね。実際は他のレバーと同じく180度倒さないといけません。
あったー、「とまる」。これで水が抜けます。ということは水を完全に「出る」にセットするには壁に穴を開けないとレバーが向こうには完全に倒れないんだねー。レバーの頭を削ればいいかな。
最後に水抜き栓を閉めます。これで台所の水抜き完了です。これで全部抜けたかな・・・・。あ、ガレージにも水栓が。これもレバーを「とまる」にして終了。さあ、これで大丈夫だよね。ね?。
12時、ブレーカーを落として施錠して家を出ます。合併浄化槽だとエアポンプを止めるわけにはいきませんが、ここはさすが室蘭。下水道完備なのでブレーカーを落とすことができます。
最寄りのバス停から12時38分のバスに乗り東室蘭駅へ。バスん中相変わらず暖房きついなあ。
12時50分東室蘭駅前着。室蘭はマンホールデザインがチキウ岬。
13時23分発苫小牧行きの普通列車に乗ります。1070円のきっぷを購入。
14時29分苫小牧駅着。客少ねーなー。
ちょうど貨物が通過。なんとかベアーだったっけ。
フェリー乗り場行きは16時40分かあ。もう一本後の列車でも良かったかなあと思ったら、次の列車の到着が16時40分。乗れないやん。実はこの中央バス以外に道南バスの16時55分発がありました。それに乗りましょう。この16時40分のバスは多分特急利用者用ですな。
とここで問題発生。18きっぷ旅で大活躍していたパスケース。
穴があいちゃいました。良かったー、時計が落ちずに。
駅裏にメガドンキがあったので新しいのを買いましょう。
でもパスケースはありませんでした。とりあえず一番でかいカードホルダーを買ってみたけど残念ながら時計が入りません。だめじゃんメガドンキ。こんなのダイソーにでもあるのに・・・。
結局目の前のキオスクのおねーさんにセロテープをもらって
補修。申し訳ないのでおみやげを購入。
バス停のベンチでバスを待ってるとご夫婦が隣りに座って「バス賃いくらかなあ」とつぶやいていたので「250円ですよー」と教えたらご夫婦揃ってバイク乗りだという話になり盛り上がりました。ガレージにSDR200が眠っているそうです。
道南バス到着。
夕日が沈みます。
16時55分発の道南バスに乗って17時15分苫小牧港着。ここは太平洋フェリー(名古屋行き)、商船三井(大洗行き)、川崎近海汽船(八戸行き)の三社合同の埠頭なのですごく立派です。
すぐにチェックインを済ませて帰りの運賃6400円を支払いチケットを貰い待合室へ。
大洗行きと名古屋行きと八戸行きが並んでました。
17時30分乗船開始。名古屋港のタラップがポンコツに見えます。
名古屋港は階段だよねー。これ建物じゃなくてタラップなんですよー。
エレベーターすらあるじゃん。
今回は窓際。ほぼ個室です。
窓際なので外が見えます。
この船の出港前に隣の八戸行きシルバーフェリーが出港していきました。
さらばじゃ。苫小牧。
19時出港です。
夕食は510円の山菜そば。
あとは風呂入って寝るだけだったんですが、また事件が。
これ、充電するスマホなどを載せておくのに便利な網棚なんですが、お辞儀しちゃってものが載せられません。
よく見ると上側がネジ止めされてません。赤鉛筆で取り付け位置らしきマーキングはされてるんですが。
反対側にはマーキングすら無し。もちろんネジを刺した跡もなし。
ただどっちも下側だけネジが途中までねじ込んであります。
この穴はもともとの取り付け穴だろうけどピッチが広すぎますねー。
まあ、ネジさえ挿せば治るのでフロントに行って「木ネジ2本とドライバー貸して」と言ったら「そんなモノ積んでませんのでベッド変えます」ということに。
で、私のために一部屋開放してくれました。10人部屋に唯一人。完全に個室です。
場所は全く一緒の窓側奥ですが。
ただ一つ違うところがこれ。(左の扉が今度のお部屋)最後尾の部屋なのです。
ドアを開けると船尾の階段が。
しかも窓付きです。
翌日朝に外から見るとこんな感じ。さっきの窓は一番右の。つまり全ての通路に窓がある。同じ料金でずるいじゃん。
さっそく棚を確認。当然ですが今度はちゃんと止まってます。
そうか、前のベッドの穴はこの棚のネジピッチで開いてたのか。もげたので別の船用のネジピッチの小さい棚をつけようとして途中でやめて結局忘れたようです。
読書のおともは母恋めしのおまけのスモークチーズとホテルで買ったリボンガラナチェリー味。
風呂に入ってから午前1時就寝。誰もいないので自分のいびきを気にすることなく熟睡できました。
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>網棚 「そんなモノ積んでません」笑いましたww
自分だったら、ビクトリノックスのドライバ使って下2本外して 上側のビス穴に付け替えたでしょう。しかし下地が耐火ボードのようなんで、プラグ打たないとビスが効かないかと思われますがね。
by deepredcocktail2 (2018-11-24 21:41)
deepredcocktail2さんありがとうございます。
自分で直したくなるのは元技術屋の性(さが)ですが、結構エンジンの低周波振動があるのでボードにビス打っても抜けますよねーこれ。結構安普請です。客船と違い、コストは特等とか1等に回されちゃうんでしょうねー。
by MHR (2018-11-25 23:35)