2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始2日目 オイル漏れ箇所特定 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は3時から母を病院に連れて行くので、1時半からの作業開始ですが、とりあえずやれるとこまでやってみました。
まずこのカムスプロケットを外します。
その前にタイミングベルトを外しますが、外す前に第一気筒の上死点を出しておきます。
クランク側の合わせマークを確認。スプロケットのボッチとケース側の突起を合わせたところが上死点ですが、2回転に1回の圧縮上死点かどうかはカム側の合わせマークを見ないとわかりません。
クランクにボルトを戻して
19mmのソケットでクランクを正回転(前から見て時計回り)させてクランク側のマークを合わせます。カメラを突っ込んで写してるので見えますが、肉眼では上から見下ろすか下から見上げるしか無くマークが見ずらいので、ケース、スプロケット両方のマークをペイントしてます。
カム側もペイント。上下ともあっているのでここが圧縮上死点です。
ベルトに回転方向とスプロケットとの合わせマークをマーキング。純正部品なら印刷されています。
カムスプロケットをバイク用のフライホイールをロックするツールで固定し、センターの17mm頭のボルトを緩めます。こちらも98Nmで締まってるので、全体重を掛けて緩めるために、フレームにかまぼこ板を挟んで工具を支えてもらいました。
クランクの前方はフロントドライブシャフトのガードがあるため、車両下からはクランクスプロケットが見えないので外しました。
これでカメラがすんなり入るようになり撮影がしやすくなりました。しっかし、穴に詰まっているのはサビか?どこから来たの?
ベルトテンショナーの14mm頭のボルトを緩めるとタイミングベルトのテンションが抜けるのでベルトを抜きます。
タイミングベルトが外れました。傷もなく再利用可です。
カムスプロケットは手で抜けます。
スプロケットの裏には点火用のトリガーの突起が。3気筒なので120度ごとに3個です。あれ、4個あるのはなぜ?。右端に2個並んでるのに意味がある?
そしてカバーを外すときにコネクターを抜いたこいつが点火タイミングを拾うセンサーです。
あ、オイル漏れ発見。元をたどると
オレンジがカムシャフトオイルシールからの漏れで、黄色のがカムカバーからの漏れ。(カムシールから流れているだけかも)
拡大するとこう。遠心力でスプロケットから飛んでベルトカバーに付くほどには漏れておらず、シリンダーヘッドに沿ってちびっとだけ流れていき、溜まった時点でカバーの継ぎ目から外へ漏れ出していたようです。
これでオイル漏れの箇所を特定できました。オイルシール交換と同時にカムカバーのシールパッキンを塗り直してつけ直しましょう。
ここで3時になったので慌てて撤収し、母を病院へ。
クランクスプロケットは明日外して奥のオイルシールを確認します。
ともかく90分でここまでできてラッキーでした。あとは超狭いスペースで入れないといけない、クランク側のオイルシールの圧入ジグを塩ビ管を使って誂えたら折り返すだけです。やっと先が見えてきました。
本日の作業時間1.5時間、累計作業時間76.5時間
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もう少しですね~!
お疲れでしょうが、頑張ってください!!
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こちらは、ご指導いただき順調の終了しました!!!
有難う御座いました。
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もう少し暖かくなりましたらパーツを購入しに
お伺いいたします。
by でか蔵 (2020-03-01 17:15)
でか蔵さんありがとうございます。今日大チョンボをやってしまいました。何も問題がなければ記事にしませんが、もしエンジンがかからなければ白状いたします。お楽しみにー。
by MHR (2020-03-02 23:50)