腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その19 井戸の奥の壁の下地作りと猫の出入り口を壁に移動。 [家の補修]
また短い作業ばかりだったので数日分まとめます。
まず12月25日の作業から。
前回、猫の入り口を市販品に換えてこういう状態で放置されていたこっちの壁。
隙間風防ぎを全部剥がして、上の板を剥がしてみました。
特に右の壁は
板一枚剥がすとそこはもう外でした。奥に見えるのは家の裏の通路のひさしです。
つまりここには外壁がないという・・・。
全部剥がしました。ここに、内壁の下地を作りますがどうしたもんか。
梁の上に載っている束なんかほぞ穴から抜けかけてます。ここも補強が必要だな。
プランが思いつかないのでとりあえず母屋材に上部の下地材を打ち付けゴミ袋で封印。
仮の壁を打ち付けておきます。
隙間風防ぎを張って25日分終了。アビスの深淵を覗いて(それはもういいって・・・)絶望を味わっただけでした。
ここから12月26日の作業です。今日は左側上部を剥がしていきます。
一枚ずつ剥がそうとしたんですが全部くっついてきました。
ここは外壁こそありましたがそれも丸太の下まで。上はアッパッパーです。
この丸太、何のためにあるのかわからないし、外壁張りの邪魔なので外そうとして釘を抜きました。久しぶりに見たぞ、五寸釘。しかし、1本抜いたぐらいではびくともしません。あとから考えます。
抜けかけた束には「くの字型のアダプター」を2個制作してダボを挟み込み接着剤で固定します。
下地材の端面処理のため屋根の角度を測定。65度でした。
しばし惨状を眺めながら熟考して方針確定。
梁に束を建てることにしてドリルとトリマーで板のはいる部分をえぐります。
上部は丁度いい位置に母屋材があるので、下地材をこの側面に固定します。
下地材の上部は65度にカット。ボンドとネジで垂直に立てます。
もう一箇所えぐって
そっちにも束を建てて、さらに水平に板を渡します。この水平材に同じ板厚の端切れをネジ止めして壁板の受けとします。
これと同じ方法で右側も下地を作りましょう。
夕飯の準備をしないといけないので26日はここまで。
そして今日12月27日の作業へ。
今日は猫の出入り口を窓から壁に移設します。これは工事前の写真。
写真を撮り忘れたのでいきなり途中からです。窓の右側の壁に杉の角材で、猫の出入り口がきっちりはまる枠を作ります。
枠の下には猫が載る台を挟んでネジで固定します。
窓枠本体をはめ込みます。
窓にはめ込んで両面テープで固定してあった出入り口のドア部分と、開口部塞ぎのダンプレートを剥がします。
ドア部を杉角材の枠にはめ込んでネジ止めします。
この作業で数年ぶりに窓を閉めることが可能になりました。これで鍵がかかるぞ!
家の外はこうなってます。左は明かり取りのためアクリル板を張ってますが、ここは断熱材を入れるためトタン張りする予定。
壁の色が変わっているところがもとの猫の侵入ルート。上の窓からでてきて、縄張りマーキングをするために灯油タンクの上でおしっこをかけていくので錆びて穴が開いてます。ここも張り替えないといけませんな。
灯油タンクからもう一段上がるため、待機場所を作りました。今までは灯油タンクの上から背伸びしながらドアをくぐらないといけないため苦労してたので、まっすぐくぐれるようにしてみました。
ただこれだけだと飛び込み台みたいにブワンブワンするので、灯油タンクにつっかい棒兼足場を追加。何しろ野良猫5号はおデブですので踏み外して落ちるかもしれないので。(なんか既視感があるなあと思ってたらあれだ。パチンコの景品引換所だ。)
これで脚立から灯油タンク、侵入用待機台というルートを構築完了。入り口の周りも隙間風防ぎの板を張りました。
内側には出入り口の上に仕切り板を入れて断熱材を入れます。
とりあえず猫の出入り口の移設完了です。あとは位置が変わったこれを野良猫たちが使えるかどうかですな。
それにしてもよく灯油タンクの上からこんな段差のある出入り口をくぐれたもんです。器用だなあ。(移設前の侵入ルートの写真)
弟から借りた直角定規。
なんと男の子だったら大興奮のマグネシューム製でした。
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