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腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その21 井戸の奥の壁の内壁の下地に追加工。 [家の補修]

年末から新年3日まで地味に作業してたのをまとめました。

まずは年末12月31日。母と食料の買い出しに行き、灯油の備蓄72リッターなどの巣ごもりの準備。


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19時の外気温は0.8度。居間はストーブのおかげでなんとか18度弱をキープしてます。


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今日は手をかざすと猛烈に冷たい窓ガラスの断熱作業。


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プチプチみたいですが、丸い方(つぶすほうね)にも1枚シートが張ってあるので空気層が2倍です。水張りできるようにのりが付いてますが、型板ガラス(凸凹したやつ)にはくっつかないので両面テープで張りますが、そこはそれ、長年の油汚れと外気温1度以下のせいで普通の両面テープがくっつきません。なのでカーペット用のをドライヤーで温めながら張っていきました。なにこの貧乏臭いビジュアル・・・。


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猫の入口横の窓も張っていきました。枠からの放熱がすごいので多分気休めでしょうが、断熱をやり始めると少しでも熱を逃したくなくなるんですよねえー。


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寝る前の寝室の室温は6度。今日は温かいです。いつの間にか年をまたぎました。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


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そして2021年1月1日。新年といえども特に変わったとこはなく、今日も作業です。今日は引っ越してきてすぐに崩壊しかけたカマドの上に作った、台からの隙間風を封じ込めます。今までも床下から吹き上げる冷気はあったのですが、何しろ台所自体が外気温に近い状態だったので気にならなかったのです。ところが床を嵩上げして断熱材を入れたら一気に室温が上がったので冷気が気になるようになってきました。


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まずカマドを発泡スチロールのシートで覆います。


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周りを防湿シートで封印。最終的にこの上に石膏ボードを貼り付ける予定。


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お次は窓枠周りの処理を考えます。先日骨組みはほぼ出来上がったのですが、ここへ張る石膏ボードから窓枠を切り抜いたあとの、強度のあるベニヤを張るのなら必要のない、端面の受けを作っとかないと寄りかかったりしたときに割れる可能性がありますので、できるだけ窓枠に近いところに石膏ボードをネジ止めする受けを作る必要があります。


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まず、猫の出入り口周りから。窓は勤めていた工場を解体したときに出た廃材を家の外から適当に自分でつけたので、今度作った石膏ボードの受けから約23mm引っ込んでるのをツライチまで延長しないといけません。


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猫の出入り口の上に枠をはめ込み、ここと窓の反対側に弟が作ってくれた外壁の内側に、防湿シートの代わりに買ってきたプチプチシートを張ります。


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断熱材をタッカーで止めて


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マルチツールで柱にえぐりを入れてから、腰下の石膏ボードの受け面とツライチになるようにワンバイフォー材を固定したんですが


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こちら側が2mmほど引っ込んでしまいました。(直尺は梁と腰下の受け面との間に渡してあります)


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なので2mmのベニヤの端切れを挟んで固定。これで面が出ました。


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左の柱もマルチツールでえぐって右と同じく桟を設置。この桟の役目は、横に寝かせた石膏ボードの短辺の端面を91センチの高さで受けるためのものです。(真ん中の線が床から91センチの水平線)


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とりあえず、元日の作業はこれまで。


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あと、この面は窓の桟の処理だけですが。うーん、この枠の室内側への延長はどうしたものか。

このように作業と言っても、こうやって考えてる時間が殆どを占めております。


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同じ絵面(えづら)ですがここから1月2日の作業です。


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まだ石膏ボードの割れが不安なのでここへ桟を足しました。


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これでこの面の下地作業終了かな。でもこれは多分やりすぎです。この半分の受けでも十分でしょうね。


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そして今日1月3日、この面の古い桟を付け替えます。(作業前の写真を撮り忘れたので写真は昨年の)このまま昔の胴縁に石膏ボードを張っても問題なかったんでしょうが、相変わらず錆びた釘数本で柱に留まってるだけなのでなんか嫌だったんです。


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古い胴縁を引っ剥がしていきます。


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もう柱をえぐるのに飽きたので、今回はこういう受けをボンドとネジで固定する方法を採用してみました。


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最初に試したのは、水平の受けを固定し


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斜めにネジ穴を開けて柱に固定する方法を試したのですが、これだと荷重はネジにかかるため剥がした胴縁の固定方法とあんまし変わらないのでボツ。


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反対側は一体で作成してみたけど微妙な位置や角度調整ができないので


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結局こういう2分割に決定。


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最初は柱の端面基準で位置決めしたら、壁が斜めになってしまいました。実はこの柱だけ太かったのでその分左へずれていたのです。なのでもっと奥(この写真だと右奥へ約20mm)に付け直さないと右の壁(流し台の前)と直線になリませんでした。


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面を出すため一番上と一番下に板を渡して、その2本に直定規を渡して中間2本の桟はその2面と同じ面になるように設置します。(見えてる2本の桟は外壁の胴縁です)


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が、桟を設置する前に、防湿シート代わりのプチプチシートを外壁の内側に張ります。下側は井戸方面からの冷風を防ぐため一旦地面まで垂らして、先端は持ち上げて床材の端面にタッカーで固定しました。プチプチはタッカーで柱や梁に隙間のないように固定してます。


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桟を設置。受けは割とうまくいきました。右の直定規を色んな方向で当てて面を合わせていきます。この調整にえらい事時間を費やしました。


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断熱材を元通り入れてこの面の下地完成です。

あと流し台前の下地をやれば石膏ボードを張る準備ができます。はずです。


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二兎を追う男

今年もよろしくお願いします。

>寝る前の寝室の室温は6度

いや~、これって先日行った砂漠キャンプのときの、車内温度より低いです。

昔の日本の家って、キャンプとほとんど変わりませんよねえ。
私も子供のころは、冬は氷が張りそうな寒い部屋で、重い布団で寝てましたっけ。

石膏ボードが貼れたキッチンが楽しみです。


by 二兎を追う男 (2021-01-06 23:06) 

MHR

二兎を追う男さんありがとうございます。こちらこそよろしくお願いいたします。山梨はうちどころじゃなく寒かったでしょうねえ。今日夜から大寒波が来ます。(これを書いてる時点で外はマイナス2度弱です)まだまだ掛かりそうですが、外壁と断熱材の入れ込み、隙間風つぶしだけでも済ましておいてよかったです。
by MHR (2021-01-07 19:19) 

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