腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その22 井戸の奥の壁の内壁の下地に「さらに」追加工。迷走中。 [家の補修]
自分の作業が不備だらけで、何度も何度もやり直しをしてるためなかなか先に進みませんので、また数日分をまとめます。
まずは1月4日の作業から。窓の上の梁より上が、奥(外側)に向かって倒れているので、柔軟性のない石膏ボードを張るためには梁の上下で分割する必要がありますので、窓枠の上下に独立した石膏ボード受けが必要となります。下側のボードの上辺の受けは窓枠にこのように20mmの板をネジ止めしました。
下から見上げるとこのように窓枠から30mm弱突き出さないといけません。これで腰下のボードの受け面とツライチになります。
そういえば腰下の右側の桟の設置がまだでした。
なぜかこの腰下部だけ土壁で、更に窓と同様に面が斜めになっているため右に行くほど奥行きがなく、桟の受けを作りつけることができなかったので
キツキツのサイズで桟材をカットし木工ボンドで接着。
土壁との間にワンバイフォー材が2枚はいる隙間のある真ん中の受けはこのように設置。
ここまで下地の加工ばかりで辛くなってきたのでモチベーションを維持するために、弟の家の改築で余った半端な石膏ボードをもらってきて一枚カットしてみました。
冷蔵庫との仕切りの壁は傾いているので、板の短辺の規格サイズである910mmの上辺を合わせると下側がこれだけ開きます。
そこでカットするのですが、石膏ボードを切る道具というのがほとんど存在しません。石膏を固めて両面に紙を貼っただけなので木工用の鋸では刃も切り口もぼろぼろになってしまいます。通常は大きめのカッターで両面に切れめを入れて、ぐいっと割るというのが正規の切り方らしいのですが・・・。実は電動工具に石膏ボードカッターなるものがあるにはあるんです。で、こういうガイドを用意しました。
これがマキタのボードカッターです。(もちろん弟からの借り物)。ところがこれ、文字の向きを見ると変ですよね。
デザインがアニメ「サイコパス」のドミネーターみたいでかっこいいでしょこれ。石膏の天井板を上を向いてカットする道具だそうで。なので透明なクズ受けがあるのですが、上を向いて使わないことには石膏の粉はここにはたまりません。
で、これを定規に当ててカットするのですが地上で使うとこうなります。引き金が引きにくいこと。しかも進行方向が左方向なので引いて使わないといけません。
このように切り口のガイドがクズ受け側にあります
一応刃は両側にありますが、ガイドは引き金側だから引いて切るんだよね?。
直線を切るために斜めに線を引いて、ガイドの幅分の40mm間を空けて定規をクランプし、それにカッターのガイドを押し当ててカットます。
うわあ、ガイドを定規に当てる力が弱かったようで。
でもこういうときのためのこんな道具もあります。カッターの刃を使ったカンナ。
これを使ってなんとか見られるようになりました。
おおっ!ばっちりじゃん。隙間なく切れてます。
ボードをクランプし、裏からボールペンで窓枠の縁をけがいてボードカッターでカット。内装の記念すべき1枚めができました。
本来ここは、今の窓枠の内側にもう一枚張る予定の窓枠に隠れるし、これでボードを張り付けてOKのつもりでしたが、弟から「石膏ボードは縁ギリギリを受けてないとかんたんに割れるぞ」といわれて改めて見ると、そりゃ割れますわね。で、結局ほとんどすべての受けをやり直すことになりました。そういえば、元々ベニヤを張るつもりだったんだっけ。ベニヤならこの受けでも割れたりしないもんなー。ベニヤの1/3という値段に負けて、まあ台所だしということで急遽不燃材の石膏ボードにしたんでした。で、窓枠に受けを張り付けることにしたんですが、窓枠自体が外壁に合わせて斜めに付いてるので矢印3箇所とも間隔が違うんです。(外壁と内壁が平行ではない)
そこで杉角材を隙間に合わせて斜めに切りました。ここで初めて気づいたんですが、木材って年輪と直角には簡単に切れるんですが、年輪に沿って(長尺方向に)切るとむちゃくちゃ硬いんですねー。
ボードを当ててみるときれいにラインは出てます。左端は32mm幅。ボードの右側(窓の真ん中より少し右)で30mm幅です。
こっちは25mm幅です。
うーん、腰下の張り付け面基準で1mmぐらい厚いなあ。
ライン自体はきれいに出てるのでボンドを塗ってネジ止め。ネジは削る分深く入れてます。後でなんとかして削りましょう。
ボードを当てて確認。左側の開口が気になります。
なので端材を集めて受けを隙間なく作り直しました。
杉材にワンバイフォー材を直角にネジ止めし、杉材を窓枠にネジ止めしてボードとの隙間をゼロになるように調整します。
右側も同様に、L字型に組んだ部材を面が出るように窓枠に固定します。
こちらも杉の角材にワンバイフォー材をネジ止めしてあります。
以上1月4日の作業でした。
ここから1月5日の作業です。
まず、上同様、猫の出入り口の枠に受けを作ります。
L字型に組んだものを枠にネジ止め。
窓枠から2mmほど浮きました。
まだ右隅にも受けが必要ですな。
窓枠の上から見下ろしてます。元々窓枠の外側にネジ止めしたこの板をボードの受けにしようと考えてましたが、下の窓枠の延長線上で受けないと石膏ボードが割れそうなのでやり直しです。
板の縁にベニヤをL字型にネジ止めした上で、板厚分奥へ押し込んで固定しました。
ベニヤの下側の縁は奥にある窓枠の内側と同じラインにしてあります。
右側も同様に。
窓枠周りのボード受け完成です。ここで母の買い物のドライバーのため終了。
以上1月5日の作業でした。
そして1月6日。材料が足らなくなったので買い出ししてから作業開始です。
猫の出入り口の左の受けですが、多分右下の切り欠きを切るときに材料の向きを間違えてるようです。本来左の未加工のきれいな辺を右にするはずでした。
だって丸見えになる猫の出入口側にこんな凸凹面が来ちゃおかしいですから。
取り外して切り直しました。
更にカンナをかけます。
面が出ました。こちら側が猫の出入り口側になります。元通り組み付けてここは終了。
更にうまく削れた勢いで窓枠下側の杉角材にもカンナをかけて、1mmほど飛び出していた面を削りました。
これだけ浮いているのを、下のワンバイフォー材をガイドにしてせっせと削って面を出します。
このあと更に削って直線も出しました。(この段階では右が浮いてます。というか真ん中が突き出してます)
定規がきれいに着きました。
梁の上下で石膏ボードを分割するので梁下にも受けが必要です。右側の柱にワンバイフォー材を受けるためのブロックをネジ止め。(ワンバイフォー材の端材を受けの取り付け深さのガイドにしています)
そのブロックにワンバイフォー材をネジ止めします。これで右側の石膏ボードを張ることができます。
左の柱にも受けを設置します。
左にもワンバイフォー材で受けを作り左壁の石膏ボードを張る準備完了。
これでこの面の石膏ボードを張る準備がほんとに終わりました。(と思いたい)
以上1月4日から6日までの作業でした。次は流し台の前の下地作りです。
2021-01-07 13:09
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