セロー225 PWK28キャブセッティングの結果 [92'YAMAHA セロー3RW4(1KH)]
昨日ニードルのクリップを一番上にセットしたPWKキャブ。本日試走してきました。
ただ車庫から出す前に、昨日ガソリンが漏っていた燃料ホースを交換します。こいつはバハをレストアしたときの余りです。
外した古いホースは昨日言ってたような亀裂は無くて
ゴムが伸びて穴がガバガバになって漏れていたのでした。
クリップを移植して、コックの差込口にゆるいアールがつくように少し長めに切った新品ホースをセットしました。これでガソリン漏れはストップ。
エンジンを掛け、1.5回転戻しだったエアスクリューを左右に回し、エンジンが一番力強く回るところにセット。最終的に1回転戻しになりました。
車庫から出して道路へ降ろします。
出発時オド 4955.5km。
まず、去年の10月、紛失バッグ捜索のため走り回ってからっけつのタンクにガソリンを補給します。
オド4958.3km。下のトリップが332kmになっていますが、どこかでノブに触ったらしく実際は188kmです。
139円x6.22リッター=864円。リッター30.4kmでした。これはセローにしては悪い燃費のようですが、10月に、落としたバッグを探してゴーストップを繰り返したためでしょう。つまり事件にめげてあれ以来乗ってないのでした。ちなみにいままでの最高は34kmです。
(「続きを読む」に書いた記事が、急にリセットされ全部消えました。sonetのバカヤロー。もう一回書き直しです。)
気を取り直してもう一度書き書き。
行き先はいつもの道の駅「つくで手作り村」。本日木曜日は道の駅の休業日のため自動車はほとんど来ませんが、バイクはちらほら。ただ知る人ぞ知る美河フランクの屋台は開いてました。が、おばちゃんは暇そう。
ソメイヨシノはほぼ終わってましたがちょうど八重桜が咲き始めてました。缶コーヒーを飲んでここで引き返すつもりでしたがせっかくなのでリハビリを兼ねてコーナーリングを楽しもうと次の目的地へ。
旧本宮山スカイラインのワインディングを登りきったところにある本宮山の頂上です。
ここまで絶好調。キャブセッティングはうまく行ったようです。セッティング前、スロットルの開け始めにあった息つきもほぼ消えました。エンジン始動はスターターを引かずに一発。アイドリングも安定し、低速から高速まで一気に吹け上がりパワー感も十分です。
ただここで見てはいけないものが。
左クランクケースの上にオイルが溜まってます。最初はクラッチケーブルに差したオイルだと思ってたんですが、なんかシリンダーの基部から漏れてるように見えます。とりあえず拭き取って帰路へ。
途中でオドメーターが5000km越えました。1992年にラインオフしてから29年目にして達成。
入れるかどうか迷いましたがセッティングの指標になるだろうということで給油します。
オド5022.8km。64.5km。139円x1.58リッター=219円。
なんとリッター40.8kmを達成しましたー。キャブセッティングの前後で10kmも違ってくるとはびっくりです。
帰宅時オド5025.6km。本日の走行70.1kmでした。
帰宅してすぐプラグを見てみました。
昨日はこんな状態だったのが
きれいに焼けました。ただ、昔教わったことが正しければスローとメインがまだ濃いです。(スロージェットの濃さは外周の金属環の煤け具合で、メインジェットの濃さは電極の煤け具合で、ニードルクリップの位置は碍子の焼けで見よというもの)
現状 メインジェット115番なので110番に、スロージェットは38番なので35番にすれば良さそう。ニードルはバッチリかな。ただし全開はしてないので多分メインはこれでいいでしょう。中速から高回転はトルクたっぷりで気持ちよく回るので、今回はスターターを引かなくてもかかる=ガスが濃いスロージェットのみ絞ればメインにも反映されると思われます。
さて懸念の左クランクケース上のオイル漏れらしきもの。拭き取ったあとに20km走っただけで新たなオイルが溜まってました。どうもシリンダーとクランクケースとの合わせ面から漏れてるように見えます。最初はシリンダー下部に入っているでかいOリングがちぎれてるんじゃないかと思ったんですが。
それだとクランクケース右側上に全く漏れがないのはなぜ?。きれいに乾いてます。ちなみにこっちのスタッドボルトはオイルラインも兼ねているため根本にOリングが入ってます。
もう一度左側。カムチェーントンネル側です。こっちにはオイルラインはないのでスタッドボルトのOリングという線もないです。じゃあどこから???。
こっちはセルモーターの上までオイルが流れてきてるのよ。走行5000kmで腰上オーバーホールかい?
とりあえずもう少し様子を見て対策を考えましょ。
PWK28セッティングデータ。
MJ#115、SJ#38、ニードルN80F(前オーナーデータ)クリップ一番上。エアスクリュー1回転戻し。
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PWK、私もお世話になってます。
BSAにはAmalの代わりにPWK30。
でも、スプリングは凄く柔らかで、スロットルが軽く回り過ぎて不安なくらいですが。
あとはKDX200にPWK35。
こちらはノーマルですが、キャップはねじ込み式です。
サイズによって異なるみたいですね。
by 二兎を追う男 (2021-04-08 22:38)
燃費で40km/l超えは新記録です。
オイル漏れですが、カムチェーンテンショナーのところは大丈夫でしょうか?
以前テンショナーを外したことがあり、付け根のガスメットを再利用したのでちょと心配です。
by ぱりだか (2021-04-08 22:42)
二兎を追う男さんありがとうございます。
実はPWKを触るのは初めてではありません。空冷のKDX200についてました。が、トップをいじったのは初めてです。
確かまだメッキのピストンじゃなかったような。
今回のセッティングの参考にするためセロー225に絞って検索しても、全く同じデータがなかったです。同じPWK28でもえらいこと種類があるんですねえ。
by MHR (2021-04-09 00:21)
ぱりだかさんありがとうございます。
情報ありがとうございます。オイルはテンショナーの真下に一番溜まってたので多分それですよね。パッキン換えてみます。それでオイル漏れが止まれば儲けものです。
by MHR (2021-04-09 00:25)