2022年11月1日～11月15日 介護のための家のDIY改修工事 その2 物干し場のスロープ

台所のスロープの次は、外から家に入るためのスロープです。

もともと作ってあった物干し場が、母の寝室と同じ高さなので、ここにスロープを作ります。ただ材料が足らないので３ｍの単管パイプを数本確保するため、屋根補修用の足場と、ケーブルテレビ化で今は不要になったアンテナを撤去します。

ホントはまっすぐ家に沿わせたかったんですが、縁側の踏み石が邪魔。とても移動できる重量じゃないので、スロープを家に沿わせるのは諦めました。

物干し場の端っこににパイプの受けを作ります。高さ合わせはけっこう大変でした。ここだけでつじつま合わせに丸一日かかってます。

傾斜をゆるくするため80センチの高さに対して３ｍのパイプを使います。踏面は足場パイプ用の物を使用。滑り止めがあるので便利です。

一日目終了。

弟と嫁さんが二人がかりで、外のスロープと同時に母の寝室となる和室を補修していきました。まず家具を他の部屋へ逃します。

タンスの裏になる、玄関との境の障子は猫の通り道となっていました。ここは塞ぎましょう。

障子の張り替えをしながら、畳の継ぎ目からの隙間風を封じるためにビニールカーペットを敷きます。

障子を張り替えたらプチプチシートを全面に貼って断熱します。この向こうは玄関なので冷気がモロに入ってくるのです。右は縁側。こちらも以下同文。

その左、居間側も張り替えます。

翌日、スロープの続きです。物干し場がスロープに食われる分、右側に伸ばすことにしました。雨戸のある部分も物干し場にしましょう。

柱を立てて床部分のパイプを追加します。

スロープの板が足らなかったので1枚購入してきました。

手すりをつけるため柱を立てます。

屋根も延長。

腐ってきていた床板を張り替えるため剥がしていきます。

ネジを抜けば簡単にばらせます。

15年ぐらいよく頑張りました。

この物干し場と縁側との段差もなんとかしなくては。

新しい床を２ｘ４材で張り直していきます。

延長した部分に屋根材も張っていきます。

延長部分完成です。

20年以上物置と化していた縁側を片付けて、通り抜けできるようにしていきました。

母の物が積み上げてあった縁側の突き当り。衣装ケースをまとめてなんとかここまで。

縁側との段差はアダプターを作って、車いすが通るときだけはめ込み解消。

フェンスを転用した手すりをつけて外のスロープ完成です。

1月時点での母の寝室。11月15日の退院時点ではまだトイレまで車いすで行き、なんとか立つことができましたが、2月時点ではほぼ寝たきりになってしまいました。あちこちつけた手すりは未使用です。

母の介護の目処がついた時点で台所の整理です。

防火の観点で使用していなかった薪ストーブを撤去します。

アコーディオンカーテンを設置する際、撤去してあった左の本棚。

台所の整理棚として再出発。

台所はこんな感じに。

24時間暖房する関係で、扉を開けっ放しにできないので猫の出入り口を設置。

母の寝室の全方向に設置しました。