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ハイゼット、滑っているオルターネーターベルトとクーラーベルト調整。東栄町まで試走。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

メインの足としで活躍しているハイゼットですが、ベルトのスリップ音が出てきました。交換したのは3年前のオイル漏れ修理のときで、多分まだ寿命はきてないのでとりあえず今回は張りましたが、新品時でもベルトが長くてもう調整代が残ってないので新品を発注しました。オルターネーターベルトとクーラーベルト2点セットで2000円弱。次回来年4月の車検前に交換しましょう。


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あれ?。雨が漏ってる。以前から大雨がふると足元に水たまりができてましたが、今回小雨だったのに。


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実は未だに侵入経路が特定できてません。今回割と明確に水玉が残ってたので追跡。アクセルペダルにたれてます。


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アクセルペダルのピボットの上に水たまりが。


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どうもペダルのピボットの上の隙間からたれてるような・・・。ということは壁の向こうのヘッドライトのあたりか?。まあ、今回はここまで。まずベルトを張りましょう。


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運転席と助手席をポップアップ。


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どっちのベルトを軽く押しても3センチぐらいたわみます。


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まずクーラーコンプレッサーの固定ボルトを緩めてVベルトを外して摩耗具合を見てみます。


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やっぱりちょっと短いやつが必要かも。品番を確認しときます。スリップした分摩耗あり。


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オルターネーターの固定ボルトを緩めます。こっちは14mm。


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助手席側のボルトは12mm。


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Vリブドベルトをいっぱいに張ります。遊びは1センチぐらい。これ以上は調整代がなく、これでいっぱいです。


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クーラーベルトもいっぱいまで張りました。こっちももう張り代がありませんがなんとかOK。


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ついでに、3年前のオイル漏れ修理の結果確認。前から潜り込みます。


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オイルまみれだったATオイルパンは完全にドライ。


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エンジンとミッションをつなぐスティフナー。ここからエンジンオイルが盛大にたれてました。ここもカラッカラ状態です。エンジンリア側の修理は完璧でした。


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ところが、オイルシールを交換してオイル漏れは止まったはずのフロント側は明らかにオイルが漏れてます。


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オイルパンの継ぎ目からじゃないね。


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うーん、上の方からだね。カムカバーかなー。(右がオイルパン側。)。ひょっとしたら、ちゃんと打ち込み直さずに液体パッキン塗りまくったカムのプラグから漏れてるかも。


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あとこれも直さないといけません。コンクリにぶつけて潰れた、右前輪の前後位置を決める、テンションロッドの車体側受け。前回の車検はこのままサイドスリップ検査を通ったのでアライメントは狂ってないようです。


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まあ、叩いたぐらいではびくともしないし、幸いボルトオンで交換できる構造だったので中古のテンションロッドまるごと購入しました。(送料の方が高かった。計2500円ぐらい)


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今度ここの金具全部入れ替えます。(ロッドは前後位置を変えてはいけないのでそのまま使用。)


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ただベルトを張っただけですが、ドライブを兼ねてテスト飛行へ。スタート時オド141524km。午後2時です。

まずガソリンを補給。オド141526km。266km。159円X23.53リッター=3741円。リッター11.3km。


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家を出ていつもの国道420号線を設楽町方面へ。先日セローで走ってて気になった、古いコンクリート橋を見に行きます。まずは笠井嶋の落合橋。新城市と設楽町の境にあります。


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が、時すでに遅し。新しい橋がかかり古い橋は撤去されていました。向こうが新城市。

この国道420号線はずっと拡幅工事を行っていて(私が学生の頃は、未舗装区間あり、狭小の酷道だった覚えがあります。そして未だに完了してません)道の方は広がっていても、橋の拡幅は最後まで残っていました。そして私が知る限り最後まで残るであろう2個の橋のうち一つがここでした。


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ここ笠井嶋城というお城があるんですね。川が三叉に分かれてますが、右の川(当貝津川)の対岸へ渡る橋、ねーぞ。(ちなみにこの橋がかかってる支流には、地図上に名称がありません。)


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新しい橋も広いわけじゃないから古い橋があった左側にもう一本掛け直すんでしょうか。
*ひょっとしてこれって置いてあるだけの仮橋?。これも撤去してもっと広い橋を置くのかも。


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これって古い橋の橋脚だよなあ。水道橋も確か古い橋に沿っててような気がするし。橋脚の向きからすると確かに水道橋と平行に橋がかかっていたんだね。


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となりにあるこれはどう見ても新しい橋の受けだよね。


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橋の豊田市側に祠が。


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さて2個めの橋ですが、前後に駐車スペースがないので先の空き地に停めてちょっと歩いて戻ります。


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「2個のうち」と書きましたが実際に残っているこっちが本命です。「摩尼(まに)の霊水」といえば分かる人はわかると思います。


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地図ではこっちの「赤沢弁財天の霊水」となってました。


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県道365号線と国道420号線の交点にある古い橋です。橋の名前は「内貝津橋」。さっきの橋にはこういう看板がなかったのでやはり仮橋でしょう。


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川の名前は「粟島川」。小さな川ですが一級河川ですね。ここもT字型に川が合流してて、この右側に本流である当貝津川が手前から向こうへ流れてます。


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うーん、素敵。


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銘板がちゃんとありました。


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うーんなんて書いてある?。


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コントラストを上げて拡大。「うちかいつはし」と彫ってありました。


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反対側には建設年。


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こっちもコントラスト調整。「昭和二十八年三月」か?。


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反対側には漢字で「内貝津橋」。橋の名板の取付位置は、道路の起点(東京側)左側に漢字橋名、 終点右側にひらがな橋名を記載するらしいです。


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反対側には「粟島川」と川の名前が彫ってありました。


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この道、国道420号線といってますが実は国道473号線との共用です。


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バス停がある。ここバス路線だったのか。


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でも一日二本。生きてるのかこれ?。


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さて、古い橋を堪能したら当然新しい橋も堪能したいものです。なので令和2年に新たに架橋された橋を見に、愛知県の秘境、東栄町を目指します。国道420号線>国道257号線、県道389号線>稲目トンネル>県道32号線と南下していき鳳来寺山パークウェイを経て国道151号線へ。ここから北上して、東栄町から静岡県浜松市天竜区へ向かう、三遠南信自動車道の最新開通区間である、東栄IC<>浦川IC間を走ります。


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3km以上ある長大トンネル2個を抜け終点浦川ICから


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国道473号線を水窪方面へ。今いる国道474号線は以前は存在せず、ここは三叉路ではなくただの直線でした。当然この看板も三叉路になってから設置されたものです。この高速無料区間がない頃ここへ来るには、151号線を一旦北上して本郷から国道473号線に入って(上の看板の右側からこちらへ)南下するか、左の東栄駅から県道1号線(国道473号線との共用部分)でここまで来るかしかなかったのです。どっちも狭小路で大変な行程だった記憶が。ともかくこれの完成で、右折後、川を渡るとすぐ左へ分岐する県道1号線上にある佐久間ダム方面がすごく行きやすくなりました。(高速入り口は愛知県だったのにここはすでに静岡県です。)


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右に曲がって5分ほどで、今回の最終目的地到着です。


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川は天竜川


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橋の名前は原田橋です。


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竣工は令和2年3月。

実はこの橋は4代目で、2代目(吊り橋)と建設中の3代目が2015年に斜面の崩落に同時に巻き込まれ消失し、長い間天竜川の河原を渡る仮設橋で代用されてきて、令和2年にやっとこの橋が完成しました。(設置された仮設橋と河原の道路は最初普通自動車以外は通行できず、バイクは翌年まで対岸へ渡ることができませんでした。)つまり3代目の橋は完成すること無く落橋したので正式には3代目とは呼べないため、現在のこの橋が3代目?。



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渡った先に河原へ降りる道路が残ってたので左折して降りてみます。(写真は対岸から来た方を見たところ)


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これが昔の国道473号線かあ。


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ちょっと行くと左へのヘアピンカーブになっていてそこに右へ分岐があり、少し行くと不自然な位置にこんな看板があります。でもこの看板の対面には左下からくる道がありません。


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看板の対面にはこれが。そうです。ここに2代目の原田橋がかかっていたのです。


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なので向こう岸も同じようなものが。


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右側には橋の開通年が。昭和二十一(でいいよね)年五月・・・なんて読むんだこれ。しゅんこう?。あ、縦棒が3本なので「昭和三十一年」か。俺と同じ歳じゃん。


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川の反対側の道は通行不可になってました。これが元々の国道473号線で、この先で2代目の原田橋を渡って先程の対岸の道へ繋がってたわけですな。車を置いて歩くにはちょっと遠いのでパス。


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さあ急いで帰りましょう。ここまでこれてよかったー。橋から高速道路(国道474号線)の浦川ICまで350m。すぐです。(2016年の地図には左へ行く474号線は存在しません。つまりこの頃は473号線までしか国道がなかったのか?。そうでなきゃ2019年に開通した国道474号線(三遠南信自動車道の無料区間)が続き番号になるわけないよね)。当然ですが道がなかったのですからこの左折看板は昔は無く、ただの真っ直ぐの道だったわけです。(この国道473号線も平成になってから県道から昇格したので昭和時代にはありませんでした)


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国道151号線沿いでは三遠南信自動車道の未開通部分がちゃんと工事継続されていました。生きてるうちに通れるだろうか。(3枚目はやじろべえ方式での橋梁工事)
*あとで調べたらこの工事区間、(鳳来峡IC<>東栄IC間)は2025年には開通予定とのこと。開通すれば新東名のいなさJCTから三遠南信自動車道で直接浦川ICまでいけるわけか。それを通るのを希望にして頑張って生きましょう。


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完成している鳳来峡ICからの三遠南信自動車道の無料区間から新東名に載る事も考えましたが、下道で行っても大回りする高速道路と帰宅時間は同じなのでパス。


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18時帰宅。オド141696km。本日の走行170km/4時間。

ハイゼットは絶好調でした。シートが薄くおしりが痛いですけど。KS2の4輪版だわ。



原田橋までの片道記録です。復路は下の新城市街から大回り。(でも時短)


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車庫内で昭和59年の地図発見。市町村合併前でまだ国道473号線がありません。(当時は愛知県道7号線>現在7号線は知多半島にある)。矢印が原田橋です。当時の原田橋は静岡県道1号線(正式には長野愛知静岡県道・飯田富山佐久間線:3県で共用)の橋だったんですね。


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